国民のシュプレヒコールが、愛国といっているが
ありゃどう見ても、権力が恐くて、民主といえないだけ。
愛国といっていれば、ナショナリズムのお面に酔いしれて、政治的エネルギー
を発散しても当局ににらまれない。

だが、中国人にも民主主義の何たるかを理解している人もいる。
かれらがリーダーとなってひとたび火がつけば、5・4運動が爆発するのはあ
きらか。

だが、熱狂からは、独裁しかうまれないから、いくら5・4運動が爆発して
も、どうせまた第二の独裁者が出るだけ。
中国人で、現中国を憂いて、真に民主主義の中国を望んでいるインテリゲン
チャの卵は、いかに真の民主主義思想を中国国民に敷衍するべきかをよくよく
考えて中国国民の未来のために広く深く広めるべきである。

多数決=民主主義ではない。これでは独裁の上塗り。
中国は、文盲率が極めて高い。これほどの格差社会はない。生まれ変わるには
100年はかかるでしょう。それでも、未来の中国のために、勇気を持って、い
まの中国の幼稚な、原始人的な、ただ熱狂するだけの未成熟社会から脱皮する
ように、捨石になるべきだ。

少数意見を抹殺する中国ではなく、少数意見が忌憚なく言論で多数意見を攻撃
し、少数意見が多数意見に成長する可能性を保障する政治制度を作るべきであ
る。無論少数民族や、ウイグル、チベットなど、侵略した近隣にも民主政治を
敷衍し共存する中国に進むべき。出て来い、大孫文。