中村和志@神戸%梅雨で撮影機会が無い、です。

In article <bdgu7p$r5d$1@newsl.dti.ne.jp>
ynaru@jade.dti.ne.jp writes:
>> 「フォーサイズシステム」って生き残りますかねぇ
>> 新規格って滅多に定着しないから。特にコダックが絡むと。
コダックは色々やっているので、没ったのも多いけど、普及しているのも
沢山有り過ぎるくらい有るし。C-41処理とか、120,220,135(,絶滅寸前の110)
とかのサイズ表記とか、カラーチャートなんかもコダックが基準だし。

>> 4/3インチというのも小さいし。
>
> いやいや、私は“大きい”と思いますよ。なんと言ってもDiMAGE 7のCCD 
>4個分(笑)。まあ結局ターゲットをどこにおくか、だとは思いますがその意味
>では今回の機種はおもいっきり外したと思います。価格も何時の間にか30万円に
>なっちゃったし。メーカーの思惑はさておき、D7系やE-10/20の新型機として、
>従来のコンシューマ機とAPS/フルサイズCCD機の間を狙えば結構存在意義はある
>と思います。
そうではなくて、Best of Digital Camera, もしくは究極のカメラを狙っている
のではないでしょうか。私が3/2"で作ろうとしたのは、既に存在して、画質、
と言うかマトモな品質の半導体素子が安定して作れるサイズの限界だからです。
アノお高いPentium4だってそのくらいのサイズで、しかも欠陥トランジスタが
有ったらレジスタやアキュームレータ、乗算器やキャッシュのライン単位で
代替素子に交代できるようにして、歩留まりを上げて、やっとあの品質に持って
行ってるんですよね。画面中央部に欠陥画素が有ってみっともないからどっか
隅っこの画素で代替…という訳にいかない、撮像素子でまともな歩留まりで
作れるのって、4/3"〜3/2"くらいだと思うのですよ。これより大きくなると
品質(=画質)で妥協せざるを得なくなってしまう。つまり欠陥画素だらけの
class2や果てはclass3 chipでも出荷してしまうと。それでも公称画素数だけ
は多いんだけど、ソフトウェアで誤魔化したover 1000万画素なんて寂しい。
  それと昔から写真家の夢であった、「小型・軽量」が無理無く実現可能と
いうのが宜しいのではないでしょうか。銀塩で小型・軽量をやると画質の低下
は避けられないけど、半導体の場合は大面積にすると逆に欠陥画素が増えて
画質が低下します。4/3"くらいに小型化した方が、良い画質を得られると
思います。レンズも小型化・軽量化出来て宜しいのではないでしょうか。
望遠レンズは、現在の35mm用をマウントアダプタで流用可能ですが、広角側
は新規に設計し直した方が良いでしょうね。
いずれにせよ現在のように、APSサイズ用とは言え、焦点距離12mmのレンズを
フランジバック46mmで作るなんて無理が有り過ぎ。

># 当然価格はレンズ込みで“定価”20万円くらい。
実売それくらいになって欲しいけど。
レンズは、…画質がどの程度使いものになるか分からないけど、3/2" TV
カメラ用レンズを流用出来ないだろうか?10倍くらいのzoomで、F1.8
なんてのが有るみたいなので。
-- 
中村和志@神戸         <mailto:kaz@kobe1995.net>
NAKAMURA Kazushi@KOBE   <http://kobe1995.jp/>
- Be Free(BSD), or Die...