《おれらの大将はダチョウ》

もういい加減にしてほしい。

またまた?

ダチョウを決め込もうとしているじゃないか。
危険が通り過ぎるまで、砂漠の砂に頭を隠して逃げておこうとしている。

わ~~っと論議が沸き立つと?
もうおたおた。
トーンダウンし、ぺシャットなりつつある。

世間知らずで、世界のやり方がわからず、とにかく逃げようとしている。

うちの大将はダチョウだあ。
やってられない。

こんな臆病なダチョウみたいなのが、「国の防衛のために命をささげてほしい」などと、
立派なことを言っても、誰も信用しないだろう。


《世界標準の行動で乗り切れ》

この際、良いチャンスとすべき。

世界がこんなときにやるやり方で、乗り切るべきだ。
ちょうど良い。

アメリカのスカートに隠れていれば済んでいた戦後外交を、いつまでもやっているわけには行かないのだ。

世界のやり方を適応し、外交に新機軸を打ち出すチャンスだ。


国内政治は日本のやり方でやるとして、外交は世界のやり方でやらないでどうする。
相手を研究し、みんながやっているやり方にすべきは当たり前だ。

世界標準の行動で乗り切るべきだ。