In article <dmpbkh$s5s$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>,
        shimada181@spam184.yahoo.co.jp writes:
>     仰る通りですが、国鉄末期には当時台頭していた
>    夜行バスに対抗するため、全車または1両だけ座席の
>    ままで運転していた【ゆうづる】があったように
>    思います。
>     また、【明星】にも1両だけ座席のままで運転して
>    いた列車があったように思います。

  「ゆうづる」や「明星」(岡山から広島まで座席に乗ったことがあります)に座
席があったのは1975年前後のことなので、高速バス対策じゃないと思いますよ。
国鉄末期にはそれらの座席はなくなっていたと思いますし。
  全車座席の「ゆうづる」は、寝台セット・解体要員が確保できなかったからだっ
たかどうか忘れましたが、とにかく国鉄内部の事情によるものだったという話を
読んだことがあります。一方「明星」の座席は、交通公社の時刻表編集部の話に
よると、末端区間の利用者への配慮だったのだそうです。(当時、時刻表編集部
に向けて、寝台を主体に全車指定の列車でも「寝台列車」の表記があるのとない
のがあるのはなぜか、と質問したのに、「明星の座席は末端区間の利用者への配
慮です」という答にならない答が返ってきたのでした。)

                                                nide@ics.nara-wu.ac.jp