こん○○わ、PARALLAXです。どうも6/22日中に投稿した分がサーバー
に蹴られたらしく、再投稿します。二重投稿になっているサーバーを
御利用の方へは、まことに申し訳ありません。

"S. GOTO" <goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

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【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く
                       (epilogue)
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◆epilogue 

■AM8:40 神奈川県 ひなた荘

 今日もいいお天気になりそう。

 そんな事を考えながら、前原しのぶは日課である洗濯物を物干し
にどんどん干していった。よかった、これなら直ぐ乾きそう。なら
ば時間が出来ちゃうな? 先輩、今日は時間あるかな? そんな事
を考えながらも、手だけは休めない。さすがのおさんどん少女。が。

カオラ「しのむー! しのむー! 手紙やでー!」

 どうやら平和な1日はもろくも終わってしまったようだ。はぁ、
と溜息をつきながら、しのぶは物干し台に駆け込んできた同級生こ
と異邦人のカオラ・スゥを見た。見れば手に、一通の封書。

しのぶ「手紙?」
カオラ「せや! えーっと、なになに?」
なる 「『初夏の砌、御挨拶を申し上げます。さて今回我々は…』
    なぁにこれ? なんかのお誘い?」
しのぶ「きゃ!」
カオラ「わー、なるやぁ。相変わらずどっから出てくるか判らんなあ」
なる 「それはアンタでしょ。ちょっと貸して?」

 そう言いながら、自分の「洗って貰うには些か恥ずかしい」洗濯
物を抱えた成瀬川なるが、カオラの手から手紙を取り上げて読み始
めた。熟読一読の後、整った眉を寄せて、こう呟く。





なる 「・・・『野球大会』?」





■AM8:50 エリオル学園 中等部

珠世 「そーよ! 野球大会よ! ボールを投げてバットで打つ!
    グラブで取って、取ったらぶつける! アウトォの野球!」
小太郎「それは大分と違う、っつーか枕野球のルールだぞ。」
珠世 「いーじゃないのよ! 細かい事を言う奴は、こうだ!」
小太郎「わわぁわわ! ぎぶ、ぎぶー!」

 相変わらずのボディランゲージで小太郎を締め上げる光景を「何
時かこの技もヒカルに使わせられるんやろか?無理やろな、エンジェ
リックレイヤーはXストリーム系やから、地味な関節技は玄人ウケ
しかせぇへんゆうて暗黙の了解で禁止やもんな」とか何とか考えな
がら、その極めて小柄な少女は、落とされた手紙に目を落とした。

みさき「えーっと? あぁこれ、こないだまでどっかの島でやって
    いた、えーっと、セーラームーンの人たちと、何とかいう
    姉妹さんたちの試合の事?」

■AM9:00 東京秋葉原 GAMERS店内

ぷちこ「何とか姉妹じゃないにゅ。シスタープリンセスにゅ。」
でじこ「それでぇ? そんなやきゅーたいかいとかゆーものに?」
うさだ「もうっ理解が遅いわね! 私たちにも参加資格があるって
    言うの! チャンスよチャンス! 売れるチャンス!」
ぷちこ「たしかうさだは、いっぺんでてたにゅ。」
でじこ「ほーほー? うさださんは、既に御出場でしたかにょ?
    それはそれは、さぞかし赤っ恥をかいてきた事かにょ?」
うさだ「うぅううううるさいわね! あれは私だけど私じゃないわ!」
でじこ「はいはい判ったにょ。そんで、うさださんとしてはどーし
    たいのかにょ? まっさかもう一度赤っ恥? ひっひっひ」
ぴよこ「おねーちゃん! ぴよこを差し置いて、どんな悪を企んで
    るぴょ! ぴよこだってきたいぴょ! 口からバズーカ!」

■AM9:10 東京渋谷 ハチ公前

美由 「・・・?あれ、どっかで爆発しなかった、今?」
綾  「さぁ。で、どうするの? 蘭。」
蘭  「えー?いーよぉ野球大会なんか。そんな汗クセーのにつき
    あったれっかよ。うぜぇよ。」
綾  「え? でも勿体無いよ? 参加費、向こう持ちだよ?」
美由 「でも開催場所って、遠くなんでしょ?」
綾  「うんと、そーねぇ。瀬戸内プロミストアイランド、ね。」
蘭  「なぁにい! プロミストアイランド! あのリゾートの!
    行ーく!行く行く行く行く!さぁ用意すっぞ!ほれほれ!」
綾  「蘭・・・交通費は向こう持ちだけど、遊ぶのは自前よ?」

■AM9:10 脱出戦艦メテオ艦橋

エリス「えー! でも行きたい行きたい! ほら、丁度ガルファー
    との戦いも終わって暇だし!」
北斗 「あぁあ、まだ本放送は終わってないのにそんな事。」(^^;)
ベガ 「んーっと、なになに? げ、女の子ばっかのチームでない
    と駄目なわけ? 私は良いとして…その目は何です、兄君?」
銀河 「んじゃ、ウチはちょっと無理目じゃないか?」
スバル「銀河。オペレーターの皆さんが睨んでいるぞ。」

■AM9:20 東京都郊外 かすみ荘

サイバードール・メイ「でもウチは何とかなりますね?」
サイバードール・レナ「そう? メイちゃん、レナちゃん、ケイ
    ちゃん、サラちゃん、マミちゃん・・・4人足んないよ?」
かすみ「今、誰か意識的に外さなかった? ねぇ!」
サイバードール・マミ「あらあら? 5人のメイさんは?」
サイバードール・ケイ「それ、こないだ和也さんがムック本の記事
    を真に受けて、PerfectGradeZガンダムなんか作らせて。」
サイバードール・メイ「今、オーバーヒート修理中ですぅ・・・」

■AM9:30 桐原本社

夕映 「・・・ふん。くだらん。」 ぽいっ
京介 「・・・いいのか? 参加出来ないほどの歳だって認める事
    にならんか?」

 がさごそごそ

京介 「・・・拾いなおすなよ・・・。」
夕映 「しかし、人手が足らんな・・・。」
京介 「大丈夫だろ? フリッカーを出せよ。」
夕映 「・・・こっそり自分の妹を探そうとしたって駄目だからな」
京介 (ちっ)

■AM9:40 こみっくパーティ会場

和樹 「しかし、ウチの面子はこの時期どいつもこいつも忙しい奴
    ばっかりだからなぁ。無理じゃないか?」
瑞希 「あ、あたしは大丈夫だよ? 和樹の為なら・・・」
和樹 「瑞希・・・」
大志 「どぅわいじょうぶだっ! MYBROTHER!」
和樹 「うわゎわ! なんて所から出てくるんだ!」
瑞希 「ぎゃあ! たまにと思ってスカート履いてきたら!」
大志 「細かい事は気にするな! それにMyBrother! きさまは
    あの第1話を忘れたのか!? くわっ!」
和樹 「第1話・・・あ!?」
大志 「そうとも! 足りなくなったら、他所から引っ張ればよい!
    これが我々のアドバンテージだ! ずぎゃっ!」
瑞希 「・・・ぜーったいに貸してくれないと思う。」

■AM9:50 学校のグラウンド

明鈴 「でも、ウチも人数、足らないよ?」
飛鳥 「大丈夫だろ?いざとなったら常盤を女装させて。」
明鈴 「あ、そっか。飛鳥君、あったまいー!」
七尾 「何故、私に声が掛からないのですか・・・?」(;_;)
明鈴 「だって、七尾に憑依させると・・・」
飛鳥 「主役級ばっかだから、俺たちが食われちまう。」

■AM10:00 フランス パリ

ミレイユ「ウチもたった二人じゃねぇ。」
霧香  「ソルダに声を掛ける・・・?」
ミレイユ「げ。やーよ、アルテナとクロエなんかに来て貰うくらいな
     ら、シルヴァーナに声を掛けた方がマシよ。」
霧香  「自分で殺したくせに・・・。」
ミレイユ「うぅううるわいわね! あーあ、いっその事、二人で分身
     野球でもする? ほら、二人とも持ちネタ多いし。」
霧香  「やっぱりクロエを呼んで、二人で『月に代わっておしおき
     よっ水でも被って反省しなさいっ』てやりたいのね・・?」
ミレイユ「どこ、聞いてんのよ!」
霧香  「でも、二人っきりじゃ・・・」
ミレイユ「あ、そーか・・・下の作品と被るか・・・。」

■AM10:10 神奈川県 神維神社

那己母「はっくしゅん!」
那己 「あぁあお母さん! そんないきなり噂されたからって。」
那己母「ちっくそー。関東圏じゃ表裏の編成だから見るのが大変な
    のよ。 でも、ウチも人数、居ないしねぇ。」
那己 「前作の時なら、わんさか鋼鉄天使居たんだけど・・・」
那己母「そー言えばあの読者アイデア募集って、結局無駄よねぇ。」
那己 「あぁあそんな事言っちゃ駄目よ。このSSだって結局使えな
    かった魔球やら人物やらのネタがわんさかあったんだから。」
くるみ「きゅいーん! 気にする事ないですぅ! いざとなったら
    くるみが5人分も10人分も動くですぅ! 分身野球ですぅ!」
那己 「10人も要らないよぉくるみちゃん。」
サキ 「御姉様、一体何役に憑依するのかしら・・・。」
くるみ「きゅいんきゅいーん! 何だって演(や)るですぅ!今が旬
    のキャラになって『な〜〜〜!』って叫ぶですぅ!フィー
    ルド走って『ぎゅううーーん!』って言うですぅ!」
那己 「くるみちゃん・・・それ、私のキャラ・・・」
うるか「でも、これって1作品に1チーム? それとも1番組で
    1チーム? 場合によっちゃ、お隣さんと組んだ方が。」

■AM10:20 東京の果て 花右京家

マリエル「と言う訳で、お隣さんです。」(カメラ目線)
太郎  「東京の果て・・・随分な言われ様だなぁ・・・」
マリエル「でも、太郎様? 如何致しましょう?」
太郎  「んーと、そうだね。またみんなでリゾートってのも面白
     いんじゃないかな?」
コノヱ 「ですが、あまり遠方では警備の都合が。」
イクヨ 「大丈夫大丈夫! 何でも向こうにはメカの天才が居るん
     だって話だから、きっと警備システムも万全よ!」
マリエル「シンシアちゃんは、どう?」
シンシア (^o^)/ (^o^)/ (^o^)/ (^o^)/ (^o^)/ (^o^)/ (^o^)/
いちご 「太郎様ぁ!」
りんご 「私たちも!」
さんご 「連れてって下さいまし!」
太郎  「え! あ、あぁいいよ。でも、海岸で『オイル塗ります』
     と温泉で『お背中流します』は無しだからね。」
御傍3娘(ふっふっふ。試合後のマッサージを忘れてますね・・・)










            そして再び、





      プロミストアイランドに数々の嬌声と、





     阿鼻叫喚と破壊と惨劇の幕が上がる・・・。





             ところで。





■AM10:30 火星

ドロレス「ところで叔父様? その先の試合の結果って、どうなっ
     たんですの?」
レオン 「先って・・・あー。セーラームーンvsシスプリの。」
ノエル 「あ、知りたい知りたい。書いてあるんでしょ、パパ?」
おじさま「んーっと、何々? あぁ? なんだこりゃあ?」
レオン 「なんだよオヤジ? ちょっと見せろよ・・・あぁ?」
ノエル 「何これ? 汚れ? 印刷ミス?」





 ひらり、と舞い散る招待状パンフレット。それを細密マニピュ
レータで取り上げたドロレス.Iは、しげしげと顔面モニタカメラ
で眺めた。其処には・・・





□ 試合 終了 |1|2|3|4|5|6|7|8|9|En □
□Sailors|0|0|1|1|0|0|0|0|■|■ □
□Sisters|2|0|1|0|0|2|0|0|×|5 □
□     NEXT:   ・  ・   ◆ マウンド:   □

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