特定の波長の音さを鳴らして、その音を聞きながら脳波を測ると、とっても活性化するそうです。
・・・音角の原理?


マジレン 第28話 「永遠に…〜ジルマ・マジ・マジ・マジーネ〜 」です。
呪文が長いよ・・・。

○湖畔の東屋で、竪琴を奏でながら美しい声で歌う女性。
釣り人が声に惹かれてやってきた。
その時、足元のロウソクの炎が風で消され、彼女の背後から伸びた帯が釣り人に巻きついて・・・。

命のロウソクか?

○翼が朝のロードワークで森を通ると、歌声が聞こえる。
走るのをやめて森の奥へ入っていくと、例の東屋が見えた。

何気なく書いたが、彼女の名前はレイ。レイの東屋・・・。

歌っている女性に目を奪われる翼。
彼が近づいていくと、足元にたむろしていた土鳩が一斉に飛び上がる。
そのうちの一羽が東屋に突っ込み、驚いた女性は竪琴の弦を切ってしまった。
駆け寄って、彼女の指を調べる翼。
「よかった。なんともなってない」黄

もしもなんかなってたら、翼が怪しげな薬を調合して・・・。

「・・・暖かい」レイ
我に返って、あわてて手を引っ込める。
「つ〜か、君の手が冷たすぎだよ。氷みたいだぜ」黄
「・・・」レイ
「俺、翼。どうしてこんなとこで歌ってんの?」黄
「・・・あたしには、歌しかないの」レイ
その時、風が吹き抜け、ロウソクを消す。
泡立つ水面!
「ここにいてはいけない。早く逃げて!」レイ
「?」黄
水中から何かが東屋に迫る!
突然走り出す女性。
「あ、ちょっと!」黄
追いかける翼。
だが、森の中で見失った。

○魔法部屋に戻っても、彼女のことが頭から離れず、みんなの話が聞こえてない翼。
魔法110番に、行方不明の捜索願が多数寄せられている。
ヒカル先生の推理では、敵は冥獣人セイレーン。
砂漠のオアシスの地下の泉で行水して、若いパイロットをたぶらかそうと・・・もとい、 

美しい歌声で人々を誘い、餌食にするという・・・。
翼はテーブルの上においてある雑誌に目を留めた。
『間宮レイ 突然死の謎を探る!!』
写真の女性は、さっきの東屋の・・・。
「あ、それ芳香載ってるの!モデルやったんだ〜。これこれ!!」桃

『どれもおいしくて大マンゾク!』
秋刀魚塩焼き定食・サンマ餃子・サンママン・・・。
秋の味覚特集ですか?

それは置いといて・・・、さっきのページに戻す。
「この人は?」黄
「ああ。間宮レイね」桃
実力派女性アーティスト。なんと、蒔人まで知ってるとは・・・。
「突然死?!」黄
彼女の手が冷たかった訳・・・。
蒔人の指示を無視して、飛び出していく翼。

○「魅惑の歌?」ナイ「それならあたしたちだって!」メア
アカペラで歌い始める二人。
「Shut up!!あんたたちのは、ただのお歌でしょ!」メー

「しゃら〜ぷ」って柔らかく言うと、「うっそ〜」みたいな意味になるらしい。
ただし、若年層向け。

虐殺の歌姫の異名を取るセイレーンのネリエスの歌声は、破壊兵器だそうだ。

「お〜れぇはジャイア〜ン!!」(違)

「だが、ネリエスは先の暗黒谷の決戦で、天空聖者に喉を潰されたと聞いたが?」騎
なんだか最近、働かない用心棒の様相を呈してきたウルザード。
メーミィの言い草では、すでに復活の手立てを打っていると・・・。

○翼の手のぬくもりを思い出すレイちゃん。
そこへ彼が戻ってくるのが見えた。
「翼!」レイ
その時、ネリエスが放った帯(触手なんですって)が彼女の首に巻きついた!
「あなたさっき、あたくしの獲物・・・逃がさなかった?」練餌
翼がこちらへやってくる。
『ダメ!来てはいけない!』レイ
ネリエスの手を振り解き、竹林の方へ飛んでいくレイちゃん。
だが、彼女の首に巻かれたリングが激痛を与え、墜落させた。
「あたくしの喉が治るまで、代わりにあなたが歌うの。
人間どもを惑わし、おびき寄せる魔性の歌を、この虜のハープでね!」練餌

ネリエスさん、巨乳なんだけど、ゴチャゴチャ付きすぎてわかりにくい。

○誰もいない東屋。
「間宮・・・レイ・・・ん?」黄
マージフォンに冥獣反応!

○水辺ということで、川・池・海を捜索していた兄弟たちも、現場へ向かう。

魁あたりが、勘違いして銭湯なんかに行ってたり・・・しなかったか。

○竹林の中で歌うレイ・・・。
たくさんの人々が、歌声に惹かれてやってくる・・・。
「フッフッフッ。これだけの魂を食べちゃえば、あたくしの喉も直るはず」練餌
早速人々に向けて帯を飛ばすネリエス!
間一髪、銃撃で帯を断ち切るマジシャイン!
「インフェルシア!!」蛙
レイちゃんにマジランプバスターを向ける!
だがその時、彼女の前に翼が立ちはだかった!
「翼!」レイ
ピンクたちも、彼女が間宮レイであると気づいた。
翼は彼女に向き直り、訊ねる。
「どういうことなんだ?」黄
「あたし・・・」レイ
「あたくし、礼儀をわきまえぬ者を見ると、虫唾が走ってじっとしていられませんの!!」練餌

だからシロッコの元に走ったのか!?(違)

メーミィの呪文が、ネリエスを巨大化させる。
翼はレイちゃんを安全なところへ。
残ったグリーンたちは、マジマジンへ!
イエローがいないので、マジキングにもドラゴンにもなれない。
先週に続いて、マジレンジャーボールだ。
ガルーダのポジションにトラベリオンが入り、フェニックスへパス!
だが、必殺シュートも全く効果なし。
ビームでマジマジンたちを牽制し、姿を消すネリエス。

○採石場までレイちゃんを連れてきた翼。
「・・・やっぱり冷たいんだな・・・君の手」黄
「だって・・・本当のわたしはもう・・・この世にはいない」レイ
彼女はネリエスに殺害され、魂を囚われてネリエスの代わりに歌を歌わされる。
「そんな歌・・・歌いたくない!」レイ
翼はレイちゃんの手を握り・・・。
「言ってたよな。私には歌しか無いって。
だったら、俺のために歌ってくれないか?」黄
「え?」レイ
「聴きたいんだ。本当の君の歌を」黄
「つばさ!」レイ
ではリクエストにお応えして。

抱きしめたぬくもりは、永遠にこの手で触れていたい・・・。

レイちゃんの手に四葉のクローバーを握らせ、手を開くとそれが蝶に変わる。
大きな木下で、翼に寄り添って歌う・・・。
「ありがとう・・・」黄
「このまま、時が停まってくれたらいいのに・・・」レイ
「・・・」黄

二人のところへ、ヒカル先生たちがやってきた。
「彼女の魂をセイレーンから開放し、本来行くべきところに行かせてあげよう。
僕の魔法なら、それができる」蛙

お前は坊さんか?

「待ってくれ!」黄
「翼、そうすることが本当に彼女にとって、いいことだと思うか?」蛙

このままだと、彼女は「狼男アメリカン」のジャックのように・・・(嘘)。

「そんなのわかんねぇよ!でも、でも、俺!」黄
翼が迷っていると、またセイレーンの帯がレイを捉え、引き離す!!
「翼!!」レイ
「レイ!」黄

○「あなたのための歌は、もう歌わない!!」レイ
業を煮やしたネリエスは、彼女を喉の薬として吸収してしまった!!
「あたくしの死滅の歌を聴いた時、地上の人間どもは全滅する!!」練餌
「ふざけるな!んなことさせるか!!」黄
変身!

「俺の歌を聴きやがれ!」熱気・・・(違)

音撃・・・もとい、歌攻撃で、マジレンジャーを吹っ飛ばすネリエス!
「冥獣人に取り込まれし魂を、救いたまえ!!」黄
以前冥獣スペクターをプチ江里子から追い出した時の魔法を応用してみる。
が、残念ながら、効果なし。
「この女は溶けちゃったから、いくら魔法でももうどうすることもできなくってよ!!」練餌
バンキュリアが出現し、マジシャインたちを足止めする。
歌攻撃に阻まれても諦めず、魔法をかけ続けるイエロー!
「俺は・・・俺は!絶対に、レイを救い出すんだ!!」黄
見かねたマジシャインが叫ぶ。
「もう止せ翼!彼女は完全に吸収されてしまった!もう彼女はいないんだ!!」蛙
ネリエス必殺の歌攻撃を浴び、変身が解ける翼。
「レーイ!!」黄
仁王立ちになった翼に、新たな呪文が送られた。
「魔法よ、レイに届け!!」黄
先ほどの魔法をグレードアップした呪文だ。
『翼!』レイ
レイの首のリングが消え、ネリエスの体から飛び出した!
「レイ!」黄

「最後まで諦めずに彼女を助けようとした、翼の勇気にスペシャルな魔法が応えたというのか!?」蛙

抱き合うレイと翼。
「よし、今だみんな!」蛙
4人のマジレンジャーと、マジシャインの合体技!
「ワンダフル・シャイニング・スター!!」赤・桃・青・緑・蛙
粉々になるネリエス。

スモーキーがいるから、ニャンダフル・シャイニング・スターでは?

「・・・これで四底王は残り二人。
だが、五色の魔法使いたち、本当の試練はこれからだ」騎
戦いをも守っていたウルザード。
「その通り!」賢者
そこへブルラテスが現れて、ネリエスの妖気を回収していく・・・。
「ネリエス。おぬしの無念、しかとこのブルラテスが・・・受け取ったぞい」賢者

魔法力が無いはずのウルザードが、なんでホイホイ地上に来られるんだろう?

○「ずっと一緒にいよう、レイ・・・」黄
「ありがとう翼・・・。うれしいわ。・・・でも、あなたには未来がある。
あたしといてはダメ・・・。生きて翼!あたしの分まで・・・強く!」レイ
「レイ・・・」黄
「幽霊になっても、涙って出るんだね・・・」レイ
レイを抱きしめる翼・・・。
「最後の歌が、あなたのために歌えてよかった・・・」レイ
彼女は翼の両腕をすり抜け、光となって天に昇って行った・・・。
「レーイ!!」黄
いつまでも天を見上げている翼・・・。

『翼の強い想いが、僕も想像し得なかった奇跡を起こした。
彼もまた、新たな伝説を作る魔法使いの一人なんだ』蛙


ここしばらく、伝説の魔法使い編というか、いい話が続いてますね。
来週はどうだか知らないけど・・・(かなり不安)。



仮面ライダー響鬼 「三十一之巻 超える父」です。
ウルトラの父(違)

○アバンタイトル
さいたまスーパーアリーナを炎で染めながら、火車に突っ込んでいく響鬼!

「あれは・・・」
京介の脳裏には、火事の現場が・・・。
かなり延焼が進み、一階二階とも火の海だ。
「中に子供がいるんです!助けてください!!」
消防士に懇願する母親。
炎の中に飛び込んでいく消防士!
「桐矢さーん!!」
そうか、彼が京介の・・・。
「父さん・・・」

隠し子疑惑は晴れましたね。

枹で火車を連打する響鬼!
火炎放射で牽制され、枹を片方奪われた。
火車が投げ捨てた枹を、意を決して取りに行く明日夢!
「ヒビキさん!!」
枹を投げ、響鬼が受け取る。
「サンキュー少年!」
響鬼の猛攻に、逃走する火車。
響鬼・威吹鬼、そしてあきらちゃんが追跡に移る。
走り去る響鬼たちを見送る京介・・・。

○オープニング
先週シロフォンか?って書いたこの楽器、なんでしょうね。鉄琴かな?
デパートの館内放送の前に使う奴みたいな音ですよね。
後半は久々のサックスバージョン。

○街
先週の続きで、明日夢を送って行く京介。
明日夢は京介に、さっきのことは口外しないようお願い。
「そんなことより、君に謝りたいことがある。
君のこと、つまらない奴だって言ったことさ。
俺の勘違いだったみたいだ。
どうやら、長い付き合いになりそうだ。君とは・・・」
「?」

火車を追う響鬼たちだったが、結局見失った。
「しかし、妙だなぁ」
「ええ。童子と姫も、全く姿を見せないんです」
「とにかく、僕らは引き続き魔化魍を追ってみますから、
ヒビキさんはたちばなのお店の方、手伝ってあげてください」
「ちょっと!仲間はずれ?!」
おやっさんたちが寝込んでいることは、周知の事実。

○城南高校
京介は、ひとみちゃんに目をつけた。
上手く丸め込んで、ヒビキのことを聞き出そうとする・・・。

○安達家
明日夢が帰ってくると、京介が尋ねてきていた。
「どうやら、君には何の秘密もないようだな」
部屋の主がいない間に、家捜ししたのか?
「・・・君もあの人たちの仲間かと思ってたけど、違うみたいだね」
「・・・」
「君はあのヒビキさんとか言う人と、それほど親しいわけじゃない。だろ?」
「そんなこと無いよ」
「じゃあ、一緒に戦っているのか?」
「違うけど・・・」
「だろ?中途半端なんだ、君は」
「そんなこと言われたって・・・」
今度は突然、父親の話を持ち出す。
「会ってるのかい?」
「いや、会ってないけど」
京介は父親と死別したので、永遠に父親を乗り越えることができないのが悔しいと。
「男は父親を越えることで強くなるもんだ。
逃げてるんじゃないのか、君は?
そんな奴が、ヒビキさんに近づけるわけが無い」

屁理屈じゃないか?
自分は父親を乗り越えられないから、弱くてもいいんだ、と言ってるように聞こえなくも無い。

夕食の時間、明日夢はママに、離婚の原因について尋ねた。
「・・・お互い、一生懸命すぎたのかな。
一生懸命も度が過ぎると、周りが見えなくなっちゃうんだよね。
あの人にも、あたしにもやりたい事があって、それでお互い見失っちゃったって感じかな」
結局明日夢には理解できなかった。
「会いに行って、いいかな?」
ママは後ろを向いたまま、明日夢に住所を書いたメモを渡した。

○帝釈天
明日夢は、今日の出来事をヒビキに相談した。
「俺はその友達の言ってることも、理解できるから。
少年はさ、まあお袋さんの気持ちを盾にして、親父さんに会うのを避けてきた。
そんなとこかな。ま、これは俺の勘だけどね」
「・・・そうかも知れないです。よくわかんないんですけど・・・」
「少年、思い切って会ってみれば?
自分の目で確かめて、現実を見れば、なんか新しい答が見つかるって」
「・・・」
「考えて迷うなら、行動するしかないだろう」
「・・・はい」

源さんみたいなことを・・・。

○魔化魍屋敷
ボコボコ沸騰するデシケータの中には、相変わらず髪の毛。
「新しい魔化魍は、うまく動いてるみたいね」
「うん。もうすぐこいつらも完成する」
デシケータの中から、手が・・・。

○甘味処たちばな
京介が現れた。
店番はヒビキ一人。
実物のヒビキを見て、拍子抜けする京介。
「で、何の用?あ〜わかった。少年の友達だ」
「そんなことよりヒビキさん!俺と勝負してください!」
「勝負って・・・何の?」
「何でもいい!俺はあなたを乗り越えたいんです!」
ヒビキは仕事中だから、客じゃないなら帰って勉強しなさいと告げる。
「じゃあ、みたらし団子お願いします!」
あくまで食い下がる。

○住宅街
背後にマンションがそびえる、新興住宅地。
明日夢はママに貰ったメモを頼りに、パパを訪ねて三千里。
着いた。
パパの苗字は「片岡」。
インターフォンを押すが、反応が無い。
隣のおばさんが、片岡さんは仕事で留守だと教えてくれた。
片岡さんのご主人はいい人で、犬小屋を作ってくれてるが、忙しくてまだ作りかけ。

○甘味処たちばな
ヒビキが戻ってきた。
「ねえねえねえねえ、これさあ、ちょっと食べてみない?
限定商品なんだけどさ、黍団子・紅って言うんだ」

黍団子に、なにやら赤い粉が・・・。辛そう。

「俺の頼んだのはみたらし団子であって、黍団子ではありません!」
どんな訳があるのか、あくまで黍団子・紅を押すヒビキ。
京介は徹底拒否。
そこへ常連さんが二人来たので、黍団子・紅はそっちへ。

○東和建設
パパが出社していることを知った明日夢は、会社に押しかけた。
残念ながら、パパは現場へ出ているそうだ。
受付では場所を教えてくれなかったが、出てきた社員がパパの噂話をしながら通ったので、尾行作戦に切り替え。

なかなかの行動力。
さすがは外房から小湊鐵道で帰っただけのことはある。

○甘味処たちばな
レジスターの操作に悪戦苦闘するヒビキ。
見かねた京介が手を伸ばし、チャッチャと片付ける。
「・・・今、どうやってやったの?教えて!」
香須実さんが嘆く。
「ヒビキさん!お客さんに聞いてる場合じゃないでしょ!もう、しっかりしてよぉ」
手伝いを申し出る京介。

○街
ディスクを使って探索中のイブキたち。
「イブキさん、当たりです」
「どの辺?」
「それが、意外と近いみたいで・・・!」
二人の頭上、髪が燃えそうな高さを、火車が通過した!!
変身し、あきらちゃんから烈風を受け取って迎撃体制の威吹鬼!
銃撃を喰らって、逃走する火車!

○建設現場
社員を尾行して、到着した現場でパパのことを尋ねると、過労で倒れて病院へ運ばれたと言う。
今度は病院へ。

○甘味処たちばな
黍団子の箱詰めをしているヒビキ。
箱の中に入れるはずが・・・ちゃぶ台の上に落とす。
ヒビキの不器用ぶりに、ますます幻滅の京介。

二人が風邪で寝ている部屋で、売り物の食品扱ってていいのか!!
保健所に訴えてやる!

○新しらおか病院
病院に着いた明日夢。
さっきの社員が、治療費の支払いをしている。
もう一人の社員が、パパはレストランに向かったと知らせる。

「君の名は」ごっこをやってる場合か!

「・・・家族と食事の約束があるからって、医者の言うことも聴かずに飛び出して行っちゃうんだから、
不死身だよな、本当・・・」
「それだけ、家族のことを大切に思ってるって事ですかね?」
立ち聞きしていた明日夢は、思い切って二人に聞いてみた。
「あの・・・そのレストランって、どこかわかります?」

どこの馬の骨とも知れんガキに教えられるか。

○街
威吹鬼を待ち伏せ、戦闘態勢に入る火車!
マグナム鬼石も、全く効果なし。

○甘味処たちばな
やっと箱詰めが終わって、今度は梱包。
テープ使いすぎ。
「おやっさんも日菜佳も、早く好くなってくださいよ・・・」
「あら、鬼の目にも涙って事ですね」
「日菜佳、意味が違う」
そこへ香須実さんが飛び込んできた。
「今あきらから連絡があって、火車を見つけたって!」
「!行ってきます。シュッ!」〆

凱火號で、単独出動!
店番をしていた京介も、あわてて後を追う!

○レストラン
窓から覗くと、パパが今の家族と食事中。
とても前妻の子が入っていける状況じゃない・・・。
店を後にする明日夢。

○街
強烈な火炎に、手も足も出ない威吹鬼。
そこへヒビキ、颯爽と登場!
京介もタクシーで追いついた。

一気に紅まで変身!

○住宅街
パパの家まで戻った明日夢は、隣の家のインターフォンを押す。
「あの、お願いがあるんですけど!
犬小屋を作らせてもらえないでしょうか?」

必要な部品と一緒に、道具も一式庭に置いてあった。

○街
響鬼の戦いを見守る京介。

格闘で敵わないと見るや、車輪状態になって走り回る火車!
だが、結局枹で叩き落された。
「行くぜ、灼熱真紅の形!!」
一撃で吹き飛ぶ火車!
「よし。気分爽快」

○住宅街
暗くなるまでに色も塗って、ネームプレートもつけて、犬小屋が完成していた。

○街
トボトボ歩いている明日夢の後ろから、タクシーが近づいてきた。
「よ!送っていくよ。只でいいからさ」
ママだ。

「・・・」
乗り込んでも、無言の明日夢。
「どう?会えた?」
「・・・会えなかった。
会えなかったけど、・・・会えたって言うか・・・」
「そうなんだ」
「・・・ねえ母さん、俺、父さんのこと好きでいていいのかな?」
「あったり前でしょう!あたしが惚れた男なんだからねぇ!」
母子に笑顔が戻った。
これからお食事だ。

同じ頃、京介は・・・。
「響鬼か。お前はいずれ、俺の物になる。・・・必ず」

何でも欲しがる京ちゃんは・・・。


次週はなんと、布施 明 御大が登場!・・・キ○ガイ博士役(違)。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
アットマークの前にアルファベット小文字でタイプRと加えてください。