たかつです。

MS-DOS 標準のパーティション管理ツール「FDISK」では、パーティション作成
については、基本と拡張はそれぞれ1つだけ(計最大5パーティション)に制限
されますが、別のツールや別のOSなどで基本パーティションを2つ以上確保
しておけば、MS-DOS からでも 複数の基本パーティションを認識します。
(これは、今 VMware を使って実際に確認しました。)


仕様上の話では、IBM PC のパーティションテーブルは4分木構造になっていて
どんどん枝を伸ばしてパーティション数を増やすことができるんですよね。
だから、

ルートテーブル
 |--パーティション1
 |--パーティション2
 |--テーブル3
 |    |--パーティション3-1
 |    |--パーティション3-2
 |    +--パーティション3-3
 +--テーブル4
      |--パーティション4-1
      +--テーブル4-2
           +--パーティション4-2-1
           +--パーティション4-2-2

みたいなこともできるはず。

でも、それをやっちゃうと管理が面倒になるので、手を抜くために
・ルートテーブルに直接ぶら下がっているのを「基本パーティション」
・ルートからテーブルが1段ぶら下がった下にあるのを「拡張パーティション」
と呼び、さらに「拡張パーティションテーブルは1つだけ」って制限しちゃったと。
(基本×4=4パーティション、もしくは基本3+拡張4で最大7パーティション)

うろ覚えですが、MS-DOS でも、2つ以上の拡張パーティションがあっても認識は
したと思います。
2段下(上図のパーティション4-2-1など)は認識できないんだったかな。


PROJECT TEAM DoGA 高津正道                            taka2@doga.jp
                     PROJECT TEAM DoGAのホームページ → http://doga.jp/
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