後藤です

それでは、Aパート、いくデス。

行数稼ぎSS「シスプリの初回限定版風煮込その場凌ぎ仕立て」
1)ギャラクシーエンジェル
2)カードキャプターさくら
3)エンジェリックレイヤー
3本ぶち抜きネタなのデス。オチがないので、今までボツにしていたデス
けど、今回は、もう何でもありなのデス。最後なので蔵出しデス。
おそらくもう2度とシスプリネタはやらないと思うのデス。

蘭花  「ねえ、まだなの?」
ミント 「今調査中です」
蘭花  「本当にそれ、ロストテクノロジーなの?」
ミント 「それを今、調べているんですわ」
蘭花  「占いだって、スカと出てるのよ」
ミント 「あくまで科学的に調査しなければ、報告書に書けませんわ」
ヴァニラ「神のみぞ知る……」
フォルテ「なあ、ここはこっちじゃないか?」
ミルフィ「えー、あたしはこっちだと思いますよ」
ミント 「ええと……やっぱり、ミルフィーユさんの仰る通りですわ」
ミルフィ「ほらほら、ね?フォルテさん」
フォルテ「ったく……ほんとにあんたはツキがあるわね」
蘭花  「そんなもんでついてたって、しょうがないじゃない。ねえ、ま
     だ?」
ミント 「終わりました」
蘭花  「で、結果は何て?」
ミルフィ「はい、咲耶ちゃんはやっぱり非血縁エンディングでした!」

 ずてーーん

蘭花  「あのねぇ……そんなこと聞いてるんじゃなくて、解析結果はど
     うだったって聞いてるの!」
ミルフィ「ふぇ〜ん、何で怒ってるんですかー?」
フォルテ「ねえ、次はさ、この娘で行こうか」
ミント 「あら、わたくしはこちらの娘の方が」
蘭花  「なんで遊んでんのよ、あんたたちー!?」
フォルテ「これも調査だって」
ミント 「全員エンディングまでこぎつけないと、判断つきませんわ」
ミルフィ「きっと暗号なんですよー。ウフッ、おもしろそー」
蘭花  「もーアタマきた…………あたしも混ぜろー!!」
ノーマッ「本当にヒマな人たちだ。ねえ、ヴァニラさん?」
ヴァニラ「神のお導きよ……」
ノーマッ「そんなことを言っている間に、目的地へついてしまいましたが」
フォルテ「やれやれ、これからだってときに」
蘭花  「ここどこ?偏狭の星ね」
ミント 「でも、大気の成分は充分私達に適合しま…………まあ(はーと)」
蘭花  「あら、どうしたの、ミント?」
ミルフィ「誰かいますよ。あたし達とよく似てますね」
ヴァニラ「作画監督が同じですから……」
フォルテ「お、おい、ミント!単独行動はダメだ!戻れ!」
ミルフィ「ミントさん、いっちゃいました」
フォルテ「いっちゃいましたじゃないって」
蘭花  「やれやれ。しょーがないわねー」

…………

知世 「せっかくの出番をいただいたのですから、このままで終わりにす
    るのは勿体無いですわ」
さくら「知世ちゃん、誰に言ってるの?
    わ、私だって、何故こんなところにいるの?」
知世 「さくらちゃんでシスプリと言えば、何をやるかもう決まってます
    わ。タイトルにもありますし。おほほほほほほ」
さくら「;;;;;;;;」
ケロ 「知世、ワイやったらいつでも相談にのるでー」
知世 「では、ミカエルになってくださいな」
ケロ 「ケッ、犬なんかになれるかいっ!」
知世 「でも、そもそも『ケルベロス』って番犬のはずですが」
ケルベ「何言うてんねん。この精悍な姿のどこが犬やねん」
知世 「お顔だけでしたら、『風雲ライオン丸』という感じですわ」
ケルベ「なんでそんな古いもん知っとんねん」
さくら「た、楽しそうだねー、2人とも。エヘヘヘヘ。
    と、知世ちゃん、私これから香港の小狼くんとデートなの(大嘘)
    じゃ、じゃあねっ」だーーーーーーっ
知世 「あら……行ってしまわれましたわ」
ミント「あの……コスプレとうかがったのですが……よろしければこの私
    が(わくわく)」
ケルベ「なんや、この小娘は」
蘭花 「ミント、ここは別の作品だって!」
ミント「あら、スタッフも同じだとうかがってますわ」
ケルベ「何や、よそもんかいな」
蘭花 「何よ、エラソーに。ヌイグルミから剥製になっただけのくせに」
ケルベ「な、何やて!?」
知世 「これは魔法ですわ」
蘭花 「魔法……ミント、あんた知ってる?」
ミント「初耳ですわ」
蘭花 「(きらっ)これは……」
ミント「(きらっ)匂いますわ……」
蘭花 「捕獲!」

 ぱっ

ケルベ「な、何すんねん!?ほどけ!ほどかんかいっ!!」
ミント「ちょっと黙ってていただけますか?」ぎゅーーっ
ケルベ「うぐうぐうぐ」
蘭花 「悪いわね。あたし達、『ロストテクノロジー』っての、探してる
    んだけど」
ミント「そのヒントにはなりそうですから、船に戻って調査しますの。
    それでは」

 ぎゅーーーーーーん

知世 「あらまあ……誰もいなくなってしまいましたわ……どうしましょ
    う……」

…………

知世 「しかたありません。私とウリ2つな女の子がいる、ここで何かを
    やらかしてしまいましょう」
鳩子 「唐突なのは仕方ないとしても…………
    何をするの?」
知世 「被写体を探しているんですわ」
鳩子 「それなら、絶好の被写体が」
みさき「鳩子ちゃん、何するん?」
鳩子 「今から、あの人の被写体になるのよ、みさき」
みさき「なーーーーー!」
鳩子 「この娘、あなたのお友達とタイプは似ているわ。よろしくね。
    でも、手荒なことはしないでね。私のたった一人の大切な人なん
    だから」
みさき「……鳩子ちゃん、意味わかっていってるん?」
いっち「自分、コスプレやるんは10年早いで〜〜〜」ぬーー
みさき「なーーーーー!」
いっち「いっちゃんにょろよ〜〜!!」
尾形 「君たち、何やってるの?」
知世 「撮影ですわ。コスプレの」
藤森 「へえ、何の?」
知世 「『シスプリ』というゲームのキャラクターですわ」
尾形 「あ、知ってますよ。今、はやってるんでしょう?」
藤森 「尾形くん、詳しいのね」
尾形 「そういえば、咲耶の声って藤森さんに似てませんか?」
藤森 「はあ?」
いっち「オガター!それはセクハラやでえ」
尾形 「い、いっちゃんチーフ!誤解です!誤解ですよ!」
藤森 「冷静に考えてみると、そうね。尾形クン、えっちなのはいけない
    と思うわよ」
楓  「あの……そのセリフ、私のものなんですが……」
最  「楓……ここは私達の出番じゃない……」
いっち「罰ゲームやー。『シスプリ24エンディングパターン全制覇』。
    今夜中やで」
尾形 「ひぇ〜〜;;;」
みさき「いっちゃんさん……レイヤーと何の関係があるんですか?」
いっち「自分、『シスプリ』から何も感じへんか?」
みさき「ええ、なんも」
いっち「それで正解や」
みさき「分からん……奥が深いんやろか……鳩子ちゃん、教えて」
鳩子 「あたし、知らないわ。そういえば虎太郎が友達からゲーム借りて
    たわよね」
珠代 「虎太郎ちゃーん!そんなえっちなゲームやってると、こうだ!」

 ぎゅーーーっ

虎太郎「いててててててて!や、やってないって!」

【終わり】

○ということで、すみませんでした。ただくっつけただけです。
 前半おふざけはここまで。

○訂正。
 前回のラスト「僕は、行かないよ……」ですが、佐々木さん他、皆さん
 のご指摘通りだったわけです。「ヤロー」の言葉になんか注力してませ
 んでしたので。でも、訂正いたします。

○今回は、アバンタイトルはなしです。OPもなしです。
 タイトルロゴの静止画から始まり、提供クレジット。やはり、やつか。

○オルゴールのメロディをOP代わりにしています。
 今回は、完全にOPを消去してしまいました。
 ウェルカムハウス入り口、通路、水道、物干し台、廊下、わたるの部屋、
 そしてテーブル、オルゴール、と続きます。

○この作品で、一つだけ評価できるとしたら、音楽はいかがでしょうか。
 この前、買っておいて1ヶ月ほったらかしだったサントラCDをやっと
 聞いたのですが、割と良かったというのが率直な感想です。音楽担当の
 服部隆之さんは、普段はドラマのサントラを手がけておられる方で、皆
 さんもお名前はご存知の方でしょう。
 実際、OP,EDに関しては初めからいいなあと思っていました。ほっ
 ちゃんの歌だから、というものありますが。

○そして、可憐。「お兄ちゃん……」
 他の妹達とともに、家を後にします。
 前回での予告はこのシーンだったのです。
 逆光でなかなか判別しづらいところですが、亞里亞、千影、白雪、雛子、
 咲耶、花穂、そして可憐、というところでしょうか。

○そして、可憐(左)と咲耶(右)がドアを閉めます。鍵は、跡で分かっ
 たのですが、かけてません。無用心。
 その後ろを見ると、どうも千影じゃないな。鈴凛か。

○ドアが閉まって暗くなって、サブタイトル表示「約束の島」。
 これは「名探偵コナン」のパクリだね。

○いきなり出てくるんだもんなあ……>わたる
 「みんな、帰ってきたよ」
 だから、おめえなんか帰ってこなくていいっつうに。
 不自然に潮が引いていて、島までの「道」が形成されているのです。
 じいやの誘いを断り、その道を歩いていきます。
 「今日は、『おにいちゃんの日』、でございましたな」
 さあ、何のことやらさっぱり分かりません。この期に及んでまた謎かけ
 なのです。勿論、この後の説明もなし。

○ふと立ち止まって、潮の香りを懐かしむ……って、おいおい、2,3日
 いなくなっただけだろうが。

○さあ、問題の回想ですが、
 「燦緒、僕は行かないよ……学校へは」
 皆さんのご推察どおりでした。素晴らしいですね。見事なオチです。
 ケッ。
 このオチにより、却って燦緒が、「単にエリート意識に凝り固まってい
 るだけの、友達思いのいいやつ」になってしまうのでした。何か利用し
 てやろうとか、相続を有利に進めようとか、われわれが勝手に考えてい
 た話が、これでは全てパーです。何とかしろよ。

○わたるの脇を、ワンピ少女が通り抜けます。笑いながら。
 「約束だったね……」
 まあ、一つだけ分かったことは、燦緒の価値判断の基準は「かっこいい
 かかっこ悪いか」のいずれか、ということでしょう。

○我が家「ウェルカムハウス」へ向かいます。
 でも、妹達は外出中で、いるわけないのです。それを幸い、次々と妹達
 の部屋を開けていくのでした。可憐、雛子、花穂、咲耶、あ、なんだ、
 1階だけか。

○誰もいない状況をやっと把握し、
 「もしかして、僕は大変なことをしてしまった……」
 他の階は省略されました。この機会に、千影の部屋を見てみたかったで
 すねえ。

○波止場に立ちます。何の意味があるのか分かりません。
 「よく考えれば、虫のいい話だよな……みんなが待っていてくれるなんて、
  これだけ心配かけてさ……」
 えーと、よく見ると"Island"の綴りが間違っているのです。バカヤロウ。

○「みなかみわたるの、おおばかやろーーーーーっ!!」
 そこへ都合よく大波が。勿論飲まれて、海の藻屑……
 死ぬ間際に見た幻覚、可憐。「お兄ちゃん……」
 てっきり1話のバンクにするのかと思ったら、新作でした。
 この作品、意外とバンクの使用頻度が少ないんですね。

○いやいや、単に、浅瀬に漬かっていただけで、「おぼれた」と思い込ん
 でいただけなのでした。可憐が見つけて、助けに行きます。

○そして、可憐なりに激情を溢れさせて、抱きつき、また海に入ってしま
 うのでした。この辺は主役の面目躍如。

○「お兄ちゃん、なかなか戻ってこないから、可憐、いろんなこと考えて、
  とっても、とっても、不安になって……」
 一体、何を考えたのでしょうね。それほどいろんなこと考えるだけの要
 素もないような気がするんですが。

○「でも、可憐、絶対帰ってくるって、信じてた。お帰りなさい、お兄ち
  ゃん」
 もう矛盾してるんだよなあ。
 どうも途轍もない老婆心だったのかもしれません。途中事故に会ったと
 か、事件に巻き込まれたりとか、そういう感じ。

○一方、咲耶ちゃん。あてもなく店に入っていたのでしょうか。
 そこへ風が吹いて、わたるが帰ってきたことを予感したのか!?
 そんな、バカな……

○草原に寝そべる、鈴凛とプーちゃん。
 やはり、風でわたるを感じたのでした。おいおい。

○とある神社でお祈りしている春歌。
 またもや。

○そして、ミカエル、鞠絵も。

○千影もまた。「フ……」
 ここは湖ですね。
 以上、トニセン達は風でわたるを感じたのでした。

○こちらカミセン達。エスカレーターでチェキなのデス。
 衛は体がエレベータの回転方向に向いているからいいものの、白雪、花
 穂、四葉、雛子はつらかろう。
 亞里亞一人が上りに乗ってあがっていっちゃってるよ。
 「ありあ……にいやがいないと……さびしい……」
 そして、下りに乗ってちゃんと降りてくるのでした。一人冷静だったり
 して。

○咲耶以下、風で感じてた妹達は、先に家に戻ってきてました。風でわた
 るを感じていても、今どこにいるかまでは分からなかったようです。
 やっぱ、抱きつくのは咲耶がいちばん早い。

○「やっぱり、ここが僕の家なんだ。妹達のいる、ここが」
 何を言ってやんでえ(笑)
 屋根にはワンピ少女。

はい、ここでAパートはおしまいです。
ということで、続きは別記事にて。

○オマケSS

太郎  「『シスプリ』?ゲームなの?」
マリエル「巷では噂になっているそうです」
太郎  「そう言えば、昨夜グレースがやってたゲームって『シスプリ』
     じゃないのかな」
グレース「バ、バッカヤロー!私がそんなエロゲーやるわけないだろが!」

 ばきっ

イクヨ 「太郎様、ひょっとしておやりになりたかったんですかあ?」
太郎  「そんなことないよ」
コノヱ 「太郎様……その曲がった根性は私が矯正いたしましょう」きらっ
太郎  「ち、ち、ち、違うってば!」
いちご 「太郎様ぁ、やっと目覚めたんですねー」
りんご 「実の妹に手を出す禁断エロゲーなんかよりぃ」
さんご 「あたしたち、現実の女の子がぁ」
御用隊 「お相手いたしまーーーーーーーーーーーっす!!」
太郎  「やめてくれーーーーーーーーーっ!!!!」

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S.GOTO
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YUekIon2teHA;FbyRI18:00_18:30PMk.e//ONgAIqmiR!