佐々木将人@函館 です。

>From:ABE Keisuke <koabe@mcc.sst.ne.jp>
>Date:2003/07/09 22:55:57 JST
>Message-ID:<koabe-74DD78.22555709072003@news.fu-berlin.de>
>
>> 阿部さんは「公平」という言葉を非常に広い意味で使われているようです。
>> 「〜は公平である」と「〜は正しい状態にある(=問題ない)」とを
>> ほぼ同義に捉えられているように見えます。
>
>そうです。

その語法は非常に特殊。

>つまり、公平であるのだったら、「公平じゃない。不公平だ」
>というような人に対して説明がつくだろうと思っていたのです。

で、説明をつける必要があるの?

>一つには、確かに取り締まりが行われれば誰もが取り締まられる
>としても、取り締まられる率が100%でない限り、意図していない
>としても、取り締まられる人と取り締まられない人が存在して
>しまうわけです。そこで、取り締まられる人と取り締まられない人
>の差というか、違いというかは、どのように考えればいいのかが
>消化できていません。

捕まらない人がいること自体を問題にするのは
私は極端な議論で採用できないと思います。
(理由は既述。)

>つまり、10%というのは、法が、10人に1人にしか適用されて
>いない。本来誰にでも適用されるべき法が、(誰かを意図的に
>選んだのではないとはいえ)ほとんどの人が適用される人が
>適用されていないというのは不公平なのではないか。誰にでも
>適用されるという公平な状態にしなければいけない(ここでの
>公平は、私がこれまで思ってきた、誰にでも適用されるという
>公平としています)。

公平の判断基準を比率だけに求めている時点で誤り。

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