Path: ccsf.homeunix.org!ccsf.homeunix.org!news1.wakwak.com!nf1.xephion.ne.jp!onion.ish.org!gcd.org!news.yamada.gr.jp!news.media.kyoto-u.ac.jp!nide From: nide@ics.nara-wu.ac.jp (NIDE Naoyuki) Newsgroups: fj.comp.dev.misc,fj.comp.x11 Subject: gpm with broken wheelmouse Date: Sat, 12 Feb 2005 14:33:37 GMT Organization: Public NNTP Service, Kyoto University, JAPAN Lines: 35 Message-ID: <050212233337.M0103572@hayabusa.ics.nara-wu.ac.jp> NNTP-Posting-Host: hayabusa.ics.nara-wu.ac.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Trace: caraway.media.kyoto-u.ac.jp 1108218817 29270 160.11.185.11 (12 Feb 2005 14:33:37 GMT) X-Complaints-To: news@news.media.kyoto-u.ac.jp NNTP-Posting-Date: Sat, 12 Feb 2005 14:33:37 +0000 (UTC) X-Newsreader: mnews [version 1.22PL7] 2003-09/29(Mon) Xref: ccsf.homeunix.org fj.comp.dev.misc:49 fj.comp.x11:40 どこに出すか考えたのですが、fj.comp.x11とfj.comp.dev.misc(fj.comp. dev.mouseはないので)へ。 ショップブランドのPCに付いてくる安い外国製のホイールマウスを、Linux+ XFree86で使っていると、しばしばマウスカーソルが画面右端に飛んでしまい、 一旦そうなるとマウスをどう動かそうがカーソルは画面右端を上下するばかりで 左の方に戻ってくれない、という現象に悩まされていました。どうやら、マウス から飛んでくるデータが狂っているようです。gpmのマウスプロトコルの種別に はfuimps2という選択があって、「For BROKEN wheel mice」と書いてあるのです が、これを選択しても直りません。fuimps2が想定している壊れ方とは違った壊 れ方のようです。 # たまたまかも知れませんが、別々のところから買った2台のPCのどちらも、付 # いてたマウス(中国製)がこの現象を示してしまいます。 ある時、http://www.mit.edu:8001/people/gassend/protocols/intellimouse/ でintellimouseのプロトコルを調べると、4バイトのパケットのうち最初のバイトは 常に下位から3ビット目が立っているということでした。 ということは、そうでないバイトはパケットの最初のものではありえないと考 えて、捨ててしまえばいいわけです。で、gpmにこんな変更を加えてインストー ルしてみました。src/mice.c中の、何行目かはバージョンによって違いますが、 {"imps2","For the Microsoft IntelliMouse on a PS/2 port\n" "(round connector with 6 pins), 3 buttons (wheel is repeated).", "", M_imps2, I_ps2, STD_FLG, {0xc0, 0x00, 0x00, 0x00}, 4, 1, 0, 0, 0}, というところの最後の行を {0xc8, 0x08, 0x00, 0x00}, 4, 1, 0, 0, 0}, に直してインストールし、マウスプロトコルはimps2を選びます。結果は成功で、 マウスカーソルが全く飛ばなくなりました。…ということの報告まで。 iMultiMouseも、似たような修正が効きます。 nide@ics.nara-wu.ac.jp