私は（特に強固な反日感情の持ち主を除き）朝鮮人一般に対して差別感情も無ければ、嫌悪感も憎悪感も持っていない。しかしこの事と、金正日チンピラ政権を容認する事とは、全く別次元の話だ。このチンピラ政権に対しては、我が国に多大な悪影響を直接的に及ぼす意味において、ブッシュ極道政権以上にその存在価値を認めない。

他国に土足で踏み込んで一般市民を拉致するという言語道断な行為も然ることながら、私がこの政権を何としても容認しがたい最大の理由は、このチンピラ政権のしでかす数々の悪事、悪巧みが、我が国に俄か愛国者と言う偏狭で排他的なバカウヨを増殖させ、安倍極右ファシスト政権を誕生させた温床となって来たからだ。このチンピラ政権の一挙手一投足が、我が国を右へ右へと向かわせ、再び破局の道へ引きずり込もうとする原動力となっているからだ。

ichiro,s のメッセージ:

> 北朝鮮の崩壊を願う勢力がどの程度のものかは知らないが、
> この問題はそんなに簡単なものではない。

私は誰よりもこのチンピラ政権の（自然）崩壊を望む一員だが、この問題がそう簡単で無い事は同意する。

> 米国にとっては、北の崩壊は痛くも痒くもない。だから強く出る。

これに関しても特に異存は無い。

> しかし韓国・中国・ロシアそして日本にとっては重且つ大なる問題を引き起こす。
> 北が崩壊するなら少なく見積もって数百万人もの大規模難民が発生する。
> 彼等はまず韓国に雪崩をうち、次いで中国・ロシアに波及する。
> 次に舟艇に乗り込み、日本海沿岸に押し寄せる。その数ざっと数十万。
> 舟が不足すれば、あちこちの闇商人が暗躍する。
> 日本及びその周辺は、東洋のパレスチナに大変貌し、無秩序地域となる。
> 日本の政治は数十年間或いはそれ以上もの期間にわたり、そのことに振り回される。
> かかる目に遭って初めて日本人は、ああ、あのとき、ほかに執るべき手段が
> なかったのかと後悔する。（いつものことだが......）

このシナリオ通りとなるかどうかは疑わしいが、仮にそうだとしても、この種の無秩序ならば、私は何の躊躇いも無く受け入れる。かつての帝国日本同様、このチンピラ政権が自暴自棄となって、暴発する危機、この暴発により我が国に核ミサイルが飛来する危機、我が国の原発が北の工作員に爆破される危機、我が国の主要都市に北の工作員が生物化学兵器を大量に散布する危機に比べたら、この程度の無秩序の発生など取るに足らない事態ではないか。

> 例え如何なる国であるにせよ軽々しく近隣国
>を崩壊させれば、その波をかぶるのは自分の国であることを忘れてはならない。

私が北朝鮮崩壊を望む理由は既に書いたが、どちらがより最悪の事態を我が国に及ぼすかを比較考量した上の話だ。より少ない被害で済む方法を望むのは理の当然。

> 政変に導くのは、軟着陸できる見込みがある場合に限られる。日本の場合、
> シチュエーションを異にする米国に追従することには特に慎重でなければならない。

米国に追従すれば、何れこの国を軍事的に葬り去ろうという事になるであろうから、これは最悪のシナリオだ。しかしこのまま手を拱いていて、このチンピラが改心するとも思われない。では我が国として何をなすべきか。それはこの政権を自然崩壊に導くのだ。貴殿は北朝鮮崩壊による難民の大量流出を恐れているが、難民の大量流出を寧ろ起爆剤として、この政権を崩壊に追い込むのだ。これは東ヨーロッパの共産党政権崩壊で既に経験済みだ。それと同じ状況を北朝鮮にも人為的に作り出すのだ。この国が蛻の殻となってしまえば、どんな独裁者も政権の維持は出来なくなる。

この大量難民流出促進策に、日中の協力は欠かせない。（その意味で、安倍バカボン政権がこの国に存続する限り、このシナリオが実現する可能性は殆ど無い。）中朝国境沿いの中国側に大難民キャンプを、中国政府の了解を得た上で日本政府が立ち上げる必要があるからだ。（韓国側にも出来れば良いが、軍事境界線上には、大量の地雷が敷設されているから難しいだろう。）