Path: news1.wakwak.com!nf1.xephion.ne.jp!news.ksw.feedmania.org!feed2.dion.ne.jp!news0.dion.ne.jp!news.mashcom.co.jp!news.excel-com.ne.jp!nf1.ctc.ne.jp!news.thn.ne.jp!not-for-mail From: "S. GOTO" Newsgroups: fj.rec.animation Subject: Re: Angelic Layer #26(the last episode) Date: Sun, 13 Jan 2002 20:07:21 +0900 Organization: CATV user Lines: 776 Message-ID: References: <9rbbso$863$1@news.thn.ne.jp><9sioc0$ls3$1@news01cb.so-net.ne.jp><9tlmag$ajm$1@news.thn.ne.jp><9uuqu3$o4i$2@news01dh.so-net.ne.jp><9vi7gt$fha$1@news.thn.ne.jp> Reply-To: "S. GOTO" NNTP-Posting-Host: fjm0683.fjcas3.thn.ne.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp" Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Trace: news.thn.ne.jp 1010920044 27803 211.133.202.174 (13 Jan 2002 11:07:24 GMT) X-Complaints-To: news@news.thn.ne.jp NNTP-Posting-Date: 13 Jan 2002 11:07:24 GMT X-Priority: 3 X-MSMail-Priority: Normal X-Newsreader: Microsoft Outlook Express 6.00.2600.0000 X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V6.00.2600.0000 Xref: Sakura.CardCaptors fj.rec.animation:4427 後藤です "Keita Ishizaki" wrote in message news:a0v2ip$86m$1@news01bf.so-net.ne.jp... > 石崎です。 こんにちわ おまっとさんでございました。 本スレッドは「機動天使エンジェリックレイヤー(以下、AL)」の設定 を元に、「AL」「カードキャプター(以下、CC)さくら」のキャラク ターが繰り広げるラブコメ(多分)を、リレー妄想の形式でお送りしてい ます。 また、筆者の好みで「セーラームーン」ネタもあります。 そういうのがお好きな方だけ、お付き合いください。 なお、今回から予選大会に触れていきます。そのため、大変長くなってし まいました。 9qc0cu$2fi$1@news.thn.ne.jp において(私の担当分)、 > みさき「おめでとう、鳩子ちゃん」 > 鳩子 「ありがとう。まずは第1関門突破ね」 > みさき「次は関東大会やね」 なる会話が交わされて、既に東京大会が終わっているかのような描写があ るのですが、今回ちょっとした裏技で切り抜けています。 みさきちはもちろん全国大会チャンピオンなので、地方予選は免除。 ところで、ついに「せらむん」の映画版に続き、TV版の方もDVDがリ リースされるそうですね。 ★☆せらむんネタ☆★ >  第176話『ファイターの正体! 衝撃の超変身』で、シスターアンジェラこ > と具志堅あかねさんなんてキャラもいましたから、そうでしょう。 副業やってるシスターですね。 >  でも、神社の娘がそんな学校に通うの、良くお爺さんが許したな。 あのじいさんの性格だと、単に女子校ということで全てを容認したとしか 思えませんね。原作だと短大までエスカレーターだそうで。 >  美奈子は英国時代はカタリナお姉さまとラブラブなのでは(違)。 アランとも(本人は)できているつもりでしたから、3P。 >  えっと、アニメ版では第179話『敵? 味方? スターライツとS戦士』に > よると、まこちゃんは料理研究会に入ってはいるようですが、園芸部には入って > いなさそうな雰囲気です。 この辺の記憶は怪しかったのですが、やはりそうでしたか。 まこと達は苺をくすねていたんですよね。 >  ラブレターが来た位で蕁麻疹が出来てしまう位ですから、それまで亜美ちゃん > にアタックする男子は殆どいなかったのではと推測されますが、ALの地区大会 > で優勝したことで、イメチェンに成功したという事でしょうか。 亜美ちゃんのことですから、ジンマシンの克服はできたのでしょう。 >  こうして結局、いつものメンバーになってしまう訳ですね。 あははは。やはりここに帰結させてしまいました。 > ★☆せらむんショート劇場 『ほたるの決意』☆★ シリアスな展開ですね。ALでも、登場人物の事情を丁寧に描いていまし たが、その路線でしょうか。 >  家に入って来た若夫婦達──はるか、みちるとほたる──を出迎えたのは、エ > プロン姿の冥王せつな。 プーさん、専業主婦なのですか(笑) >  萩子とのデートで目的を果たすことが出来ずに、しょんぼりとした様子で研究 > 所に戻って来たいっちゃん。 ああ、やっぱりだめだったんですか。 いっちゃんはすっかり意気地がなくなってしまいましたね。 >  エンジェリック・レイヤーの研究では無く、その技術を応用した(実際は逆な > のですが)義肢の研究の方に携わっている研究員でした。 もう、いかがわしい研究には一切手を染めていないんですね>土萠教授 > #ちなみにセーラームーンの原作を知らないと、どうして土萠教授が義肢の研究 > #に関わっているのかは判らないかも。アニメでは悲惨すぎるためか省かれた設 > #定ですので。 ただ、原作とアニメを比較してみると、アニメの病弱な方が、蛍の光の儚 さにマッチしているように感じました。原作はどうも冷たいイメージの方 が前面に出ていたようです。 それにしても、原作のあの設定はショッキングでしたね。少女マンガのた めメカニカル部分がいいかげんに描かれていたのが却ってよかったかもし れません。 ★☆せらむんショート劇場「亜美ちゃんの初戦」☆★ ●前置き 各人のエンジェルの名前ですが、しばらくはこれでいきます。 うさぎ セレニティ 亜美  ヘルメス レイ  アレース まこと イオ 美奈子 アフロディーテ(「Vちゃん」から改名。デザインも一新) #まこちゃんの場合、このやり方でいけば「ゼウス」になるのですが、デ #ウスと紛らわしいので、木星の衛星の名前からとりました。 レイ 「うーさーぎー!名前変えろって言ったでしょ?」 まこと「ばればれだから、やめろってば」 うさぎ「いーじゃん、名前なんてさー(ぶちぶち)」 美奈子「まあまあ、実力の方が大切よ」 ●進捗状況 亜美ちゃんの指導で、メキメキ実力をつけていったらしいうさぎちゃん達。 試しに十番地区の公認大会に亜美ちゃん以外の4人は出場してみました。 公式トーナメントへの参加資格、すなわちエンジェルカードを手にするた めです。これがラストチャンスでした。 #港区大会は既に済みなので、敗者復活戦の色合いが強い 確かに、この4人の実力は町内会レベルでは群を抜いていたために、難な く最低目標の1勝はクリアし、しかもベスト4に4人とも残りました。 で、結果は 優勝  木野まこと 準優勝 火野レイ 3位  月野うさぎ 4位  愛野美奈子 となりました。 しかし、十番地区大会での4人のファイトのレベルは、亜美ちゃんの期待 を大きく裏切る低さでした。 レイ 「美奈子ちゃん、これじゃあ自称ゲーセンクイーンのあだ名が泣く     わよ」 美奈子「あははははは……まあまあ、あれが実力だと思ったら大間違いよ。     今回は体調がちょっと……     (ぼそっ)うさぎちゃんよりは上にいけると思ったのに……」 ●予選会エントリー 今年から東京都予選はA,B2地区に分かれ、トーナメント方式で上位4 人に関東大会への出場資格を与えるよう大会ルールが改められました。ま た、地形レイヤーは使いません。 #鳩子ちゃんの地区では予選済みです。 亜美ちゃんはうさぎちゃん達に出場を打診しました。ここでいう「打診」 とは、暗に「強制」と同じ意味であることは、4人とも気づいていました から、逆らうわけがありません。亜美ちゃんは、顔こそ笑顔ですが、目は 笑っていません。うさぎちゃん達の日頃のお気楽極楽な態度にぶちきれた のは間違いないようです。 亜美 「いいわよね?(にっこり)」 レイ 「まずい……あの目……」 まこと「笑ってないよ……」 うさぎ「……なんかまずいことした、あたし達?」 美奈子「あ、あの、亜美ちゃん……じゃなくて部長!」 亜美 「いつもの呼び方でいいわよ、美奈子ちゃん(にっこり)」 美奈子「(ぞーーーーっ)こ、こわい……」 まこと「あ、あのさ、聞きたいことがあるんだけど……」 亜美 「なあに?」 うさぎ「予選の目標は?」 レイ 「そ、そこは亜美ちゃんのことだから、各人の実力に合わせて、そ     れより1ステップ高い目標、ってとこじゃない?ね、亜美ちゃん?」 亜美 「……何を甘いこと言ってるの、レイちゃん」 4人 「え?」 亜美 「いい?各人の目標は優勝」 4人 「えーーーーーっ!?」 まこと「む、無理だよ、亜美ちゃん」 美奈子「いきなりなんて」 亜美 「レイヤーは、年齢・性別・身長・そしてキャリアに関係ないの。     自分とエンジェルを信じる人が勝つの。いい?わかるでしょ?」 うさぎ「は、はい……何度も聞かされてますから……」 亜美 「というわけで、みんな、優勝目指して頑張りましょう(にっこり)」 4人 「は、はい……」 亜美 「みんな、つらい高校受験をクリアしてきたんだから、同じ気持ち     で、ね?」 うさぎ「(ぼそっ)また同じ気持ちは」 まこと「(ぼそっ)味わいたくないような」 美奈子「(ぼそっ)右に同じ」 レイ 「(ぼそっ)あたしはエスカレーターだから……」 亜美 「…………何か言った?」 4人 (ひぃーーーーーーーっ) まこと「まずいよ……亜美ちゃんも混乱してる……」 レイ 「優勝って一人だけじゃない……」 うさぎ「あ、もしかしてさー、引き分けっての、あるんじゃなーい?」 美奈子「そんなの、あるわけないやろー!」つっこみ うさぎ「そうだよね、あははははははははは……」  ぴゅーーー………… うさぎ「…………しぃましぇん」 とにもかくにも、5人は出場することに。 ●当日 そして、大会当日となりました。亜美ちゃん以外は初めて来るレイヤーの 会場です。 うさぎ「うわーーーっ、たっくさんいるねーー」 レイ 「雰囲気に飲み込まれそう……」 亜美 「だいじょうぶよ、落ち着いて」 まこと「だ、だいじょうぶなのかな、あたし達……」 美奈子「な、なんか、足ががたがたしてきたわ」 衛  「みんな、そんなんで本当にだいじょうぶなのか?」 うさぎ「まっかせてよー。一勝くらいはできるからさ」 亜美 「うさぎちゃん……一勝くらいってどういうこと…………」 うさぎ(……やば!) まこと「うさぎちゃん!」 レイ 「も、もちろん狙うは優勝よ、ねえ、うさぎ?」  ばんっばんっ 美奈子「やっだー、うさぎちゃんたらー、謙遜はだめよー」  ばんっばんっ うさぎ「いったーい!2人とも、背中たたかないでよー!」 まこと「さ、さあ、まず試合時間と対戦相手を確認しようよ」 ●亜美ちゃんの一回戦 亜美ちゃんの一回戦の相手は氷川優子のカタリナ。 亜美ちゃんの評判は一部メディアやネットを介して広まっていましたので、 紹介されると、歓声の嵐に包まれました。 氷川 「なあに、あれ?初めてのくせに、生意気な……」 カタリナは足にはスケートの刃がついていて、高速回転を活かしたスピン キックを得意としているエンジェルですが、トップスピードに乗るのに時 間がかかるという欠点があります。当然亜美ちゃんもそのことは知ってい ました。 ところが、姑息なことが大嫌いな亜美ちゃんは敢えて、カタリナがトップ スピードに乗るまで待っていました。 氷川 「ふ……これだから素人は……」 トップスピードに乗ったカタリナはヘルメスの周りをぐるぐる回ります。 しかし亜美ちゃんは落ち着いていました。ヘルメスは全く動じていません。 状況がよく見えています。 そして、カタリナが接近してスピンキックを仕掛けてきたそのとき、 亜美 「今だわ!」  ひゅんっ 氷川 「えっ……消えた……」 ヘルメスはカタリナの視界から消えました。 ヘルメスは上空高くジャンプしていました。そして、回転の中心、すなわ ちカタリナの頭上にキックの一撃をお見舞いしました。  ばしっ 氷川 「あ……」  ぽとっ ヘルメスのキック力は、カタリナをあっという間にレイヤーアウトさせて しまうほどの力でした。  しーん………… 決着は一瞬の出来事でした。会場は静まり返ります。この間、ヘルメスは 全くの無傷です。 #この戦法、実はみさきちも同じでしたが、みさきちの場合はしろうとで #したから さすがの司会者も、一瞬で勝負がついてしまったことに、しばし絶句しま すが、 司会者「…………エ、エルメス、WIN!」 亜美ちゃん、難なく一回戦クリア。 司会者「驚きました。今年もまた、奇跡のルーキーの登場か!?」 衛  「これはすごいな、亜美ちゃん……」 4人 「ひょーーー……」 これまで何度となく亜美ちゃんの対戦を見てきたつもりのうさぎちゃん達 でしたが、まるで別人であるかのような、亜美ちゃんの冷静沈着な振る舞 いに、しばし見とれてしまいました。そして、ヘッドセットをとって、に こっとする表情。そのギャップに、会場の男どもは釘付けになってしまい ました。衛も油断していて、つい引き込まれてしまいます。 うさぎ「まもちゃん!」 衛  「……え?な、何だ、うさこ?」 うさぎ「亜美ちゃんにデレーッとしてたでしょ」 衛  「ご、誤解だよ……」 この状況をモニター室で見ていたいっちゃんと尾形クン。 尾形 「すごい……去年のヒカルと同じことを瞬時にしかも全く無傷で…」 いっち「オガタ……今のはちゃんと記録しとるやろな」 尾形 「は、はい、ばっちりです」 いっち「これやからレイヤーはやめられんのや……」 ●美奈子ちゃんの一回戦 ノルマが重く圧し掛かっている他の4人ですが、まずは美奈子ちゃん。 亜美ちゃんのファイトに、何故か勇気付けられました。 美奈子「よーし!次はあたしかー!」 レイ 「美奈子ちゃん、落ち着いて頑張ってね」 まこと「慌てなければ、必ず勝てるさ」 美奈子「ちょっとー、それって、あたしがあわてんぼさんってことなの?」 美奈子ちゃんの対戦相手は、この人でした。 #対戦相手を確認したとき、名前だけでは判らなかったのです 美奈子「あーーっ!!あんた!」 京子 「ここでお目にかかれるとはねえ」 美奈子「今日こそ、決着を着けようじゃない」 京子 「決着って、また恥をかくつもりかい」 美奈子「なんですってーーーーっ!?」 そう、かつて恵比寿支店で悪名を轟かせていた若月京子でした。以前にも 対戦した経験があるのですが、京子とガチンコ勝負で挑んだのにもかかわ らず、 京子 「勝った!勝ったよ、このあたしが!反則技なしで!」 取巻A「やったよ、京子さん!」 取巻B「今日は雪が降るね」 京子 「ほめろよ」 取巻A[今日は京子さんのおごりだー!」 取巻B「やったー!」 京子 「お前らー!」 美奈子「ぐぐぐぐぐ……反則女に真剣勝負で負けるなんて……」 美奈子ちゃんは屈辱でいっぱいになりました。あのときの屈辱、忘れるこ とはできない。美奈子ちゃんの頭の中はそれだけに支配されてしまいまし た。 美奈子「いくわよ!見てなさい!だーーーーーーーっ!!」  しぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ クイーンとアフロディーテとの激しい殴り合いが続いています。 京子 「ぐ……少しは進歩したみたいじゃないか」 若干、アフロディーテの方が形勢有利になりました。 美奈子「ゲーセンクイーンの名にかけてーーーーっ!!」 京子 「ゲーセン?あほか、お前は。     レイヤーは頭でやるもんだろうが」 美奈子「……指を動かすのは速いけど、頭はちょっと……     そうよね、あのときだって……ブチブチ……」 と、油断をしていたら、  ばきっ 美奈子「あっ……」 一瞬ガードが下がってクイーンの蹴りが見事アフロディーテに命中。レイ ヤーアウト寸前まで追い詰められましたが、すぐに体勢を立て直しました。 美奈子「ふう……危ない危ない。     (深呼吸)よーし、もう一丁!」  しぱぱぱぱぱぱぱぱ ゲーム機さながらの百連パンチを繰り出し、相手にダメージを与えてはい ますが、決定打がありません。 美奈子「な、なんか、疲れてきたわね……     うー、もう、こうなったら!」 咄嗟の判断で、跳び蹴りをくらわせました。クイーンは戦闘不能となりま した。 司会者「アフロディーテ、WIN!」 美奈子「(ぜーっ、ぜーっ、ぜーっ)や、やっと勝った……」 美奈子ちゃんは、観客席の、亜美ちゃん達の座っている方向にVサインを 出しました。 口ではきついノルマを課してしまった亜美ちゃんですが、内心は美奈子ち ゃんが勝ってくれたことに安堵していました。 亜美 「良かった……私、みんなに無理を言ってたんじゃないかって……」 まこと「だいじょうぶだよ、亜美ちゃん。みんな判ってるよ」 レイ 「亜美ちゃんは、あたしたちの実力を信じてるから」 うさぎ「あえて厳しいこと、言ったんだよねー」 亜美 「みんな……」 【「亜美ちゃんの活躍」終わり】 #残りの3人の第一試合は次回回し。 #誰かとほたるを戦わせるという構図ができそうですね。 #さくらとも。 ★☆AL2ネタ☆★ > 鳩子 「ひょっとすると、あれのことかしら」 将来、みさきちと何かあった場合に備えて、知識だけはつけていたのでし ょうか。 >  その雑誌を後ろから覗いた珠代ちゃんは、今まで自分達がやっていた行為であ > ることも忘れて、真っ赤になって虎太郎をぶっ飛ばしてしまいます。 そうか、みんなで覗いていたわけではなく、公開されていたんですね。 山崎 「知ってる?プロレスって、昔は自宅でやるもので、非公開だった     んだよ……」 千春 「はいはいはいはい」ぎゅーーーーっ  ずるずるずるずる…… >  ただ、雪兎さんはケロちゃんの存在、知ってましたっけ? そこが難点ですね。 >  だんだんとエスカレートというと、やっぱりABC…(以下略) [鳩子ちゃん愛の劇場] 鳩子 「みさき、ちょっと目をつぶって」 みさき「な?」 鳩子 「いいから」  ごそごそ 鳩子ちゃんは自分で下着姿になりました。そして、みさきちの方を。  もぞもぞ みさき「ちょ、ちょっと鳩子ちゃん、くすぐったいんやけど……」 鳩子 「まだ、じっとしててね」 みさき「……身体がスースーするんやけど」 鳩子 「おとなしくしててね」 みさき「は、鳩子ちゃん、何してるん?服を……」 鳩子 「目をつぶっててね」 明らかに服を脱がせようとしていることはわかるのですが、鳩子ちゃんに は逆らえないみさきちは鳩子ちゃんのなすがまま。そして、鳩子ちゃんは みさきちの手を引いて 鳩子 「さ、これでいいわ。そのまま、まっすぐ」 みさき「ど、どこへ行くん?」 そのまま、自分のベッドへ誘導してしまうのでした。そして…… その現場を、知世ちゃんはしっかりと撮影していました。この手があった のか、と思わずその場でポンと手を叩いたのは言うまでもありません。 [終わり] #すみません >  そう言えば、友枝町ってどこにあるんだろう。 世田谷か渋谷当たりではいかがでしょう? > >> ★機動天使エンジェリックレイヤー2nd 第10話 > >>  『さくらと素敵な王子様』 >  セーラースターズの後という設定にしていますので、大体小学校低学年位とい > う設定です(故に、鳩子ちゃんよりは年上です)。年齢に比べて頭脳明晰な筈で > したので、サトゥルヌスも命名出来たのでは無いかと。 しつけはよさそうですね。 > #本当はプーが教えた。 ああ、やはり。 > #はるか達は何区に住んでいるんだろう? イメージはシロガネーゼってとこでしょうか。 >  みさきちに惚れる最に嫉妬する楓とか(笑)。 楓の方が惚れても可ですね。 > >★機動天使エンジェリックレイヤー2nd 第11話 > > 『さくらと小狼の再会』 >  自分で振っておいて何ですが、案外あっさりと王二郎になびきましたね(笑)。 憧れと恋愛が混乱する年頃ということで、いいのでは。 >  虎太郎も昔(ひょっとしたら今でも)好きな人がデートしている光景なんて見 > たく無いだろうし、今の好きな人が自分を無視してみさきちのおっかけをしてい > ることも面白く無いだろうし…。 はははは、実は一番可哀想な奴だったりして>虎太郎 >  邪魔しちゃなどと言いつつ、ちゃんと後はつけているのですね(笑)。 しかし、この2人が仮に結婚するとして、王二郎とみさきちは叔父と姪の 関係になってしまいますが、どうなるのでしょう?随分前から指摘されて いた疑問ですが。 > ★機動天使エンジェリックレイヤー2nd 第12話 >  『さくらと小狼のすれ違う想い』 > 「このままだと母の二の舞ですわ」 知世が積極的にさくらにアピールする展開なのでしょうか。 >  早速レイヤーセットを一台占有し、練習を始めるみさきの「ヒカル」と珠代の > 「アントニオ(仮)」 まだ、名前が残ってましたか(笑) #今回、改名しました >  本当はみさきの家にも練習用のレイヤーセットがあったのですが、やはり練習 > 場のそれとは大きさが違います。 王二郎が持ってきたやつですね。 > 「珠代の奴、まるで駄目じゃん」 > 「本当にそう思う? 虎太郎」 > 「鳩子?」 > 「良い所まで、行けるかもしれない」 伏線ですね。 >  スピネルとケロちゃんは、それぞれ知世とさくらの膝に乗って、ファイトを始 > めようとしていました。 >  小狼とさくらもヘッドセットをつけていて、傍目からはさくらと小狼が対戦を > しているようにも見えます。 >  ちなみに知世がレフェリーをしています。 この方が自然ですね。 >  そろそろ、こちら側でも大会を始めましょうか。 ということで、前口上で述べたように東京都予選の話を少し進めていくこ とにします。優勝は……誰にしましょうかねえ。 話は変わりますが、藤崎円香って中学生だったんですね。高校生かと思っ てました。 ★機動天使エンジェリックレイヤー2nd 第13話  『さくらと初めての公式戦』 ●知世ちゃんの工作 知世 (今のままでは、さくらちゃんと李君とで、楽しくレイヤーをやっ     ていただくわけにはいきませんわ……) 勘のいい知世ちゃんと苺鈴ちゃん。全てを知ってしまいました。さすがの 苺鈴ちゃんも、小狼の尻の軽さに呆れてしまったようではありますが、そ れでも惚れた者の何とやら、放ってはおけません。それは知世ちゃんも同 じでした。ところが、東京都予選が間近に迫っていたことに気づいた知世 ちゃんは、自分が仕掛けたさくらちゃんと小狼達との試合よりもまず、さ くらちゃんの出場資格取得を優先しました。 この裏工作ですが、もちろん親会社ご令嬢の言うことを聞かない子会社は ありませんので、さくらちゃんは難なく出場資格を手にしました。 知世 「はい、さくらちゃんのエンジェルカードですわ」 さくら「あ、あの……いきなり都の予選なの?     確か、友枝町の大会が……それから、区の……」 知世 「さくらちゃんともあろうお方が、そんな草の根の大会で満足して     いてはいけませんわ」 さくら「で、でも、段取りが……」 知世 「(にこっ)大丈夫ですわ。さくらちゃんなら」 知世ちゃんはさくらちゃんの手をそっと優しく握りました。知世ちゃんに は精一杯の愛情表現ですが、ふんわりさんなさくらちゃんには知世ちゃん の愛が伝わろうはずがないのです。報われない知世ちゃんの愛。 苺鈴 「ねー、あたしたち、結局何しに来たの?」 知世 「しばらくこちらに滞在なさってはいかがでしょうか」 苺鈴 「でも、学校が……」 知世 「そこは……」 大道寺の力で、ということで、強引に再編入させようと考えているようで す。そして、小狼や苺鈴ちゃんの出場資格を、本人達には内緒で取得して いるというちゃっかり者であるということも忘れてはいけません。 苺鈴 「あたしたちは出場資格がないから、観戦に専念させてもらうわ。     ねえ、小狼?」 小狼 「あ、ああ……」 今年から東京都予選はA,B2地区に分かれてそれぞれ上位4人が関東地 区予選に駒を進めることになりました。もちろん予選通過人数が増えたか らといって予選通過が楽になった訳ではなく、参加者のレベルが底上げさ れているので、難易度はむしろ向上したといった方がいいでしょう。でも いざとなったら何をしてでもさくらちゃんを優勝させるつもりの知世ちゃ んなのです。これが彼女の愛情表現。 ●珠代ちゃんの特訓 珠代ちゃんも、大会直前になってぎりぎりエンジェルカードをGETでき ました。みさきちの指導を受けています。 #鳩子ちゃんと同じ地区に住んでいて、鳩子ちゃんがすでに勝ち残ったの #に、珠代ちゃんが出られるのか、という疑問がありますが。 珠代 「ねえ、あたし、本当に出なきゃだめ?」 みさき「せっかく始めたんやもん。頂点目指さな」 珠代 「あたし、そんなつもりでレイヤー始めたんじゃないんだけどねえ」 みさき「なあ、珠代ちゃん」 珠代 「何?」 みさき「この前、王二郎さんに『決闘』言うとったやろ。あれ、本気なん?」 珠代 「……そ、そりゃ、本気よ」 みさき「だったら、大会はいい実戦練習の場だよ。実戦でめきめき強くな     ったんもおるし」 みさきちには「決闘」の目的が何であるのか、わかろうはずがありません。 煮え切らない王二郎を炊きつけようというのが決闘の真の目的だったので すが、あわよくばみさきちを自分のものに、という考えも働いていたこと は間違いありません。とにかく、親身になって教えてくれるみさきちのた めに、少なくとも一回戦くらいは、と思い始めていますが、みさきちが親 身になってくれているがために、王二郎とのデートの回数を減らしている のもこれまた事実。複雑な思いの珠代ちゃんです。 みさき「それはそうと、エンジェルの名前、これでええの?」 珠代 「あ、そうだ…………ねえ、変えてもいいの?」 安直につけた「アントニオ(仮)」を、イマイチだと思い始めていた珠代 ちゃんは、改名を密かに考えていました。 珠代 「幾らなんでも男性名は……ということで、これでどう?」 みさき「ジャッキー……?ええんちゃう」 珠代 「『アジャ』とか」 みさき「……強そうやね」 珠代 「いや、いっそこの際、『みさきち』もいいかもね」 みさき「そ、それは……ちょっと……」 珠代 「王二郎さんも、『みさきち』という名前のエンジェルには、手加     減してくれるんじゃないかな」 みさき「なー……」 珠代ちゃんは本気で「みさきち」とつけたかったのですが、当のみさきち が嫌がるので、結局「ジャッキー」にしました。 ●予選大会 さくらちゃんにとっては、大会そのものが初めてです。 #知世ちゃんのズルで手にしたエンジェルカードなので。 さくら「見に来たことはあるけど……実際に出るなんて……」 知世 「さくらちゃんなら、きっと勝てますわ。ね、李くん?」 小狼 「あ、ああ……」 相変わらず、どう声をかけてよいのか判らない小狼ですが 小狼 「と、とにかく、頑張れ……俺、応援してるから……」 さくら「うん……ありがとう……」 お互い、別の誰かに関心を寄せていることに何となく気づいてしまった2 人ですが、それでも互いを想う気持ちに嘘はないことに気づくのは時間の 問題です。 苺鈴 「でさー、こいつはどうするの?」 ケロ 「こいつとは失礼な、小娘!」 さくら「ケロちゃん、おとなしくしててね」 ケロ 「ったく、しゃあない。おい小娘、世話さしたるから、ありがたく     思え」 苺鈴 「えらそうに。生意気言うんじゃないの!」  ずぼっ 苺鈴 「さー、それじゃああたしたち、場所とってるね。行こう、小狼!」 小狼 「お、おい!」 苺鈴ちゃんに強引に引っ張られ、小狼は観客席に向かいました。ケロは苺 鈴ちゃんのバッグに押し込められました。さくらちゃんは知世ちゃんとと もに受付に向かいます。 ●受付 受付嬢「木之本桜さん、ですね」 さくら「は、はい!」 受付嬢「E8待合室でお待ちください。こちらが控えになります」 渡された紙には対戦相手が書いてありました。 #相手を誰にしようか迷ったので、以降も名前は一切出していません。 知世 「いかがですか?」 さくら「……名前だけじゃ、よくわからないよ……」 同じ頃、珠代ちゃんも受付を済ませた後でした。 虎太郎「ったく、お前なんかにできるのか?」 珠代 「何ですってー!」 鳩子 「虎太郎、失礼じゃない」 鳩子ちゃんは虎太郎の手を取って思いっきり振りました。勢いがついて止 まらない虎太郎の眼前には珠代ちゃんの左腕が。珠代ちゃんのウエスタン・ ラリアット炸裂。 さくらちゃんはその一部始終を見ていました。呆れている様子。 #ちなみに、そのときみさきちはメディアの取材を受けていたためにその #場にはいませんでした。 知世 「まあ……元気があってよろしいことですわ」 さくら「そ、そうだね……ハハハハハ……」 知世 「まあ、それはそれとしまして、こちらをご用意しました」 さくら「そ、それは……」 知世 「はい、さくらちゃんの初めての公式戦を記念して作りました」 さくら「……着るの?」 知世 「はい」 ●第一試合 さくらちゃんの着せ替えの後、知世ちゃんが苺鈴ちゃん達のところに来ま した。ちょうどさくらちゃんの試合が始まろうとしていました。 司会者「お待たせしました。続いての試合、イーストコーナー、エンジェ     ル・桜!デウスは初出場、木之本桜!」 さくらちゃんの衣装は、知世ちゃんお得意の魔女っ子もののデザイン。と いうか、どうも小狼の好みに合わせたようです。見とれています。知世ち ゃんの作戦は成功した模様。 苺鈴 「なあに、あれ?大道寺さん、またコスプレさせてんの?」 知世 「おほほほほほ」 苺鈴 「しかし、着せる方もどうかと思うけど、着る方も着る方よね」 司会者「エントリー・エンジェル!」 さくら「星の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ。     契約のもと、さくらが命じる。レリーズ!」 司会者「新人、木之本桜、アクション付きの派手なエントリーワードです」 さくら(はう〜、自分で言ってて恥かしいよ〜〜) どうやら、未だに新しいエントリーワードが決まってなかったようです。 さすがに小狼も呆れ顔。 苺鈴 「……ねえ、木之本さんって呪文を口上にしてるの?」 ケロ 「ああ、さくら……それだけはやめ言うたやないか……」 知世 「さくらちゃんですから」 司会者「エンジェリック・ファイト!」 経験の少ないさくらちゃんの桜、いきなり防戦一方となってしまいます。 観客として来ていたみさきちは、昨年の自分と重ね合わせて、各参加者の 応援をしていました。当然、さくらちゃんに対しても みさき「落ち着いて……自分とエンジェルを信じれば……」 もちろん、みさきちの応援が伝わるというわけにはいきませんが、さくら ちゃんも必死でした。 さくら「落ち着かないと……何か方法が……」 そのとき思い出したのは、以前王二郎にリズムの稽古をつけてもらったと きのこと。攻撃にもリズムがある、と気づいたさくらちゃん。 次第に相手の攻撃が見えるようになり、攻撃を避けたり受け止めたりする ことができるようになりました。そのうち、桜の攻撃も相手に当たるよう になり、徐々に相手にダメージを与えられるようになりました。 ところが、肝心の決め技が桜にはありませんでした。激しく打ち合う両者。 さくら「どうしよう……このままじゃエンジェルが壊れちゃう……」 とっさに閃いたのは、さっき見たウェスタン・ラリアット。破れかぶれで ぶちかましました。相手のエンジェルはレイヤーアウト。 司会者「桜、WIN!」 苺鈴 「なかなかやるじゃない、木之本さん」 小狼 「ああ……」 ケロ 「お前、『ああ』しか言えへんのか?」 小狼達が陣取った席のすぐ近くにみさきちが鳩子ちゃんと一緒に座ってい ました。気づくのは時間の問題でしょう。 #もちろん、王二郎、最、楓も試合観戦に来ているので、いずれ登場しま #す。 【第13話 終わり】 #どうも試合になると長くなってしまいます。2つもやってるし。 #しかも、比重が「せらむん」の方に傾いてしまいました。 #次回投稿時には分けるか。 それでは。 -- S.GOTO goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp #まほろさん「えっちなのはいけないと思います」五段階活用 #「えっちな本|ゲーム|お宿|街|食材はいけないと思います!」