六者協議の合意を大きな一歩を評価する政府と小さな一歩を踏み出したとする国。
 銃を突きつけられて、且つ人質を取られて、要求されたものを差し出す。
 それでも、話し合いの第一歩に踏み出したと評価する国。
 確かに、人類が月に記した足跡は、未知への大きな一歩でもあり、僅かな歩みでもあった。
 未知への対応、基本姿勢を堅実に且つ慎重に保つしか無いだろう。

 核保有国は攻撃されないと思い込んでいる指導者は国民が飢餓に苦しんでも平気だろうし、偽ドルも作り続けるだろう。
 僅か5万トンの重油で満面の笑みを浮かべること自体、逼迫した状況を映し出している。
 5万トンの重油代金は国としては非常に少ない額で、どの国でも単独で引き受ける事は容易い量だろう。
 個人でも負担できる人がいるかも知れない。
 今回は中国の北に対する無償援助の肩代わりを少しした程度だろう。
 北の対応を見るには良い機会と思う。

 何れ崩壊する国の体制を維持する事に協力する程馬鹿げた仲間にならなくて良かった。