こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Masaya Haga" <ma31389n@ma3.seikyou.ne.jp> wrote in message
news:20010614231651ma31389n@ma3.seikyou.ne.jp...
> 重大ミス発覚…
> In article of <9g9lfq$ht7$4@bgsv5906.tk.mesh.ad.jp>,
>
> "parallax" <parallax@mbc.nifty.com> wrote:
> >>千影 「仕方ないねぇ、この妹は。じゃー、この妲己ちゅわゎんに
>
> あのっ、あのっ、妲己は憑依するとしたら春歌なんですけど…

おっと!やっちまいましたねぇ(^^ゞ、確かに妲己@仙界伝封神演義
は、かかずゆみさんこと春歌ちゃんのネタでした。まぁ実は、あの
ホームイン後にベンチではこんな会話がされていた、と言う事で。

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【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く
              (6回裏 その2’ 3塁側ベンチ)
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可憐 「お帰りなさい」
花穂 「やったね!雛子ちゃん千影ちゃん!」
四葉 「さぁさぁ、生還2得点の名選手をチェキよぉ!」
亞里亞「ひ〜な〜こ〜ちゃ〜ん〜、す〜ご〜い〜の〜。」

 姉たち妹たちが歓声をあげる中、照れくさそうに、誇らしげにベ
ンチへ入ってきた雛子と千影。年齢の近い亞里亞の賞賛に、素直に
微笑を浮かべる雛子。それを横目で見ながら、満足そうに此方も微
笑み額の汗を拭うべく目深に被りがちの野球帽を脱いだ千影。と、
其処へついと横からスポーツタオルが差し出された。ふと見ると、
春歌がタオルを掲げて微笑んでいた。

春歌 「どうぞお使いください、千影ちゃん。」
千影 「あ、ありがとう・・・すまんな、何から何まで。」
春歌 「いぃえ。でも、とっさの事で驚きましたわ。」
千影 「重ね重ねすまん・・・流石に私も、こんなタイミングで使
    う事になろうとは考えていなかった。」
鈴凛 「本当ねー。ちょっと、焦ったかな?」

 は、として振り返る千影と春歌。其処には千影のホームインまで
3塁コーチを務めていた鈴凛がベンチに帰ってきていた。

春歌 「でも、流石に鈴凛ちゃんのシステムですわ。」
千影 「真実だな。何の実践テストも無くいきなり起動して、こう
    も上手く作動するとは私も考えていなかった。」
鈴凛 「あー、それって私のメカちゃん達を信じてないって事?」
春歌 「そそそんな!滅相も無い。」
千影 「い、いや!そんな事は無い、そんな事は無いぞ。」

 慌てて否定する同年代の姉たちへ、ふ、と相好を崩す鈴凛。

鈴凛 「うっそ。わーかってるって。それに一番焦ったのは何より
    私だったかも。千影ちゃんがいきなり、使う!て言いなが
    ら3塁を駆け抜けた時は、結構吃驚したぞ?」
春歌 「でも、完璧に作動しましたわ。これで、」
千影 「あぁ。これでもう、何の躊躇いも無く妹たちへ提供できる。」

 うん、と頷く3人。躍り上がって喜んでいる可憐・白雪・花穂・衛
たちの様子を優しげに見守りながら、ぽつり、と言う。





鈴凛 「何とか間に合ったかな? 『ネタコン』・・・」
春歌 「正式名称『憑依因子転換機』。略してネタコンバーター、ね。」





千影 「相手の了解があれば、他人の持ちネタを自分で使える。
    今回は3塁コーチの鈴凛を通してベンチの春歌に連絡して
    貰い、其処で緊急起動させたんだが、実に上手く行った。」
春歌 「可憐ちゃんたちが1回裏で、自分の持ちネタが少ないのを
    悲しんでいたのを見た鈴凛ちゃんが、それから造り始めた
    のですね。・・・本当、よく間に合わせてくれましたわ。」
鈴凛 「うぅん、ボクだけの力じゃないよ。千影ちゃんも憑依原理
    の解明に、愛用の水晶球を提供してくれたし。」
千影 「そうか。あの『アステカの水晶髑髏』は役に立ったか。」
鈴凛 「もち! それに、いきなり可憐ちゃんや花穂ちゃんに使っ
    てもらうのは危ないし気が引けたから、同じ学年の二人に
    頼んだんだけど・・・ありがとう、ごめんなさいね。」
春歌 「いえ。こんな事で御役に立てるなら、この春歌、本望です。」
千影 「全くだ。何も遠慮する事は無いぞ、鈴凛。普段から世話に
    なっているのは此方の方なのだからな。」

 また顔を見合わせ、ふふふと笑い会う3人。憑依ネタを持たない
者たちが苦しむ一方でまた、彼女たちを見るに見かねて悩んでいた
姉たちが、漸く満足して微笑めた一瞬だった・・・。

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と言う訳で憑依仕様第3段です。本当は此方の「相手の了解に基づ
き、相手の持ちネタを使える」仕様の方が、先の「外見・所有物を
媒介にして如何なるネタでも使える」仕様より先に思いついたのは
秘密の内緒(爆)。互いのネタを共食いする事になりかねなくって。

こんな登場のさせ方をするとは思ってなかったなぁ(^^;)。 では。
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