Re: シスプリVSラブひな (Re: シスプリvsセーラーチーム)
Subject:
Re: シスプリVSラブひな (Re: シスプリvsセーラーチーム)
Date:
Thu, 21 Jun 2001 01:55:28 +0900
From:
Oonishi Yutaka <yutaka-o@fsinet.or.jp>
Organization:
The FSI Network
Newsgroups:
fj.rec.animation
References:
1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 7 , 8 , 9
日文%出張で大阪に来てるため、いつもより1時間遅くシスプリを見ています。
#仕事で来た出張で、テレビまんが見るために夜更かししてるんじゃねえ。
parallax wrote:
> こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。
こんちは。
> > なので、まだ試合に達しないのですが(おい!)、試合に至るまでの
> いぇいぇ、前後の描写だけでも面白いものでした。
試合描写すべきエネルギーがそこで尽きました(爆)
PARALLAXさんがあれだけ執筆できる秘密を是非とも四葉ちゃんに
チェキしてもらいたいもんです:-)
> 兄ちゃんが先頭、と言うのは若干違和感が(笑)。あやつならきっと
> め、珍しく気が利いている兄ちゃん。何か地場衛に仕込まれたか?
そうか、この兄ちゃんはそーいう奴でしたな(笑)。どっかでラブひな
原作の(最近まともになりつつある)景太郎のキャラに引っ張られていた
よーです。
> > 眞深「ああ、全くとんでもない試合だった〜」
> アンタは1回裏に大ネタかました後は碌に活躍しとらんだろ(笑)。
いや、だからこそ「とんでもない試合」と客観的に評価できるのではないかと。
眞深ちゃんってボケキャラばかりで構成されているシスプリ世界では貴重な
突っ込み可能なキャラですし。航は「そんな馬鹿な」と逃避しちゃいますし。
> > と、両側から半寝の子供に抱きつかれてしまう航。結局二往復して、
> > 二人をお姫様だっこで寝かしつけたのだった。
> 小学4〜5年生なら体重は20〜30kg程度。片腕に一人づつの
> 「ダブル役満お姫様抱っこ兄ちゃんサンドイッチ」だって可能な筈
> だが。兄ちゃん、もっと体を鍛えなさい。
重量的には大丈夫かもしれませんが、「お姫様抱っこ」(または「お嫁さん
抱っこ」)を片腕でやるのは難しいのでは?二人まとめて運ぼうとすると、
・左右の脇にかかえて手足がダランと垂れて後ろから見るとぱんつまるみえ
・左右の肩にしょって手足がダランと垂れて前から見るとぱんつまるみえ
のいずれかになるのではないかと思うのですが。これはお姫様はお姫様でも、
「お姫様をさらった下郎な野党が『グヘヘヘヘこいつは上玉だぜ』と
下卑た笑い声をたてながら運ぶ姿勢」です。
#あ、亞里亞のスカートなら大丈夫か>ぱんつまるみえ
> しかしゲンドウは初號機に喰われちゃいましたし・・・あ、碇くん
> の命令なら言う事を聞くだろうな。いや、碇君はセーラーチームの
> 顛末を熟知しているだろうから試合したがらないかも(謎)。
逃げちゃダメだ(お約束)。
> > 『花右京メイドズ。スペシャリスト揃いなので誰にも負けない自信があります。
> 野球のスペシャリストまで居るんだろうか・・・居るんだろうな(^^;)。
よく考えたら、1,2ヶ月くらい前の原作に野球の場面があったような^^;;
#マッドサイエンティストねーちゃんと警備部のねーちゃんの勝負かなんかで。
> あたかもバトルロワイヤル原作第62章【のこり9人】の阿鼻叫喚。
バトルロワイアルは読んだことないですが、怪奇大作戦の「死神の子守唄」
のパロディで対抗しようと考えたものの、替え歌はご法度なのでやめときます。
#「死神の子守唄」……10人の娘が旅をしている間に一人づつ死んでいくと
#いう歌。んなもん子守唄にするなよ
とりあえず死に方は「包丁を刺して」「魔物に食われて」「滝壷に落ちて」
「メカに潰され」「犬に噛まれて」「道で転んで」などの歌詞に入れ替えて、
自分で歌って下さい:-)
> い"(^^;)。アニメしか見た事の無い私は、この可奈子ちゃんの変貌
> ぶりに仰天ですが。こんなキャラだったのか、彼女は。
あ、アニひなにも可奈子ちゃん出ているんですか。
一応全話録画はしてあるんですが、ランバ・スゥが登場して景太郎に
「自惚れるなよ!お前の実力で勝ったのではない!ひなた荘の住人の
力で勝ったのだということを忘れるな!」と言った回しか見てない
もので(言ってねえ)
#ということはアマラさんも見ている筈なんだけど、登場させられるほど
#喋りやキャラを把握してないもんで登場させられない……
> 譲られていたんか四葉(^^;)。って言うかホームズは独身のままに
> 滝壷へ身を躍らせた筈なんだが・・・ワトソン博士がクローンニン
> グしたかな? 博士、それはイギリスでは犯罪です。
そりゃ、生涯独身だった筈の金田一耕介にも孫がいたし、種無し南瓜と
言われた中村主水にも子孫がいたりしましたから:-)
> > 雛子「なぞなぞ?ヒナなぞなぞだいすきー!いりぐちひとつででぐちがないもの
> > なーんだ!クシシシシ」
> > 咲耶「こ○○ーむ」
> 即答、咲耶(爆)。ちなみに他の妹たちはとゆーと
わあ、咲耶が最初に答えたばっかりにみんな壊れた(笑)
順当に考えると、他のみんなの答えはこんなのでしょうか。
可憐「えーと、指サック?」まあまともな答えですね。
衛「バッグレースに使う麻袋」スポーツ好きにしてはけっこう苦戦したような答えで
す(笑)
四葉「ロンドンの霧に包まれた闇のトバシ」それを言うならとばりでしょ。
鞠絵「ペリー・ローダンの世界」そんなのまで読んでいるのかい。
亞里亞「あ〜り〜あ〜は〜」ブー、はい、時間切れ。
鈴凛「めくら穴」機械用語ですね。でもTVでは言っちゃ駄目だよ。
花穂「花穂がお兄ちゃまのために編んだセーター」首も袖も塞がったのかい?
山田「ねえ、ボキにもなぞなぞに参加させて」うるさい、あっちいけ。
千影「魔界への道……」僕は行きたくありません。
白雪「お鍋でしょ、お釜でしょ、フライパンでしょ」それ入り口って言うの?
春歌「武道の道、華道の道、茶道の道、それから……」頑張ってね。
咲耶「だからコン」お兄さん、こいつの口をキスで塞いでしまって。
眞深「シスプリのアニメに萌え萌えしてるあんたの人生だよ!」余計なお世話です。
で、雛子ちゃん、正解はなに?
雛子「んーと、こたえはねー、くつした!」まあ幼稚園児のなぞなぞですから。
亞里亞「そ〜う〜い〜おう〜と〜し〜て〜た〜の〜に〜、クスン」
> > 花穂「あーん、花穂ドジだから、しゃべれなかったです」
> 実際問題、特徴に欠けるキャラは書き辛くって。だからいざ喋らせ
> るとなると、必然的にクローズアップして主役演(や)らせる事に。
そういう意味では実は一番特徴を欠くのは可憐なんですが^^;;
> 堪能させて頂きました。で、
おそまつさまでした。
> 結局プロミストアイランドは、何回くらい吹き飛んだんですか?
う。シスターズ対ローニンズ(仮)においてはプロミス第27球場(草野球
専用、単独の再生機能なし)が中破する程度で済んでしまいました。っていうか、
中破した段階で試合がわやくちゃになって続行されなくなってしまった。
#よく試合を続けられたもんだ>シスターズ対セイラーズ
最初の被害は……
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試合開始時刻5分前だというのに、ひなた荘の面々はやってこない。
渡「遅いなあ……」
と、バックネットの向こうに、バンが走っているのが見えた。
バックネットに真っ直ぐ向かって。
加速しながら。
ドカバキンバリグシャ!
バン、即ち瀬田カーがバックネットを突き破ってグラウンドに突入した。
航「そんな馬鹿な」
カオラ「(車のドアを蹴破って)バナナやて!?どこやー!!」
航、蹴破られたドアの直撃を受けて潰された上、カオラにその上に
立たれてしまう。
白雪「バナナならここにありますわ(と、山のような食材の中からバナナを
10房ほど取り出す)」
カオラ「バナナやー!(一心不乱に食べ始める)」
航「それより早く上からどいてくれ……」
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で、一回表(ローニンズ攻撃)は特に描写する程のこともなく終わって
(おい。っていうかネタ考える気力ないねん)。
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一回表、ローニンズの攻撃がつつがなく終わって航が「ああ、今回は
普通の試合になりそうだ」と思った矢先、一回裏シスターズの攻撃。1番
バッター春歌がポテンヒットで出塁、2番バッター千影。
ピッチャー素子、キャッチャーのきつねと慎重にサインを交わしている。
と、春歌が走った!
きつね「まずい!素子、刺すんや!」
素子「承知!」
と、素子はいきなりユニフォームの胸をむんずと掴むと左右に引っ張る。
ボタンが弾け飛び、さらしを巻いた胸が露になる。思わず目をみはる
両軍監督だが、
一塁手・なる「景太郎、見ちゃだめ!(とグローブをベンチに投げつける)」
景太郎監督「ぶほっ!?(顔にグローブの直撃を受ける)」
咲耶「お兄様、私以外の女性に目を向けては駄目!(と後ろから抱き付いて腕で
航の顔面を覆う)」
航「うわっ!?」
と、声が似ている二人が似たような行動をとったがその目的は少し違うぞ(笑)。
だが、その間に素子は懐に手を入れると、そこから取り出したのは――数本の
クナイ!?
素子「神鳴流奥義、百花乱舞!」
素子の手から放たれたクナイが、一、二塁間を走る春歌目掛けて一直線に飛ぶ。
きつね「うわっモトコ!『刺せ』ってのはそういう意味とちゃうで!」
ガカッ!
クナイが春歌の白い肌を赤く血で染めるかと思われた瞬間、全てのクナイは
春歌の持つお釜の蓋に刺さっていた。
白雪「あー、あれ姫のお釜の蓋ですの」
そう、三塁側ベンチの横に設けられたシステムキッチンのガスコンロの
上では、炊いている最中の米を入れた釜が、蓋もなく煮えていた。
白雪「赤子泣いても蓋取るなっていうのに蓋もってっちゃ駄目ですのぉ」
ちなみにこのシステムキッチンは例によって例のごとく、鈴凛特製の、
畳むと鍋一つに収納できるという携帯キッチンである。
素子「やるな!ならこれはどうか!」
と、どこに持ってたか、妖刀「ひな」を抜き放ち、春歌に斬りかかる。
春歌「覇ッ!」
春歌もどこからか長刀を取り出し、素子の剣を受け止める。
素子「神鳴流奥義、斬魔剣弐の太刀!」
人物は斬らずにその衣服だけを斬る、究極の活人剣の前に、春歌の肌が
白日の基にさらされるかと思ったその瞬間、
カカッ!
春歌の周囲を覆う球状の力が、弐の太刀を跳ね返した。
きつね「むう、あれは『制極界』!武術を極めたものだけが会得するという
攻防一体のバリヤーや!」
#リンかけなんてネタとしては通じないよなあ。うる星とどっちが古いっけ?
自分の放った弐の太刀をモロに食らった素子のユニフォームが布切れとなって
宙に舞う。
一塁手・なる「景太郎、見ちゃだめってば!(と今度は帽子をベンチに投げつける)」
景太郎監督「ぶほっ!?(顔に帽子の直撃を受ける)」
咲耶「お兄様、私以外の女性に目を向けては駄目ってば!(とまたも後ろから抱き付いて
腕で航の顔面を覆う)」
航「うわっ!?」
だが、二人の心配は杞憂であった。雪のように舞う端布の向こうから現れた
のは、剣道着姿の素子であった。
素子「こんなこともあろうかと、下に着ておいてよかった」
着れるのかい。
素子「この格好ならば心おきなく戦える……!」
春歌「いいでしょう、かかって来なさい!」
というが早いか、春歌もユニフォームを脱ぎ捨てると武術姿に。
カオラ(ライト)「あかん、モトコのピンチや!メカたまご0号GX、出撃や!」
ぽちっとな。
カオラのリモコン操作で、瀬田カーの屋根が爆砕ボルトにて強制排除され、
中から巨大なカメメカが出現する。
メカたまご0号GX「み゛ゅ゛う゛」
グラウンドに回転しながら飛来するメカたまご0号GX。それを見て、
鈴凛がベンチから飛び出す。
鈴凛「そっちがメカならこっちもメカ!来い、メカ鈴凛!」
と、リモコンを操作すると、メカ鈴凛(アニメ版)がドスンドスンと
出現する。
メカ鈴凛アニメ版「ガ」
素子「はーっ!やーっ!」
春歌「はいっ!」
と互角の戦いを繰り広げる二人を尻目に対峙するメカたまご0号GXと
メカ鈴凛アニメ版。
カオラ「ふっふっふ、このメカたまご0号GXをただのメカたまご0号と
思ってもろたら困るで。GXの名前の由来を見せたる。しのむー、
太陽は出ておるけー?」
しのぶ(サード)「え?太陽?」
カオラ「太陽は出ているかと聞いている!」
しのぶ「え、ええ、昼間だしお天気いいから出ているけど……?」
カオラのリモコン操作で、メカたまご0号GXの口から巨大な砲身が
伸び、背中の甲羅が展開して4枚のリフレクターになる。
カオラ「サテライトキャノンより十万倍強い、サンライトキャノンや!
太陽まで光の速さで8分19秒かかるんで、指示を出してから往復
16分38秒かかるのが欠点やけどな!」
鈴凛「そんなに待てるかー!やっちゃえ、メカ鈴凛!」
メカ鈴凛アニメ版のパンチがメカたまご0号GXを直撃する。
メカたまご0号GX、もんどりうってスコアボードに倒れこむ。崩壊し
瓦礫の山と化すスコアボード。だが、メカたまご0号はカメとは思えない
俊敏な動きで起き上がる。
カオラ「フラッシュシステム、起動!」
いつのまにかユニフォームの上に黄色いゆったりしたドレスを着た
カオラ。色黒に額のビンディーはニュータイプの証。ニュータイプの
力でサンライトキャノンを司るフラッシュシステムが起動するのだ。
カオラ「ああ、アフロ、時が見える……」
無限に広がりグラウンドを覆うドレスの真ん中で、何を考えているのか
自分でアフロな鬘をかぶるカオララァ。でもアフロな髪はアムロというより
コスモだぞ。
#とこのへんを書いてからニュースチェックしたらPARALLAXさんがガンダム
#総出演させてるしー。
千影「……バッターは私なのに出番がない……呪う」
航「……そんな馬鹿な」
試合開始当時、航は一応一般人らしい対戦相手に、「今日は普通の野球が
できそうだ」と安堵していた。
だが実態はどうだ。一応試合らしきものが続いた前回と違い、被害こそ少ない
ものの、すでに野球の試合の形式をなしていないではないか。
まだ一回の表裏すら済んでいないというのに……
素子「やーっ!とーっ!」
春歌「はいっ!はーっ!」
剣と長刀の打ち合いはいつ果てるともなく続いていた。だが、二人の顔は
むしろ強敵にめぐり合えたことへの喜びに輝いていた。
素子(素晴らしい、この少女の腕前……!これだけ腕の立つ者に出会ったのは
姉上と剣を交えた時以来だ!)
春歌(このお姉さまの剣、太刀筋は明らかに暗殺剣のものなのに、使い手の
優しさがその剣を鈍らせて……い、いいえ!その優しさが剣の鋭さをさらに
増した上で人を活かす剣、活人剣の真髄をなしているんだわ!わたくしも
その極意を授かりたい……!!)
それは、剣を交え、命のやり取りをした者同士だけに通ずる友情であった。
その向こうでは、広がりすぎたドレスに足をとられて転げているカオラと、
鈴凛の操る2大ロボがどつきあいを広げていた。
カオラ「そろそろ16分38秒やで。あと5,4,3,2,1……」
……
何も起こらなかった。
カオラ「はて、変やな?こないだ太陽に向かって打ち上げたマイクロ波
照射装置『西武D.O.M.E.』からマイクロ波が放射されてくる筈やのに」
鈴凛「太陽の上に装置を置けるかあっ!やっちゃえ、メカ鈴凛!」
メカ鈴凛アニメ版「ガ」
メカ鈴凛アニメ版のハンマーパンチが、無用の長物となったメカたまご0号GXの
リフレクターを破壊する。「君の手がささやいている最終章」で主人公の
娘・千鶴が割ったCDの破片のように、虹色に輝く板がキラキラと舞い散る。
#いやあ、単行本でしか読んでないけどあの展開には驚いた>君の手〜
カオラ「やるな。だがうちのメカたまごGXをこれだけのモンと思って
もろては困るで。ディバイダー、射出!」
ひなた荘の屋根に設置されたカタパルトから、ディバイダーが発射される。
不要となったサンライトキャノンとリフレクターを排除したメカたまご0号
GXが空中に舞い上がり、その背中にディバイダーがドッキングする。
カオラ「メカたまご0号GXD.V.や!」
メカたまご0号GXD.V.「み゛ゅ゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛」
鈴凛「負けるものか!こっちもパワーアップの手は用意してあるんだから!」
鈴凛の腕時計リモコン操作に従い、プロミスアイランド山頂の角○像(違)から
強力なエネルギー波、「クォンタム・サージ」が照射され、メカ鈴凛アニメ版は
メカ鈴凛アニメ版メタルスへと進化する。って元々メカな外見なので、違いは
色がメタリックになっただけだ。
メカ鈴凛アニメ版メタルス「ガ!」
カオラ「なんやそれ、プレゼント用限定版メッキバージョンかなんかか?」
鈴凛「違〜う!!」
と言いつつ、(あ、それいいアイデア!今度、メカ鈴凛のゴールドバージョンと
シルバーバージョンとクリアーバージョンを作ってアニキにプレゼントしよっと!)
とアイデアを無断借用する鈴凛であった。
さて、他の人物はというと。
しのぶ「ほらね、クッキーの型を使うと、スイカをきれいな形に切ることが
できるのよ」
白雪「ほんとですのぉ。これでスイカカレーを作る時にきれいなカレーが
できますの」
しのぶ「カ、カレーにスイカはちょっとどうかと思うけど」
白雪「そうですの、カレーにスイカを入れても煮込んでいる間に溶けてしまって
せっかくの形がなくなってしまうですの、てへ」
しのぶ「いやそういう問題じゃないと思うけど」
システムキッチンで料理を作る二人であった。腕は自信のある二人、あとは
白雪の毒創性、もとい、独創性をいかにしのぶがコントロールできるかだが、
しのぶじゃあ流されてしまいそうだなあ……^^;;
さて、その料理に使っているスイカを持ってきた人は。
むつみ「はう……」
鞠絵「はあ……」
死にかけ2名。
すでに二人とも魂が肉体から抜けかけてる(笑)
と、そこに死神が舞い降りてくる。
死神「我はお前たち二人の魂をあの世へ導くもの……」
むつみ魂「あらあらそれはご苦労様です。さあ、鞠絵ちゃん、
参りましょうか」
鞠絵魂「あの、私はまだ行くわけにはいきません」
むつみ魂「どうしてですの?」
鞠絵魂「ペリー・ローダンシリーズを読み始めましたので、
それが完結するまでは心残りで死ぬわけにはいかないんです。
#それじゃ物理的に永遠に死ねないぞ
それにあ○ほ○さ○るの「天○戦○シュ○ト」とか、園○○樹の
「聖竜○伝」の続きとか、柏○○○の「ヤマ○○ケル」の3巻目以降
とか、最後まで読み終えてない小説がいろいろあるんです」
#それらは別の意味で物理的に永遠に死ねないぞ。
死神「困ったもんだ」
たま「みゅう」
ミカエル「わふっ」
ところで死神さん、どこからいらっしゃったので?
うん?3塁側ベンチの裏の暗闇に魔法陣が描かれていてそこから?
魔法陣、魔法陣……あ、この暗闇ですね。蝋燭がいっぱいたってる……
千影「……本当に死神を召還することができるとはな……鞠絵の部屋に
あったこの魔道書、どうやら本物だったらしいな……」
ってあのー。その鞠絵本人がそのせいで死にかけているんですけどー。
どうせ試合にならないマウンドに、丸い卓袱台が持ち込まれている。
それを囲むのは、なる、咲耶、可憐。
可憐「すみません鳴瀬川さん。試合がめちゃめちゃになってしまった上に
お勉強まで見ていただいて」
咲耶「まあ現役東大生に勉強を見てもらえるチャンスなんて滅多にないし。
よろしくお願いします鳴瀬川さん」
なる「なるでいいわよ。まあ私とかあなたたちのような『ヒロインタイプ』
のキャラは他の色ものキャラと違ってネタになりにくいのよねえ」
すまぬ。
可憐「あら、でもなるさんはファン投票でもいつもトップだって伺いましたよ。
ネタになりにくくてもトップを獲得する秘訣はなんですか?」
なる「そりゃやっぱり、主人公とくっつくことかもねー。ドジでマヌケでスケベ
だけど、景太郎は一応主人公だから、その主人公とくっつくのが出番を増やして
印象を良くする最短経路じゃないかしら」
可憐(主人公とくっつく……お兄ちゃんとくっつく!)
咲耶(主人公とくっつく……お兄様とくっつく!)
なる「……ひょっとして私、なんか言ってはいけないことを言った?^^;;」
可憐&咲耶「そんなことありません!とても勉強になりました!」
今夜の航の運命やいかに(笑)
サラ「見ろよーヒナコー、これパパが発掘した石のお面だぞー、すげーだろー」
雛子「すっごいへんなおかお!これつけておにいたまとかみんなをおどろかせに
いこうよ、クシシシシ」
サラ「おー、行こう行こう」
ガキどもはどこでもすぐ仲良くなるねえ。
サラ「じゃお面をかぶってと。ウリィィィィィ!」
……瀬田さん、あなたどこで何を発掘したんですか。
きつね「プハー、スポーツをした後のビールは最高やね」
まだ一回裏でスポーツをしたもないもんだ。
きつね「しっかしまあ、向こうの平均年齢はうちらよりちょいっと下みたい
やからなー、ウチと話が合う奴はおらんかなー。おっ?」
ときつねが目をとめたのは、日傘をさしている少女。
きつね「お嬢ちゃんお嬢ちゃん、ビール飲まんかー?ぶご!」
きつねの頭をけり倒したのはくわえ煙草のはるかさん。
はるか「子供に酒を勧めるんじゃない!」
きつね「冗談やて冗談。ほら、こっちのジュースあげるわ」
亞里亞「ジュース〜」
ときつねが缶ジュースを渡すが、
亞里亞「栓〜が〜あ〜って〜飲〜め〜な〜い〜、あ〜け〜て〜」
きつね「なんやお前、缶の開け方も知らないのかいな。実はすごいお嬢さん
ちゃうか。こりゃ小さい事から恩を売った方がいいかいな。どれどれ、この
みつねおねーさんが開けてあげるのでこの名前と顔をよく覚えといてや」
と恩をおもくそ売りながら、栓を開けてコップに注ぐ。亞里亞、
亞里亞「あ〜、あ〜わ〜」
と炭酸に見入る亞里亞。
そして10分。
亞里亞「あわ〜、なくなっちゃった……クスン……」
きつね「泡がなくなる前に飲まんかい!」
3塁ベンチに集まっているのは、花穂、眞深、衛、四葉。
眞深「ねえ、あたしらここでなにやってるの?」
衛「さあ?僕はできれば野球の続きをやりたいんだけど、試合が
続きそうにないんだしさあ」
四葉「四葉がチェキしたところによると、作者が面倒くさくなって、
試合を描写しなくてもいいようにさっさとメチャクチャにしちゃった
んデス!」ぎくっ(作者)。
花穂「それって結局、自分にそれだけ描く力と根性がないことに
気が付かずに手をつけちゃったってこと?花穂よりドジだよね」
ぐさっ(作者)。
眞深「そもそも他人の野球ネタに便乗する考えが安易なんだよ」ぐさぐさっ(作者)
眞深「相手がラブひなってのも安易すぎるしさ」ぐさぐさぐさっ(作者)
眞深「しかもf.r.animationへの記事なのにアニメ版を見直しもしないで
原作だけで書こうとする態度が間違っているんだよ」ぐさぐさぐさぐさっ(作者)
眞深「しかも今シスプリキャラだけで喋ってるって状況は、相互のチームバランス
を考えもしないでストーリーを決めたからキャラがあまってしまった証拠だし、
第一描写が各キャラの小ネタを並べてるだけじゃない」ぐさぐさぐさぐさぐさっ(作
者)
眞深「それにねえ……」
航「みんなそのくらいにしときなよ」
と、航が爽やかな笑顔でベンチにやってくる。
花穂「お兄ちゃま」
衛「あにぃ」
四葉「兄ちゃま」
眞深「なにさあんちゃん」
航「センスのなさと筆の遅さからして今回の挑戦が無謀だってことは言われ
なくったって作者はわかっているんだからさ」ぐさぐさぐさぐさぐさぐさっ(作者)
航「弱いものいじめはよくないよ」ぐさぐさぐさぐさぐさぐさぐさっ(作者)
花穂「うん、お兄ちゃまがそう言うんなら花穂もう何も言わない」
衛「あにぃ、そうだね。僕もあにぃみたいに男らしくなりたいな」
四葉「四葉も兄ちゃまの言いつけにちゃんと従っちゃうデス!」
眞深「あんちゃん、何まともなこと言ってるんだ?なんか悪いものでも
食ったのか?白雪ちゃんに何食わされたんだ?」
航「はははは、さあ、みんな、他のみんなのところへお行き」
と4姉妹、去る。航、骨格を調整すると、ペリっと顔を剥がす。
可奈子「作者さん、これだけあなたの味方をしてあげたんですから、
次は私と兄とのラブラブSSを書いて頂けるんでしょうね」
いや可奈子ちゃん、君も同じよーなこと言ってたんだけど。
可奈子「書かないお積りでしたら、次はあなたに変装して悪事を働き、
あなたの人望を失わせます」
いや、僕そもそも人望ないし別にいーよ。
航(本物)「アキオへ。今日も妹たちと野球の試合だった。今日こそ
まともな試合ができると思ったのに、前回以上に試合にならなかった。
前回はまだ仕方なかったんだ。相手が人智を超越した存在だったから、
こちらも対等に戦うために手段を選べなかったんだ。でも今回は、
一応相手は普通の人間のはずだった。なのにこうなるなんて、結局
前回も今回も、全ての破壊と混乱の原因はうちの13人の妹たちに
あるのではないかと……」
と、球場近くの土手に座って、モバイルパソコンでメールを打つ
航の目の前に、缶コーヒーが現れる。
景太郎「ほらよ」
航「ありがとうございます。ええと、浦島さんでしたか」
景太郎「景太郎でいいよ」と、航の横に座って自分もコーヒーを
飲む景太郎。
航「はい、景太郎さん。……あの、景太郎さん、いいですか?」
景太郎「ん?」
航「うちの妹たちも個性的だと思っていたんですが、景太郎さんの
ところもとても個性的な方々ばかりですね」
景太郎「ハハハハ、個性的か。みんないろいろな事情でいろいろな
所から来た子ばかりだからね。もっとも一人は俺の妹なんだけどね」
航「妹さんですか。うちは13人もいるから大変ですけど、お一人だと
きっと可愛がってらっしゃったんでしょうねえ」
景太郎「まあねえ、血はつながってないんだけどね」
航「そうなんですか?」
景太郎「そういう君たちの所だってずいぶんな人数で楽しそうじゃないか。
でもずいぶん年が近いみたいだけど、みんな実の妹さんなの?」
航「いえ、ストーリーが展開しないと血縁関係があるかないか確定
しないらしいんです」
景太郎「そんな馬鹿な」
航「それ、僕のセリフです」
(以下、二人が苦労話から意気投合するまで300行程は読んでもつまらない
し書くのもつまらないので省略)
景太郎「……というわけでね、その時の素子ちゃんったら……あれ?みんなは?」
航「え?」
と見回すと、いつのまにかグラウンドは無人。そして耳を澄ませば、どこかから
女の子たちのはしゃぐ声が。その声に向かうと、こんもりと木が生い茂った一角が。
景太郎、隙間があるように見えないその森に平気で踏み込む。
航「景太郎さん、そこは無理じゃないですか」
景太郎「平気だよ。ひなた荘のスゥちゃんの部屋に比べればこんなの並木も
いいところさ」
航「そんな馬鹿な」
そして景太郎と、ついていった航の目の前に……
以下、「かぽーん」「ばこーん」なラストへ続く。
#うう、やっぱりラブひなネタはそのラスト以外思いつかないです。
--
◆野火子「これからもずっと背負ってくれますか?」◆
◆ from「おにいちゃんといっしょ」FISH CAFE◆
◆ 日文 酔夢 yutaka-o@fsinet.or.jp◆
◆ URL http://www.fsinet.or.jp/~hifumi/◆
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735