こん○○わ、PARALLAXです。

"S. GOTO" <goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

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【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く
                       (7回裏その2)
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◆19:48 7回裏 プロミストアイランドの攻撃(?)

〔これまでのお話〕 第2次スーパーロボット大戦 シナリオ1
          「地場衛の野望」         (大嘘)

>       チーーーーム・セーラーガンダム! ヴァーサス!
>       チーーーーム・シスプリガンダム! 
>       バトルモード1123! レディーーー、ファイッ!」
> 
>  かーーーーーーん!

美奈子「うわわぁ! ジャッジマンの承認が出ちゃったよ!」
まこと「やばい! とっとと逃げよ、とっとと!」
ちびう「え、え、でも7回裏はどうなるの?」
レイ 「そんなもん、勝った方がポイント稼いで賞金貰うに決まっ
    てるでしょ! モード1123の無制限バトルだからポイ
    ントがっぽり賞金ウハウハよぉ!」
亜美 「レイちゃん・・・何故そんなに詳しいの?」(^^;)

 とるもとりあえず、皆で手分けして気絶中の仲間を引っ担いで
こちらも3塁側ベンチから逃げ出すセーラーチーム。必然的に球場
では2台のガンダムのみが睨み合う荒野となる。

兄ちゃ「・・・・・そんなバカな。」

 あ、訂正。1塁側ベンチに残されている者、約1名。

 ぶぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 唐突にRX-78-2ガンダムが額脇のバルカンを連射し、姿勢を低くし
た。狭い球場ではビームライフルは返って邪魔だ、と判断したパイ
ロットが右手のライフルを投げ捨て返す手で背中のサーベルを抜く。

山田 「けっ! この俺に剣で勝とうってか! 鉄砕牙ぁ!」

 それを見て取ったGF13-011NCドラゴンガンダムが、何時の間にか
右手に持っていたボロボロの赤鏥刀を振った。瞬間、白く輝く巨大
な、まるで大妖怪の牙で作った様な刃へと変化した刀で、襲い掛か
るRX-78-2ガンダムのビームサーベルを受け止める。

 がきぃぃいいん!

 ビームが打ち合わされている筈なのに何故金属音?と疑う間もな
く、ドラゴンガンダムが相手のサーベルを打ち払いながらくるりと
姿勢を回し、そのままRX-78-2ガンダムの胴体を蹴り上げた。

山田 「見たか! 早乙女流拳法をナメんじゃねぇ!」

 が、その蹴りは碌に効かなかった様だ。何時の間にか上半身をグ
レーのチョバムアーマーで覆われているゴツい印象に変わったガン
ダムが、その蹴りを物ともせずに両腕に仕込まれたバルカンをドラ
ゴンガンダムに向け、殆ど接射で乱射する。

亜美 「そんな! ガンダムが変わる!」
レイ 「これはRX-78NT1ガンダムアレックス!進化している!?」
美奈子「い、いくらなんでもロボットが!?」
レイ 「いえ、でも・・・まさか!DG細胞に侵されているの!?」

 ベンチ裏で出会ったシスプリチームごと自分たちの抱える仲間た
ちを4回裏に島を吹き飛ばしたときに利用した沖合いのクルーザーへ
セーラーテレポートで避難させた内惑星系4戦士は、流石に試合の
行方が気になり再び球場上空へやってきていた。そのまま上空で滞
空しながら、巨大ロボットが轟音と金属騒音を蹴立ててぶつかり合
う様相を見守る。

 ぶぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
 ぶぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 RX-78NT1ガンダムアレックスの両手バルカンが至近距離でドラゴ
ンガンダムの上半身に叩き込まれる。これをクロスアームブロック
でかわしたドラゴンガンダムが、今度は掌から光の球を打ち出して
重装甲ごと空中へ打ち上げてしまう。

山田 「このノインに無粋な銃弾なぞ食らわせるとは無礼な!」

 打ち上げられたガンダムは当然バラバラ…いや、元々装甲は外部
を覆うだけだから、これを爆発ボルトで強制的に排除している。中
から現れたのは見た目にもスマートな、矢張りトリコロールカラー
のガンダム。但し背中には巨大なマルチアングルのブースターポッ
ドが生えている。自在にブースターを稼動させ、空中で姿勢を捻る。

美奈子「えーとー、レイちゃん、今度は?」
レイ 「RX-78GP01FbガンダムGP01フルバーニアンよぉ! さすがに
    球場の様に狭い所では核攻撃は出来ないし、デンドロビウム
    の零距離射撃も難しいと判断したのね!」
まこと「はいはい」(^^;)

 月面上ながら高機動型モビルアーマーのヴァルヴァロでさえ翻弄
したRX-78GP01FbガンダムGP01フルバーニアンが空中を跳ね回りなが
らドラゴンガンダムに襲い掛かった。流石に頭を押さえられては、
もう屈するしかないか?と思われた、その時。

 ぶぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 上空から襲い掛かるRX-78GP01FbガンダムGP01フルバーニアンより
上空から、逆落としでバルカンの連射を喰らわせる機体が登場した。
きらり、と光るシルエットからすれば現用戦闘機、それもF14トム
キャットにしか見えない機体が垂直降下してくる。機体背面に大型
のポッド、それも片方がミサイルポッドで片方が2連の大型ビーム
砲塔を背負った機体がRX-78GP01FbガンダムGP01フルバーニアンに
上空から急降下して、激突・・・か!?

美奈子「きゃー!」
レイ 「心配要らないわ!ほら!」

 なんと激突寸前、その戦闘機は一瞬でロボットに変形し、そのま
まRX-78GP01FbガンダムGP01フルバーニアンに組み付いた。たまらず
姿勢を崩す両機体。轟音の金属衝突音が響く。

まこと「な(に)!」
レイ 「ストライクバルキリー!機体カラーは一条ヒカル機ね!」
亜美 「だからレイちゃん・・・なんでそんなに詳しいの?」(^^;)

 身を捩ってバトロイド形態のバルキリーを振り落とそうとする
RX-78GP01FbガンダムGP01フルバーニアン。が、そのために目の前の
ドラゴンガンダムへの注意が疎かになった。そこへ!

山田 「航!離れろ!顔面セーブしたいか!?」

 兄ちゃんが操るバルキリーがGP01Fbに振り落とされる様に離れ!

山田 「ヒノキが居ないから出力半分だけどな!
    喰らえ! シナプス、弾撃!」

 ドラゴンガンダムが握り締める両拳が光り、上空のフルバーニア
ンに突き刺さる。元々装甲の薄いフルバーニアンだからひとたまり
もない・・・と思われたが、爆煙から突然、まるで機体全体が翼の
様な、大型のウェーブライダー機が飛び出す。出力に任せてバルキ
リーの追撃を振り切り、今度はその機体が上空から地上のドラゴン
ガンダムへ逆落としの攻撃を掛ける。激突する!と思われた瞬間に
矢張りこの機体もロボット、いやガンダムに変形し、勢いを殺さず
ドラゴンガンダムへ組討を掛ける。たまらず地上を転がる両機体。

美奈子「今度は何ー!」
レイ 「MSZ-006Zガンダム!そんな!ならばRX-178ガンダムMk-II
    は使わないと言うの!折角のお父さんの機体なのに!」
亜美 「だからレイちゃん、本当なんでそんなに詳しいの?」(^^;)

 が、今度ばかりはガンダムの方に分が無かった。元々高精度の
変形かつ飛翔能力まで求められたMSZ-006Zガンダムは、この様な
泥臭い格闘戦には向いていない。たちまちドラゴンガンダムの打撃
の餌食になるMSZ-006Zガンダム。

山田 「ウソップハンマー!ウソップハンマー!ウソップハンマー!」

 流石のPMX-003ジ・オとぶつかった時でもこうは酷くなかったろう、
と思われるほどにMSZ-006Zガンダムがボロボロになってゆく。さぁ
とどめ!と思われた時、またガンダムが猛烈な爆煙を上げた。

美奈子「で、レイちゃん。今度は何になるの?」
レイ 「判らないわよ、MSZ-006Zガンダムは開発系譜が多岐に分か
    れちゃうから。でも結局はRGZ-91リ・ガズィかなぁ?」
亜美 「だからレイちゃん、どうしてそんなに詳しいのよ?」(^^;)

 と、爆煙がいきなり膨れ上がり、その中からひときわ大型らしい
モビルスーツの両腕がドラゴンガンダムへ伸びた。どうやら元々超
大型の機体へ諸々に武装を貼り付けているらしい、ファッティと呼
ぶには語弊があり過ぎる重装甲重武装大型モビルスーツらしいシル
エットが浮かび上がる。そのシルエットの頭に4本のアンテナを見
た瞬間、レイが悲鳴を上げた。

レイ 「きゃーっMSZ-010ZZガンダム! しかもフルアーマー!」
美奈子「ど、どどどうしたのレイちゃん!」
レイ 「逃げなくっちゃ! 波動砲3発は喰らいたくないでしょ!」

 何を言っているか判らないもののそれは一大事、と滞空するセー
ラーチームが球場から大きく距離をとった瞬間、FA-010B フルアー
マーZZガンダムは額・胸・腰に装着されたメガ粒子砲を、組み付い
たドラゴンガンダムを目の前に掲げたまま、殆ど零距離で斉射した。

山田 「ふっ! 彼の様な粗雑な攻撃で、このアルスラーンが仕留
    められると思うてか!」

 殆ど島半分を吹き飛ばすほどの閃光の中に、ドラゴンガンダムか
ら発信されたと思われる声が消えてゆく。漸く収まった閃光と爆煙
を見れば、きっちり球場から向こうを真平らの焼け野原にしたFA-010B
フルアーマーZZガンダムが全身から重武装を除装してゆくのが見え
る。さしもの多芸多才なドラゴンガンダムも光に消えたか、と思わ
れた瞬間。薄れ行く爆炎を蹴散らして、再びチャイナ風ガンダムが
姿を現した。勢いを殺さずZZガンダムに襲いかかる。

山田 「ロボはそんな攻撃なんかへっちゃらさ!いけ!ロボ!!」

 別に「ま"!」とは叫ばなかったが、島の半分を吹き飛ばすほどの
攻撃にきっちり耐えた上、今度は此方もXXXG-01Sシェンロンガンダム
に進化して再度FA-010BフルアーマーZZガンダムに襲い掛かる。どう
やら同じ中国系のよしみで、世紀を越えて借りてきたらしい(謎)。

美奈子「なんで衛さんのおっきいガンダムは動かないの!?」
レイ 「メガ粒子砲の反動よ。発射直後は機体さえ動かせないほど
    に消耗してしまうの。だからフルアーマーにしてあったの
    に、衛さんったら斉射なんかするもんだから・・・」
亜美 「だからレイちゃん、どこからそんな知識を得てくるの?」(^^;)

 そしてXXXG-01Sシェンロンガンダムが持つ反則ギミックの数々に
切り刻まれるMSZ-010ZZガンダム。

山田 「この東国丸健多朗!女生徒を苛む悪人へは容赦しない!」

 さぁ今度こそ!と思われた瞬間。MSZ-010ZZガンダムの肩にある
反応炉が突然水蒸気爆発を起こした。また煙に包まれるガンダム。
また航空機状態の影が直ぐに煙の中から飛び出したが、今度はその
まま上空へ飛ばず、距離をとった所で変形しガンダムに戻る。機体
全体を包んでいたシェルが、まるで鳥の翼のようにガンダムの周り
へ広がる。その美しさに思わずほぅと溜息をつくセーラーチーム。

亜美 「綺麗・・・。」
美奈子「素敵・・・ねぇレイちゃん、これは?」
レイ 「XXXG-00W0ウイングガンダムゼロ。どうやら衛さんは全ての
    シリーズを肯定した様ね。」
まこと「・・・何の事だよ?」(^^;)

 そのまま両脇に抱える長大なビームライフルを目の前で打ち合わ
せ、2銃身の超大型ビームライフルにして構えるXXXG-00W0ウイング
ガンダムゼロ。XXXG-01Sシェンロンガンダムのギミックが狙うもの
の、矢張りTVシリーズの前半の機体と後半の機体ではポテンシャ
ルが違う。オマケにゼロには「あの」ゼロシステムがある。悠々と
襲い来る攻撃をかわしながら、次第に凶暴性を滲ませてくるXXXG-00W0
ウイングガンダムゼロ。みれば十分に距離をとり、XXXG-01Sシェン
ロンガンダムどころか球場全体、いや残った島半分すらを標的に収
めようとしている。だが。

山田 「けっ! そんなチンケな鉄砲が、このZENKI様に通用
    するかよ! 喰らえヴァジュラーーーー!」

 なんと励起状態の砲口へ真っ直ぐ突っ込むシェンロンガンダム。
当然、ウイングゼロは躊躇無く撃った。また閃光の中に消える2機、
そしてプロミストアイランド。思わず目を瞑ってしまったセーラー
チームが再び恐る恐る目を開けた時・・・

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とっても長くなりましたので一旦切ります(^^ゞ。続きは直ぐに。では。
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