Re: それは、ちょっと、無責任。
軍人は、軍人年金をもらっている。遺族も遺族年金をもらっている。
しかし、民間の犠牲者は名も無くなくなり、殺され損。
戦争責任など、本当はどの国も取れはしない。軍人に年金払ったくらいで責任
とったというのは国家社会主義の常套手段。
結局戦争で救済された人間はいない。
もし勝っていたなら、戦争で殺された市民は報われたか?やはり無縁仏の山で
ある。軍階級は戦死者に金を払っても、市民、国民は名も無く殺され、蒸発し
ているのみ。
日本の財閥はさぞかし潤っていただろうが、こんなものは負けても潤ってい
る。蓄積した資本に本当は戦勝も敗戦もない。資本は、敵の資本を丸呑みする
ことはできない。資本は金銭のみではなく、延焼して消失した物理的資産とは
別に、隠匿した資産や人脈やノウハウや形無き資産が大きい。金融資本と人を
集めればゼロの形から有形を形作るのは朝飯前。戦後の日本の財閥を観れば分
かる。
米国はイラクの資本を飲み込んだ。米国は、中国の資本を飲み込む腹である。
わが国の資産は巨大企業を見れば分かるとおりすでに外資に飲み込まれてい
る。資本は死なない。死ぬのは人間である。それも名も無き市民が蒸発するの
が戦争である。責任など、古今東西、名も無き市民に対して取った国は無い。
取れるものではない。
では、戦争は無駄のまま市民的には終わるのかというとそうでもない。
敗戦により獲得した市民権、日本国憲法により、多くの戦後日本人は恩恵を受
けてきた。敗戦革命の恩恵は戦後の国民が享受してきたのである。この多大な
犠牲のおかげで。犠牲への感謝があるとするなら、国家社会主義を守ろうとし
た軍人にたいしてではなく、すべての名も無き戦争犠牲者に対して、国家社会
主義をおかげで打倒できましたという感謝である。その打倒の証が日本国憲法
なのである。国家社会主義の守護神靖国神社に対しての感謝などでは断じてな
い。
責任など誰も取れない戦争であるからこそ、
庶民は戦争を回避しなければならないのである。命の尊さをなにも繰り返し繰
り返し、戦火で蒸発する人間の数を膨らませることで気づく必要は無い。
日本国憲法に染み込んでいる名も無き犠牲者の無念さ、未来に託した平和への
願いを、国家社会主義の亡霊によりまたしても抹殺されるような愚行を演じて
はならないはず。日本人であるからこそ、名も無き犠牲者へ哀悼の念を、日本
人の誇りとして受け継いでいくべき。責任論とは次元の異なる話であるが、今
の日本人にもっとも欠落している、最も重要な認識でしょう。
耐性菌さんの<edec07$r84$1@news511.nifty.com>から
>勿論、強力なる、戦勝国は、許しません。
>問題は、個々の非力なる人間の戦災認定。
>挙証責任転嫁、時効援用、更に革命なら、切り捨て、御免。
>
>"Google-100" <google-100@hotmail.co.jp> wrote in message
>news:rkxKg.4124$lq.1595@newsread1.mlpsca01.us.to.verio.net...
>> 耐性菌さんの<eddue5$7qr$1@news511.nifty.com>から
>>>その戦争の責任、その革命後の国家あるいは政府には、全く、ありません。
>>>それこそ、そうした詭弁を弄する、官僚が、必ず、居るから。
>>>
>>
>> 革命後の国家の対外国に対する賠償責任、つまり、日本国が継続しているとい
>> う意味での賠償責任は免れないでしょう。日本国の責任は存在するという認識
>> ですが。
>>
>> さらに、戦争責任者を日本国が議論し、政府の判断を政治的に下すことも可能
>> でしょう。これは、厳しくする必要があるでしょう。当然、天皇の責任は事実
>> としてあると思いますね。当時の、軍部も、翼賛会の議員も。責任の無い大物
>> は牢屋にいるでしょうから牢屋に入ってない大物は全員戦争責任があるでしょ
>> う。
>>
>>
>>
>>
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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