こんにちは。早川といいます。
今月号の数セミを読んでいて、とても気になった内容がありました。
(おそらく初歩的なモノ..)

下記 2003/6号 p.41からの引用です。
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 Nに・に関する逆元を付け加えると、非負の有理数の全体Q+になる。・に関し
ては可換群、+に関しては単位的可換半群、だが、可換環ではない。分配律が成
り立たないからだ。可換群になっている演算の方で分配しないといけないので、
  x + (yz) = (x + y)・(x + z)
が要求される。が、これは成り立たない。
>>

分配律は可換群になっている演算の方で分配する、というのは定理に
含まれているのでしょうか?
(それとも自明??)
調べてもそれらしい情報が見つけられませんでした。


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Shinya Hayakawa <tetryl@tokyoprogrammer.com>