In article <LgZWa.211$U8.85@news1.dion.ne.jp>
kojiro-oka@k9.dion.ne.jp writes:
>富士フィルムのFinePix6800Zのレンズカバーが閉まらなくなり、
>同社のホームページを開いて修理見積もりを実行したら、
>何と9千円! このカメラはデジカメとしては比較的高額な
>商品だったのですが、レンズカバーの不具合などという
>単純故障で価格の1割も要求してくるのは納得がいきません。
>もっと安いカメラなら故障したら捨てる方がまし、ということの
>ようです。
結局、日本の物価(含む人件費)が高過ぎるのです。本体の価格は
修理費とあまり関係無いと言うか、もし本体も日本国内で部品から
全て調達して組立てていたら、今のような値段で済んでないと
思われます。
デジカメに限らず、精密機器の修理を神経擦り減らして、ギャラが
9000円も貰えないというのは、もし自分がやる羽目になったら
嫌ですね。日雇いで道路工事でもやってる方が、よっぽど効率良く
稼げる。あんな辛気臭い作業を9000円(恐らく自分の取り分は
その半分くらい)でやらされたくはないですよね。「単純故障だから
100円で仕事しろ、今日の日当はそんだけ。」とか言われたら、
暴れるかも。今の日本ではそんな給料では暮らしていけない。

>保証期間が過ぎるころ単純な故障が発生するようプログラム
>しているのかもしれませんが、ブランドの信用力が落ちることを
>メーカーは恐れてないでしょうね。
この辺は、日本のお家芸「品質管理」のたまものでしょうね。
私の車も10年目を目前に、パワーウィンドウが故障して突如
窓ガラスが落下したり、電球が次々フィラメントが切れてます。
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中村和志@神戸         <mailto:kaz@kobe1995.net>
NAKAMURA Kazushi@KOBE   <http://kobe1995.jp/>
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