《軍事的に核下である限り、1級国家とはなりえない。》

「非核3原則を永久に放棄します」
「戦後体制を高らかに歌い上げた安部総理」の口からこれを聞いたときには耳を疑った。
いうことが逆行している。
左翼運動激しかりし、1975年NPT体制を批准したころに逆戻りじゃないか。
米英から2級国家を押し付けられた戦後体制を「強化し継続する」と宣言したも同然だ。

もしくは?
「永遠に脱却しません」と宣言した と同じだ。

第1級国家を少しでも目指してこそ、「戦後体制から脱却している」といえる。
いきなりは無理として、徐々に目指してこそ「戦後体制からの船出」というにふさわしい。

それがなんと?
アメリカが そうしようとした「日本の2級国家化」を継続するというのだ。

軍事的な格下が1級国家であるはずもない。
いくらサミットに呼ばれたといっても?
軍事的に核下である限り、1級国家とはなりえない。

まさに?
もはやこれで、日本の第二流国家は決まる?
今後半世紀は2級国家が固定化する。
(軍事的に格下で、1級国家などありえない。)

じゃ、戦後体制の未来永劫の継続だ。

何が戦後体制からの脱却だ。



《外交を忘れた井戸の中の蛙の政治》

また?
いつものように?
井戸の中の陣取り合戦が激しく、国際政治を敗北した。
やってることが、まさに戦後体制だ。

政治の本質が国際化しておらず、アメリカの保護に依存し?
国内政治しか眼中にない、じゃないか。

何が戦後体制からの脱却だ?
政治の体質が 戦後体制真っ只中から 一歩も抜けていない。