佐々木将人@函館 です。

>From:kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp
>Date:2004/10/05 09:05:55 JST
>Message-ID:<041005180555.M0137178@sma.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp>
>
>税金で飼っていただくにふさわしい大学の先生の鑑だと
>思うけどね

私はそうは思いません。
「大学の先生として」税金で飼うのが許されるのは
・教育や研究の面で現に社会に貢献している
・教育や研究の面で高い確度で将来貢献するであろう
人であって
・教育や研究の面で過去に貢献した
にすぎない人は
表彰の上で御退場いただくべきです。

そう考えられているからこそ
国立大学には他の国家公務員と同様に定年制が導入された訳ですし
また独立行政法人化された訳です。

なお余談ですが
昔は許されたことでも今は許されなくなっているということは
認識しておく必要があります。
あるメーリングリストでずいぶん前に話題になったことですが
例えば大学や職場で自分の趣味のwebサイトを開いて公開したとする。
これは、インターネットに接続する人が特殊な人で
いわば一般社会とは隔絶していたのであれば
通った話かもしれません。
しかし今はインターネットに接続することは
(いわゆるデジタル弱者の問題はあるけど、とりあえずそれを棚上げすれば)
一般社会の一部を構成している普通のことになりました。
そうすると大学や職場の物を私用に使うことは許されないという
一般社会の倫理は同じように適用されることになります。

この前、某社の一般会社向けビデオを見ることがあったんだけど
「インターネット接続環境も会社が仕事のために設置したものだから
 私用に使うことは許されない」
と高らかに謳っておりました。
こういうビデオがあるあたり
実のところ「私用で使う」ことが結構ある訳なんだろうけどね。(笑)

ちなみにこのビデオで私が笑ってしまったのは
そういうコンピューターに関する教育が大事として
社員に教育を施す部署が
なんとビルの地下3階の窓がない劣悪な環境の部屋だったりしたこと。
たぶん演出側は警察の取調室を想定したんだろうけど
(実際ミスをした社員を取り調べ糾弾する形で進むんだけど)
……「そんな大事な仕事をする部署が地下3階かよ……」と。

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cal@nn.iij4u.or.jp  佐々木将人
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