国民負担率の推移↓をよく見るべきだ。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/siryou/sy1801n.htm


過去20年間?
国民負担率は40%をどうしても超えられないでいる。

「このあたりが限界」
もはや誰の目にも明らかだ。


≪金持ちは自腹にするしかない。≫

税金が取れない。
が?
社会保障費はどんどん増える。
借金も積もりあがりこれも限界だ。

どうすればいいか?

国に金がないなら、国民は自腹にするしかない。
貧乏人は払えない。
金持ちから自腹で払わせるべきだ。

金持ちは自腹にするしかない。
自腹=民間保険の利用だ。

保険税は支払うから、名目上、「国民皆保険は変更しないでよい」

こうするしかないことは誰にでもわかる。


≪官僚がアリの一穴を阻止≫

金持ちは自腹で払う。
金持ちは民間保険を利用する。

もちろん官僚たちはわかりすぎるほどわかっている。
が?
アリの一穴だ。

こういう自由化制度にちょっとでもしてしまうと?
民間産業が育ち、市場開放圧力が常にかかることになる。

官僚事業は縮小の一途をたどることになる。

だからアリの一穴を絶対阻止するのだ。


《形式的平等は保たれる》

市場開放につながる改革は絶対させない。

いろんな理屈をつけて拒否する。

たとえば?

医療で金持ちに民間保険を利用させると?
「平等が壊される」
などという。

混合診療を進めればそうなるが?
医療価格統制を維持すれば、民間保険だろうと、国の医療保険だろうと懸かる費用は同じだ。

形式的には平等性は保たれる。(悪平等のきわみだが)

官僚が医療保険の市場開放に反対する正当性はどこにもない。


さっさと、金持ちは手術以外自腹にせよ。