こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Akio Ishikawa" <akio@kddlabs.co.jp> wrote in message
news:akio-2211011253200001@ishikawa.mip.kddlabs.co.jp...
> 石川@KDDI研です。

ども(^○^)/。

> In article <9t0gi6$rgh$1@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>,
> "parallax" <parallax@mbc.nifty.com> wrote:
> > ◆野宿
> > ながらもシュガーが思い返すのは、昨晩のサガの涙と冷たい言葉。
>
> この場面でのサガの怒りの表現とシュガーの狼狽える表情がよく描かれており、
> 何度観ても感心します。
> #観る度に、切なくなる。(;_;)

御意。サガの表情が無表情に近い静かなものであるだけに却って迫力
が増していますし、普段は笑顔か怒りの表情しか浮かべないシュガー
が怯えた表情を浮かべるだけに感情表現が際立っている、良い芝居の
カットだったかと思います。青一色のモノトーンに近い配色でしたが、
それもまた雰囲気を盛り上げていたかと思いました。

> > ## ##### #7「心をつなぐメロディー」
>
> > ◆あくのみち
> > る使命も忘れて「遊び放題だぜぇ」と振舞う彼らに、あっさり乗る
> > シュガー。ポップコーンぶちまけ、ドリカム状態で高笑いです。
>
> ブラックゲマゲマ団。(^_^;

シュガー「こぉんな事して、サガに怒られないかなぁ?」
バジル 「大丈夫さぁ!」
シナモン「だぁって俺たち、」
 3人 「あ〜くですからぁ!」

「シュガー」夏スペシャル第1話「スミツクキセツツカイ」

すると今回の「真なる」ラストは、優しげにシュガーを労わるサガ
が、とんでもない請求書をシュガーたちに突きつけ終わる訳で。(違)

> > #銀髪氷小僧がシナモン。使うはシンバル。青みが買った銀髪に紅
> > #瞳とくれば、もう性格はデフォルトで「無表情」(爆)なのですが…
>
> 私も、初めて彼をOPで見たときは、てっきり渚カヲル@「エヴァ」タイプの
> キャラとばかり思っていましたが……

それはジンジャーや長老様の「声」に魂を縛られた結果ですね。(おぃ)

#何を隠そう、この配役で一瞬「突然妄想劇場」を書きかけ…オモテ
#の稼業に影響きたしそうだったので挫折。(爆)

> > #シンバルを振るう時の「顔面芸」には、思わず女将さん@フルバ
>
> 目がイっちゃってて怖いです。(^_^;

それに裏声の絶叫が重なりますから。(^^;) なんであんなにリキ入れ
る必要があるのだろう?もしかすると、シンバルが重いのか?

#実はこのシンバルは親父譲りであり、こないだ壊れかけたのを自分
#の牙で繋いで叩きなおしたとか…ってそれじゃ鉄砕牙@犬夜叉だ。

> シュガー達よりは体が大きいので、おそらく年上なのでしょう。その分、力も
> 強いようですが、「悪ガキ」なので未だキラメキを集めていない・集める気が
> 無いようです。(^_^;

シュガーたち先行3名がタメ口きいている所からしますと同級かと
思いますが、年齢差があっても同学年と言うのも却って「悪ガキ」
設定を補強しますね。今回彼らの「魔法の種」は欠片も出ませんで
したが、その辺りに何かドラマがあったりすると嬉しく思います。

#妄想は浮かぶが書いている暇が無い。我々には時間が無いのだ。(違)

> > ◆サガさん、授業中よ?
> > ぼんやり状態。グレタからもからかわれるくらいですが、それ以上
> > にサガの調子は狂いっぱなし。
>
> ついこの前まではシュガー達が学校へ来る度に調子が狂っていたのに、いない
> ならいないでやはり調子が狂ってしまうのです。(^_^;

事物の計画性と一貫性を好み主張する割には、突発事態に対応する
臨機応変性も高いサガですから、すっかりシュガー達に「邪魔され
る」生活に慣れてしまった様ですね。(笑)

> > #「ライバルの失敗にはチャンスを逃さず容赦なく突っ込む」グレ
> > #タの日々たゆまぬ努力と、結果的に目立ってしまって教師から指
> > #名され力なく返事する彼女の「墓穴掘り」に拍手を。(笑)
>
> 彼女がこれまでに掘った墓穴、もうどのくらいの深さになったでしょうか。(^_^;
> #仕舞いには、太平洋に突き抜けてしまうぞ。(^_^;;

「深い」と言うより、自分の周囲に満遍なく墓穴を掘りまくる「多
い」の方かもしれません。丁度平安京エイリアンで「秋葉掘り」を
した後にレバー操作をミスって動いて自滅ぅ、みたいな。(濃すぎ)

> > ◆転落人生(大袈裟)
> > #金髪ライオンヘアーウィッグからゼムクリップピアスを下げ、髪
> > #と同色のフレアスカートでバッチリキメている「ふりょー」の
> > #シュガーが大爆笑。
>
> シュガーにとっての不良のイメージはこの程度のようです。
> #これはこれで可愛いから、許す。(爆)

ピアスに安全ピンではなくゼムクリップを使っている辺りが直球勝
負の大暴投と言った感じで、これまたシュガーらしい外し方でした。(笑)

> ところで、あのウィッグとフレアスカート、ドリカム3名が食べていたトウモ
> ロコシの髭なので? (^_^;

おぉそう言えば。しかしまた、腰蓑が「ふりょー」のファッション
だなどと何処から仕入れた知識なのでしょうか。(^^;)

> : >> #だからと言って、顎髭を生やした顔の前で手を組んで「きらめきを探
> : >> #すなら早くしろ。探さないのなら、帰れ!」とか言うキャラもいやで

最近の役どころなら、「ヲの字」系月刊コミック雑誌でよく見かけ
る様な名前を持つミニスカポリス季節使い達を率いてサガを訪れ
「シュガーにきらめきを奪われてはなりませんぞ」などと暑苦しく
説教した挙句に、まんまと愛用のピアノの上に魔法の種を開花させ
られたサガへ語って曰く。

「シュガーめ、まんまと貴女から大事な物を奪い取りました」
「いぃえ、あの子は何も盗らなかったわ」
「いいえ。それは、貴女のココロです。」
「・・・はい。」

なんて展開も有ったり無かったりするやも。(オィ)

#え〜、濃過ぎて判らない方が大半かと思われますので、若干情報
#の提供なぞ。
#
#「ココロ図書館」第4話 梶原警部CV 立木文彦氏
# 巷では、あのクラシカルな愛車は「カリ城」の銭形警部だと噂。
# 同話登場のミニスカポリスの正式名称はカージーズエンジェル。
# 各キャラの名前に付いては、下記のサイトの「DIARY」の10月
# 24日の描写から、リンク先へ飛んでください。
# http://homepage2.nifty.com/orphee/frame.html
# ・・・幾ら何でもあんまりだ、面白すぎるじょ。(^^;)

> > ◆「ごめんなさい、サガ」「ペッパーに謝られても…」「いえ、」
>
> サガがシュガーの気持ちを理解する場面なのですが、ここの一連のやり取りが
> 実に自然で、気に入ってしまいました。(^_^)
> サガが落書きのつもりで見せた妖精文字を、とっさに音読するペッパー。
> それを、ペッパーがシュガーに代わって謝ったのだと誤解するサガ。
> そうではないことを説明するソルト。
> #うーん、よいです。脚本が工夫されていると思います。(^_^)

実に全く。前回から「如何にシュガーの書いた妖精文字をサガへそれ
と判らせるか」が気に掛かっており、ひょっとしたら長老辺りが説教
めかして読むかソルトが熱血して読むかと予想していましたが、サガ
自らがそれを見せて他の妖精が音読し、初めてサガが「それが文字で
ある」事を知る顛末になるとは思っていませんでした。説教調でもな
く熱血でもなく、サガが自ら「何をシュガーが考えており、それに対
し自分が何をしてしまったのか」を悟る展開が、ごく自然な流れで描
かれていたかと思います。初の前後編だっただけに派手な展開を期待
した方も多かったかと思いますが、私的にはこうした「ごく自然な人
の感情の流れ」が思わぬ所で人を突き動かす展開の方が好きです。

> > #サガが言葉足らずに「シュガーのお母さんだって、自分の母親だ
> > #って」と言い張ります。
>
> なるほど。母の思い出に関わる嫉妬でしたか。納得です。

前回と今回の話を単なる「シュガーの悪戯に怒るサガ」なる何時もの
構図で読み解きますと、どうしても此処の台詞が浮きまして、それで
考え付いた解でした。(^^ゞ 尤もこう読み解きますとこれ以降のサガ
には「母との思い出よりシュガーとの現実」が行動原理に要求され、
確かにそれに従ってサガは動いているのですが、にも関わらずサガの
台詞が単なる「優しいお姉さん」になってしまっているのがちと残念
でした。尺も足りなきゃ演技力も足り無かったかと。う〜む。

> この作品は、サガ自身がこの脆いものに気付きそれを認められるまで、の物語
> なのだと思います。

ふむなるほど。今の所のサガは漸くシュガーとの現実を認めただけ
のようですから、これを書くとなると何れ現在のストーリー上の視
点である「サガから見たシュガー」から「シュガーから見たサガ」
に転調しそうですね。これをどれだけさりげなく移行できるか、に
シリーズ構成の腕が問われそうです。

> : | 尤も「お母さん役」としての皆口裕子さんなら、
> : | あの木之本撫子さんもおりました。時代は遠くなりにけり。
> : | #何故に「あずきちゃんの母」を出さない?>自分(^^ゞ
> : 「だぁ!だぁ!だぁ!」でもお母さん役ですね。
>
> 火曜の衛星アニメ劇場のヒロインの母親役は皆口裕子さんでなければならない、
> という規則でもあるのでしょうか? (^_^;

い、言われてみれば確かに。(^^;) 「スケジュール的に押さえ易い」
と言う現実的な話は兎も角、衛星アニメ劇場の本来のお客さんである
小さなお友達に耳慣れた声を維持する、と言うのは如何でしょう。

> > ◆雪降って地固まる
> > 「仲間だろ」と詰め寄る悪ガキ2名を、今度は成功した雪使い魔法
> > で雪山に押し潰したシュガー。
>
> これは……成功なのでしょうか? 失敗した魔法を利用しただけのような。
> #ま、終わりよければ全てヨシです。(^_^;

ま、最終回まで暴走気味の魔法を振り回し結果オーライで事をこな
していた、某異世界の女王妃殿下を双子の妹に持つメイド服の魔法
少女猫(「まじかるにゃんにゃん」と読むこと)も現在CMで「魔法、
得意にゃ」と堂々と言い張ってるくらいですし。(違)

> > 良い所だけ攫っていった長老様はラブレターを握りしめ去り(笑)。
>
> そもそも、お前がシュガーに余計なことを教えたのが原因だろうが。

この調子では、単なる「お騒がせ爺」に終わってしまいそうな長老
様。果たして汚名返上名誉挽回の話はあるか?…多分、無いな。(笑)

#でも、この声で説教されると、明らかに嘘臭く聞こえるけどなぁ。(^^;)

> > ◆1作1回
> > ですが、訥々と自分の母親が死んだ事を告げるサガの言葉に大泣き
> > します。何時ものバスルームでも泣き止まないシュガー。
>
> そういえば、サガはシュガーに母親が死んでいることはまだ話していませんで
> したね。シュガーは、もしも自分の大切な母様が死んでしまったら、と想像し
> て悲しくなったのでしょう。

加えて、自分が何を仕出かしてしまったのかに遅まきながらも気付
いて、でしょうか。今回が良く出来ていると思うのは、不幸な行き
違いではあったものの両方から歩み寄る動機付けと描写がシュガー
とサガに均等で出来ていたことかと思います。この作品、単純に絵
柄へ萌え眺める事も童話的に見る事も出来ますが、それよりももう
一層深く読み解く事も出来るあたり、脚本としての底力を感じます。

> > ◆なにもかも、いつも通り
> > 練習に余念が無いシュガーの笛に勉強を邪魔されるサガの怒鳴り声
> > が、やっぱり響いているのでした。「イーっだ!」
>
> お約束のオチですが、不思議とホッとします。(^_^)

まさに、雨降って地固まるの顛末でした。シュガーに対するサガの
見方の変化とシュガーが持つサガの印象の変化がダブルであった重
い回のはずなのですが、このラストでこれまで通りの「シュガー」
が続けられる訳です。今回は本当に良く練られていると思いました。

> > ■総括 : 此方は、極軽く。
> >  処で、ちょこちょこ気になるカットがあります。どうも「画面両
> > 端が欠ける」シーンが多いような気がします。これはつまり、本作
> > は本来ワイドフレームで製作されているという事でしょうか。
>
> だから、OPで長老が半分は見だしているのですね。
> #ま、長老がはみ出すだけなら、どうでもよいことですが。(^_^;

此処のカットだけは、実は偏心して(つまり両端を不均等に)カット
しているのではと思ったりもして。(笑) では。
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  P  A  R  A  L  L  A  X     [   parallax@mbc.nifty.com   ]

> 「地球少女アルジュナ」と言えば、先進国の人間が一人一切れずつ肉を食べな
> ければ、食糧危機は解決する、なんて話がありましたね。今日本では狂牛病で
> 一人一切れどころではなく牛肉が避けられていますが、何人ぐらい救われたの
> でしょう? ;-P

ま、御蔭で「アルジュナ」のトンデモさが逆説的ながら明示された
事になったかと。只今DVD発売宣伝中の今作品ですが、誤った見
方(即ち脚本内容丸呑み信心)をする者はこの御蔭で無いだろうと、
ほっとしています。