灰原留姫です。

"Keita Ishizaki" <keitai@fa2.so-net.ne.jp> wrote in message news:a0s2dc$fus$1@news01bi.so-net.ne.jp...
| カスミン第12話『カスミ、ちょっとドキドキする』について
| 
| 今、目の前でカスミンの特番をやってます。

意味合いとしては、初回を見逃していまいちキャラ・世界観
の設定が分からない小さなお子様と、エッチな場面を望む大
きなお友達。この二方向にアピールというものでした。
悔やまれるのは、水橋さんや金田さんを始めとするキャスト
陣の顔出し等がなかったこと。

その前には、再放送ながら「C.C.さくら」の『クロウカード
編』の総集編がありました。主役の丹下さんの演技を聞ける
のは嬉しいですが現状を考えますと何処かしら寂しいです。

| 脚本    …小中千昭

小中氏がシリーズ構成を務める「デジモンテイマーズ」。先
日の放送では、レナモンと留姫ちゃんが合体(はぁ〜と)し
とっても色っぽいデジモン、サクヤモンに進化する話を放送
していました。
しかも合体中の留姫ちゃんはAL NUDEで普段結んでいる髪が
ほどけるというセックスアピールっぷり。

そうそう、小中氏も特にサクヤモンを気に入っているようで
す。

先日氏のWEB SITEでみたのですが、長年表には見えないとこ
ろで動いていた「THE ビッグオー」の続編。今年ぐらいには
動き出すようですね。米国のファンの後押しが大きかったと
のこと。
「ファンファンファーマシー」も何かしらのアクションが今
年ある模様。

#楽しみです。

| 蘭子    …根谷美智子

今日の特集で気が付いたのですが、根谷さんてば第一話で近
所のおばちゃん役をしていたのですね。

| シカオ   …ならはしみき

クレジットが出たことないので、確証がないのですがマサエ
先生は、ならはしさんがあてているのでしょうか。

| 第12話『カスミ、ちょっとドキドキする』
| 
| ●帽子男復活
| 
| #穴開いてなけりゃと呟いているところを見ると、何か捜し物でもしてるのか?

それとも穴が開いてない硬貨。10円・100円・500円などだっ
たら嬉しいという意味でしょうか。しかしあれです。この地
点に帽子男が存在し且つ霞家の敷地に入ることを躊躇ったこ
とを踏まえますとヘナモンの世界と人間の世界。これを繋い
でいるところは霞家地下以外にも沢山あるようですね。

| ●すっかり霞家の人となったカスミ
| 
| #登校時、白樺マリ子にもきちんと挨拶されて登校しているカスミ。もう完璧に
| #霞家の一員だということですね。

こういう何気ないシーンって良いですよね。その存在・役割
をお互いに認めている。“あいさつ”の持つ意味を考える意
味でも重要なワンシーンです。

| ●ロクな男がいない
| 
| かえで「そんな格好良くてクールな子が、ウチのクラスに転校して来ないか
|    な?」

同年代の女の子が“クール”と感じる。そういう場合大体年
上に成るのですよね。小学生の場合などは特に。ショタ系が
好みの娘の場合はこの限りではありませんが。

|  鉢巻きを忘れ、女子生徒が着替えている教室の前で足踏みして待っていたコア
| ラは、かえでとユリに白い目で見られてしまい、更には女子が愚図なのがいけな
| いと口走り、最低と言われてしまう。

ホストがお客にもてるのは、顔が良いだけではなく忠実(まめ
)であったり、細かい心配りが出来るからです。現代に於いて
そういう要素は女性を惹き付ける重要なファクターの一つ。

このぐらいの歳の男の子が、とある行動に対して女の子がどう
感じるか。それを汲み取るのは難しいでしょうね。

もっとも、この辺の感じ方・線引きは主観。女の子に限らず男
の子でも、好みの異性の行動は広く許容できるものです。

| #「シカオ君は違うよね」と言う度に無視されて、「聞いてる?」と膨れるユリ
| #ちゃんが可愛いです。

こういうシーンを見ますと、スタッフは“分かっている”と改
めて思います。目とおでこがチャームポイントなユリ様。その
チャームなところが可愛く変化するとともにそれに併せて顔全
体が動き表情を作る。実に素晴らしい。

普段のオットリとした感じの彼女。しかし感情に支配されると
表情がコロコロと転がるように変わり、行動を抑制するものも
なくなる。こういう部分を少女期特有なものに絡めて視聴者に
見せてくれる。このようなツボつくような演出に見ていて思わ
ずニコニコしてしまいます。

| ●構って欲しい年頃
| 
| 龍之介「構って〜。僕に構って〜」
| 
| #本当は場面の転換時にそれぞれ挿入されていた龍之介の登場シーン。アイキャ
| #ッチと同じように特に意味は無いのでしょうが、龍之介の「構って〜」の踊り
| #が可笑しかったので書いてみましたれ。

音を立てないように静かに踊り、『構って〜』という言葉も小
さな声で喋ります(呟くという感じかな?)。何だか取っても
可愛いです、ええ可愛いですとも。

微妙ないじらしさといいましょうか、ギリギリの自己顕示。そ
ういうものが良く描かれていました。全国の大きなお姉様たち
はこの龍ちゃんを見て“萌え衝動”に駆られたと思うのですが
どうでしょうか?

| #心から笑っている蘭
| #子さんというシーンって実は珍しいですから(多分、へなへな祭りの回位)。

その笑いも愛がある、小さな子を愛でるという感じです。優し
く女性的な部分が出ています。

| ●給食当番
| 
| ユリ 「相性ってあるよね。あたしとシカオ君はきっと相性がとってもいいと思
|     う」

この根拠を問われても『あたしがそう思う』以外の答えがない
ようなもの。危ういと云えば危ういものですが、実直な姿勢と
ユリ様の容姿。これが相乗的に効果を発揮して、『そういわれ
ればそんな気がする』・『確かにそうかも知れない』と思わせ
る説得力を発揮しています。

| #今時瓶の牛乳なんかあるんですか? あれ、臭くて重くて嫌いでした。

ええ、給食室から運ぶのに行きも帰りも重く、給食当番の中で
嫌なもの一位・二位を争っていました。しかし紙パックに移行
してからその状況は一転。楽ちんなものに変わりました。

| #カスミは霧彦の話をしているのにここでもユリちゃんはシカオとの相性の話。
| #自分とシカオがラブラブであると周囲にいつでも認識させないと気が済まない
| #らしい。逆にそれは不安の現れでもあるのだろうけど。

なるほどのご意見です。口にする・周り人に聞いて貰う。こう
いう事でその意志の輪郭を明確にする。
未だ片想いではありますが他の人が聞けば惚気話に限りなく近
い物に聞こえるでしょう。周りの人は引いてしまう場合もある
かもですね。

 
| ●確かに刺さってます
| 
| #霧彦は小学生とは思えない髪型なだけに、紙飛行機が刺さってますね。毎朝あ
| #の形を整えるのが大変そうです。カスミちゃん、最初からあの髪の毛に刺すこ
| #とを狙って投げたのでしょうか。だとしたら怒られて当然か。

本当に嫌いならば、無視を決め込めば良いこと。しかしこちら
からアプローチを試みなくて気が済まない。つまり良い方向か
悪い方向かは別としまして、“気になる存在”という特別な位
置付けになっています。
#恋の前兆です。
 
| ●あんな尾行で良く見つからないな
| 
| ユリ 「あたしの家、この近くなの」

これは『遊びに来て!』という意味を多大に含んでのものでし
ょう。しかも『今日は、パパもママも出掛けているの。帰って
くるのは明日のお昼頃。うん今夜はこのうちあたし一人なの』
などの言葉が今にも続きそうな勢いです。
何だか願っても叶って〜なシチュエーション。うん、羨ましい
です。しかしあまり意識しすぎて、“ついに!!”という時に
男の子の方が妙な失態を犯して“初めて(はぁ〜と)”が次回
以降に持ち越しっというのも結構ありがちです。
 
| #しかし露骨な尾行です。霧彦は多分気付いていて無視しているんだろうけど。

尾行していることを大々的にアピールしながら、尾行している
ようなものでセオリーそのものを大きく逸脱しているようで。
ともあれ小学生の放課後のレクリエーションとしてはそういう
ものでしょうか。

| ●いつの間にか二人きり
| 
| #塾に帰るとシカオの関心を引く最後の努力も無駄に終わり、しょんぼりとした
| #様子のユリちゃんが印象的。

この『あたし帰らなくちゃ』というのは、女の子が最終手段で
やるものですよね。ナカナカ手を出さない彼氏にその危うい現
状を認識させるため(『泊まっていきなよ』とか彼氏に云わせ
るように仕向ける)や、合コンなどでも自分に集まらない注目
を集めるためとか。

しかし今回のユリ様のように失敗するとオロロ〜ンな感じにな
ってしまします。

| ●食べ物の恨みは恐ろしい
| 
| #このシーンはコミックス版で先に読んでしまったのですが、実はカスミンは人
| #間で無くてヘナモンだったのか! …と驚いてしまいました。結局はカスミが
| #またヘナモンだと誤解されているということなのでしょうけど。
| #それと、家が敵同士と言いながら自分は関係無いという霧彦。ならばどうして
| #カスミに冷たい態度を取るのか? それが霧彦の転校して来た理由のような気
| #がしますが…。

先日コミックス1・2巻とも拿捕いたしました。ただ、霧彦が登
場の回は未だ読んでいません。Ishizakiさんが仰られる部分・
その理由がどの様に描かれるか楽しみです。次回予告を見ます
と二人と龍ちゃんが行動を共にしていたようなので、その辺も
興味深いです。

そうそう、コミックスの帯に付いていた懸賞。それを応募いた
しました。当たると嬉しいのですけれどもね。

| ●全体を通して
| 
|  ヘナモンの世界について描く話となると、小中氏の脚本担当回となるようで。
|  ただ怪しい人というだけだった印象の帽子男。少なくとも霞家の味方では無さ
| そうですが、何か目的がありそうです。

前回もそうですが、小中氏が得意とするテイストですよね。
少女の恋心・ミステリーげなホラー。この辺の良い部分が全
面に出ていて展開していました。

|  恋愛模様と言えば、今回もユリ様のラブラブ光線がやけに目立ちます。
|  しかしシカオには全く相手にされずに諦めてしまうのか、それとも。

諦める前にユリ様には、一度だけでも想いを遂げさせて上げ
たいです。あーでも、ユリ様がそういうあれになるのはいや
〜んかもです。

| ●次回予告
| 
|  今回の続きです。何だか更に大騒動が起きそうな雰囲気ですが…。

今日(1/1)の特番で霧彦を『格好いい』とカスミは表現し
ていましたね。現状では“負”の方向での感情しか持ってい
ませんがそれがどの様に動くか楽しみです。

|  では、本年も宜しくお願いします。

よろしくお願いいたします (^^)/ 。

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By HAIBARA Ruki(Sakurai -aslan- Renca)/Hello, how low?
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