こん○○わ、PARALLAXです。　それでは「シスター・プリンセス」
の感想なぞを。なおネタバレだらけですので、まだ御覧になってい
らっしゃらない方、またはＤＶＤが出るまで封印しようと決意され
ている方は、これ以降は読まれない事をお勧めします。


「シスター　プリンセス」
　　　　　　　　　　　　　第２０話「Christmas Love Destiny」

　矢張り、膨らみました(^^ゞ。久し振りですから。此方は後編。

＜改行ネタ　開始＞
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【突然妄想劇場】　　カードキャプター咲耶　　事件編
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○今週のノルマ　１８：２０

ケロ　「突然やがっ、なぜかまたクロウカードん気配がする！」
知世　「それは大変！　カードキャプターの出番ですわ咲耶ちゃん！」
咲耶　「まかせて知世ちゃん！　それで、今日はどんなお洋服なの？」
知世　「あぁっ今までとは打って変わった積極性！知世、感激ですわ！」
ケロ　「ケロちゃ〜んチェック！今日のバトルコスチュームはこれや！」

　知世が御付きのワードローブキャリアから取り出して咲耶に見せる。
が、なぜか咲耶は思い切り不満そう。おそるおそる知世が尋ねる。

知世　「あの・・・お気に召しません？」
咲耶　「ちょっとねー、これじゃーねー、なんちゅーかアピール度が
　　　　足りないっちゅーか、インパクトに欠けるっちゅーか・・・。
　　　　兎も角、こんなんじゃアレは落とせないわ。」
ケロ　「カードを捕まえるのにアピールもインパクトもサーブ＆ボレー
　　　　も無いやろ！　何を落とすっちゅーねん？」
咲耶　「勿論、お兄様よ！」

　ずるっ

ケロ　「なんでじゃ！　おまはんはカードキャプターやぞ！　カード
　　　　捕獲の前に何も優先する事ぁ無いわ！兄貴なんかほっとけ！」
咲耶　「ケルベロス・・・あんた、間違ってるわ。」
ケロ　「・・・な、なぁにがじゃ。どーこがじゃ。」
咲耶　「カードは『好き』の気持ちが無ければ捕まえられない。あん
　　　　たは最初にそう言ったよね。覚えてる？」
ケロ　「あ、あぁ間違いあらへん。それが？」
咲耶　「ならば、カードキャプターたる者は『好き』の気持ちを持っ
　　　　て行動しなければならない筈。そうよね？」
ケロ　「それは・・・そうかもしれんが・・・」
咲耶　「そしてカードキャプターは何より『好き』の気持ちを失って
　　　　はならない筈。そうでしょ？」
ケロ　「うー。そら、まぁ間違いないこっちゃな。」
咲耶　「御理解頂けた様で嬉しいわ。んじゃ早速、対お兄様の服を…」
ケロ　「ってチョイ待てぇ！なら『好き』の気持ちを失わない事が、
　　　　何処がどうして兄貴への勝負服選定に変わるんじゃ！」
咲耶　「だって私の『好き』の気持ちって、みんなお兄様向けなん
　　　　だもん。きゃ。(はぁと)」

　ずるっ

知世　「ケロちゃん・・・カードキャプターの選定って、どう言う
　　　　基準なんですの？」
ケロ　「う(^^;)・・・ま、まぁ兎に角。咲耶やい、お兄様への愛
　　　　は取り合えず認めたるがな、カードがあのまま暴れてたら
　　　　そのお兄様との甘い生活もあかんようになってまうで。」
咲耶　「え、そうなの？」
ケロ　「せやねん。だから、な。頼むわ。カード捕まえてぇな。」
咲耶　「むー、仕方ないわね。じゃ、知世ちゃん、なんか動き易い
　　　　服、出して。あ、これでいーわ。」
知世　「そ、それは只の学校ジャージ。せめて此方の服を。」
咲耶　「あーいらないいらない。どうせお兄様が見てる訳じゃない
　　　　から、どんな格好でもいいわ。」
知世　「そ、そんな(うるうる)。」
咲耶　「その代わり、ばっちりお兄様のハートをゲッチュ！できる
　　　　アピールばん！インパクトぼん！の服、選んどいてねー。
　　　　いってきまーす。」

　そしてお約束の通り、すったもんだの約３分間バトルの末に咲耶
はカードを首尾良く捕まえた。魔法も使わず殆ど力技で、むんずと。

ケロ　「わい・・・なんでカードの守護獣なんかやってるのかよう
　　　　判らんようになってまったわ。」
知世　「私も、折角お作りしたコスチュームですのに、それが他の
　　　　男！なんかへのアタックに使われるなんて不本意ですわ。
　　　　そんなとこ撮影する気も致しません。あぁあ。」

　がっくり項垂れる二人。流石に気が引けたのか、咲耶が慰める。

咲耶　「元気出してよ。何とかなるわ、絶対大丈夫よ。」
ケロ　「おまーが言うなぁ！」　ずがぽきぐしゃ

＜改行ネタ　終了＞

◆２４日はお星様のチョコ

をカレンダーから取り出したのは花穂。しかし食べるのも忘れ、こ
れを掲げて「な〜んか忘れてるみたいな」と訝しむ花穂ですが・・
甘味には勝てない乙女でした。

＃矢張り「疑惑より食い気」でしょうか、この年齢なら。(笑)

＃これも伏線でした。今回は咲耶ばかりの話では無かったのですね。

◆仕上げ

下校する航を待っていた妹一同。兄を咲耶がきっちり拉致し、白雪
＆鈴凛＆春歌曰く「お買い物」と「飾り付けの最後の仕上げ」と
「プレゼントの準備」に向かいます。ライトアップの飾りつけには
メカ鈴凛１号も含めた鈴凛・衛・眞深・鞠絵。パイナップルと林檎
の飾りつけは四葉・可憐・春歌が雛子・亞里亞を交えて。千影を誘
うと、千影は林檎を目にして何やら意味深に微笑み。その頃の山田
は、我が身と天を振り返り嘆いていましたとさ。

＃雛子が手を開いて待つ一同。右から千影・四葉・花穂・可憐・雛
＃子・鈴凛・白雪・亞里亞・咲耶・鞠絵・春歌・衛・眞深。おぉ、
＃眞深ちゃんが入ったぞ。・・・という事は、普段は爪弾きにされ
＃ていると言う事かな？(^^;)

＃一瞬「モニターの色調整が飛んだか？」と思わされましたが、ど
＃うやら夕暮れの表現だったようですね。・・・赤を強調させるだ
＃けで夕暮れだとするんじゃないよ。(笑)

＃なかなか凛々しい格好の千影ですが、林檎を見て微笑むとは。
＃まさか千影と航の転生歴は「聖書級」にまで遡りますかな？

＃サンタの格好の田中角栄像。(爆)　あぁ見苦しいものを＊山田と
＃合わせ＊見てしまいました。(笑)　しかし山田よ。例え見栄を張
＃らずとも君が妹一同の間で「楽しく過ごす」事態なんか無いのだ。(笑)

◆Ｎｏｅｌ

そして当日に及んでもなお夜の街を航とデートする咲耶。案内して
きたのは毎日来ている広場のツリー。特別のライトアップを前に、
そっと兄の手を握る咲耶。面食らう航ですが、照らし出された咲耶
の横顔に魅了され、加えて爆弾発言＆急接近の咲耶に大ピンチ。(笑)

＃「ずっとずっと一緒に聖なる夜を過ごしたい大切な人は一人だけ」
＃なる爆弾発言で航を赤らめた後の咲耶ちゃん、決め手は頬すり合
＃わせる囁き。なんだよー、ちっこいモニタで見ていたから思わず
＃「あぁっ、ついに自ら２次接触口唇モードに訴えたか！」と見て
＃しまったじゃないか、ハァハァ。(^^;)

＃「帰りましょうか」と言った咲耶ですが、これを言う前に目を伏
＃せた彼女が如何にも残念そうに見えたのは、穿ち過ぎですかな？

◆もっと凄いプレゼント

手組み脚組み(そんなバカな)帰ってきた航と咲耶を出迎えたのは、
鞠絵デザイン鈴凛施工のウェルカムハウスのライトアップと、春歌
一同が作り上げた果物の飾り付け。そして全員が揃って出迎えるの
は、今回の御約束。てっきりこの飾り付けこそが全員からのプレゼ
ントと解釈したらしい航ですが、ほくそえむ雛子と亞里亞が示す如
く、メインイベントはこの後に待ち構えていたのでした。

＃お出迎えの一同。左から亞里亞・鞠絵・雛子(前列)・四葉(後列)・
＃鈴凛・花穂・千影・春歌・可憐。う〜ん亞里亞ちゃんが欠けちゃ
＃ってるぞ。(;_;)　前回同様に白雪と眞深が居ませんが、これは
＃矢張りパーティ料理の準備中なのでしょう。世話焼きの眞深ちゃ
＃んとしては、小さい体で一人奮闘する白雪を放っては置けないの
＃でしょうね。おぉ、なかなか姉さんしてるじゃないか。
＃
＃・・・あれ、衛は？(^^;)

＃各人それぞれの呼び方で航を呼んでいるのでしょうが、雛子だけ
＃が際立って聞こえました。(^^;)　独特に明瞭な声質と滑舌だから
＃なぁ、千葉千恵美さんは。御蔭で次の合唱シーンでも・・・。

◆聖堂

此方もきっちりライトアップされている聖堂。外で待ちぼうけてい
た航が咲耶に呼ばれて入るも真っ暗。が、間も無く点灯するキャン
ドルが導いた先には、壇上に並ぶ妹一同が。皆で台詞分割して曰く、
これこそ「航に貰った心のプレゼントに対する返礼」とか。そして
始まる挿入歌、じゃなかった合唱。実に意外な妹(^^;)からの独唱で
始まった歌は途中頬赤らめる眞深や戸外で聞き入る麦藁帽子の少女
などを挟みながら、航を感激させて無事に終わったのでした。

＃さて、聖堂内部の登場は妹一同との結婚式以来ですかな？

＃遠隔蝋燭自動点灯システム。勿論、千影ちゃん特製ですね。きっと
＃リハーサルテスト時には、

雛子　「わぁすごいすごい！ろうそくが勝手につくよ！」
鈴凛　「本当、凄い。導火線も無いのに、一体・・・」
春歌　「千影ちゃん、これどう言った仕組みですか？」

　千影、邪悪な微笑み。

四葉　「人間、知らない方が良い事は世界にあるかもデス…」

＃とか？

＃壇上に並ぶ妹一同。ちっこいモニターを睨みながら解析した所に
＃拠れば、左から咲耶・千影・春歌・眞深・鈴凛・衛・四葉・鞠絵・
＃白雪・花穂・亞里亞・雛子の順かと。可憐が居ませんが、彼女は
＃既にオルガンに付いている訳ですね。

＃兄貴から貰った「心」とか。シリーズ前半を見る限り、それは心
＃と現すより「恥」と言った方が良いかもでっせ。(^^;)

＃オフ台詞で合唱歌が始まった瞬間に「おぉ上手い！これは誰だ？」
＃と思ったのも束の間、それが亞里亞ちゃんだと判った瞬間に引っ
＃繰り返りました。(^^;)　ま、まぁこれで亞里亞ちゃんが「本当は
＃通常速度で喋れる」事が判明した訳ですね。(笑)　にしても、流
＃石は水樹奈々さん。しかし「RUN=DIM」Ｅｄ並みなシャウトかます
＃訳には行きませんでしたか。(当たり前じゃ)

◆ぱーてぃぱーてぃ

白雪特製のリキが入りまくったパーティ料理各種が並び、眞深が両
手に「まんが肉」を持って頬張ったり(笑)、白雪が心配そうに見つ
める前で航が特製ブッシュドノエルに感嘆して白雪が微笑んだり、
トナカイの扮装をさせられたミカエルが骨をしゃぶっていたりする
中で始まるプレゼント交換。詳細は下記。そして満を持して、航か
ら提示される例のオルゴール。目を潤ませて感動する妹達、抜粋し
て前列左から亞里亞・可憐・鞠絵と後列に咲耶・千影。そして突然
乱入の山田ですが、なんと「花穂が気に掛かっていたもの」を届け
る好役を果たしました。と言う訳で航が無事にツリー頂点へ一番星
を掲げた時、タイミング良く雪が降り。これに感動する一同ですが、
果たして咲耶のファイナルアプローチは航に届いたのでしょうか…

＃ミカエルのトナカイ。犬にこの手をやらせると嫌がるんだぞ。
＃何週間も掛けて訓練したんでしょうが、ミカエルも災難な。(^^;)

＃さてプレゼント交換詳細ですが、画面から予想がつく範囲では
＃
＃　可憐　：鉢植え花　　　　　　　<-　白雪から(？)
＃　花穂　：手袋　　　　　　　　　<-　衛から
＃　衛　　：フォトフレーム(？)　　<-　花穂から(？)
＃　鞠絵　：巾着袋(女の子には必需)<-　春歌から
＃　春歌　：手書きのポストカード　<-　鞠絵から
＃　白雪　：刺繍入りハンカチ　　　<-　可憐から(？)
＃　雛子　：御菓子詰め合わせ　　　<-　亞里亞から(？)
＃　亞里亞：熊ぬいぐるみ　　　　　<-　雛子から(？)
＃　千影　：コロン　　　　　　　　<-　咲耶から(？)
＃　咲耶　：クルスのネックレス　　<-　千影から(？)
＃　四葉　：特製レトルトカレー　　<-　眞深から
＃　眞深　：目覚ましメカクロック　<-　鈴凛から
＃　鈴凛　：手作りエプロン　　　　<-　四葉から(？)
＃
＃絶対に備蓄在庫からだと思うぞ、眞深のプレゼント。(笑)
＃しかし「他の妹へ行ったらどうするつもりだったんだろう？」な
＃品目が物の見事に並んだプレゼントでした。特に咲耶、もし雛子
＃へコロンが行ったらどうするつもりだったんでしょ？(笑)または
＃鞠絵に「根着いた」鉢植えなんかが届けられた日には。(笑)

＃航からのプレゼントにうるうる状態の千影。実に珍しい。(^^;)

＃バイトを完遂したらしい山田。(笑)　真っ白になり苦悩して果て
＃る眞深と、がっつく山田の後ろで鍋持ちながら呆れ果てたように
＃見る白雪の描写が、またお笑いでした。

＃花穂ちゃんが気にかかっていたのは、つまり「何か物足りない」
＃ツリーのてっぺん事、一番星でした。ま、山田にも救いの手を。

＃計った様に、ミカエルが覗き込むオルゴールの人形そっくりに並
＃ぶ妹達。中心の航、脇に眞深(何故？)を配して、目立つ雛子から
＃左回りに雛子・四葉・亞里亞・衛・白雪・春歌・可憐・咲耶・
＃鞠絵・千影・花穂・鈴凛・雛子(一周)と言った所でしょうか。
＃ナニゲに背景でサンタ姿の山田がミカエルに追い立てられている
＃のが、また笑えました。

＃そして最後の咲耶爆弾発言。「二人っきり」つー事は、既に他の
＃妹たちを排除する計画が出来てるとゆー事か？(^^;)

■総括

　私的には「シスプリとしては楽しめた方じゃないか」と思った回
でした。尤もこの価値基準が微妙でして、では他の作品と比べては
どうかと言われると「まぁ、此方はなんせ『シスプリ』だし」とし
か言いようが無いのが弱い所です。(^^;)

＃第１クールであそこまで酷い話の出来にしていたのは、矢張り第２
＃クールででこう思わせる為の謀略だったのかも。

　前回放映の次回予告で咲耶がメインの話と判りましたので、積極
的な彼女の事だから彼女のみがフィーチャーされる話にならんと想
像していたのですが、蓋を開けてみれば「一つの目的の為にチーム
別になって取り組む妹達」の描写はあるわ「意外な所を気付く花穂」
の描写はあるわ「制服・私服あわせて５回の揃い踏み」はあるわと、
結構見所のある話ではなかったかと思います。尤もその全てが「シ
スプリだから」で言いくるめる程度のシーンなのですが。(苦笑)

＃「花穂が気付くまで、誰もおかしく思わなかったのか」なる当然
＃の疑問も、「まぁ『シスプリ』だから」でケリ。(爆)

　特に「シスプリ」ならではの「頭のネジを外してください」なる
シーンの代表が、クライマックスの合唱シーン。いやぁ、ここまで
堂々と「こう作ってるんだから、そのまま見ろ」と開き直られます
と突っ込みようがありません。(^^;)　思わず「亞里亞ちゃん、これ
を歌うためにさぞかし血の滲むような早口言葉の練習を」とか涙ぐ
ましく思ってしまい、爆笑していました。尤も各妹の口パクを合わ
せる作画があったり、画面に映る妹の声を強調した録音があったり
と、シーンを作る努力がされていた配慮には感心しました。

＃尤も他のシーンで駄目だったのも、若干あるか。(^^;)

　ちっこいモニターで眺めていた為に作画の崩れは然程意識しませ
んでしたが、目が大きいだけに顔全体がアップになる場合にはバラ
ンスに苦労しているらしい箇所が随分と散見された様に思います。
しかしイブの夜にツリー前で航に迫る咲耶の「瞳を睫の向こうに隠
して顔を伏せる」カットは、結構気合が入っていたかと見えました。

＃でも「ヒラメ」は何とかして欲しかったなぁ。(^^;)

　今回は「シスプリ基準の鑑賞法」に慣れた者なら楽しめた回だろ
う、と私的には評価しました。これだけ突っ込み所が満載の話を
放っておくのは勿体無い、と思っています。

◆次回予告　第２１話「アニキにme too ＼(^○^)／〜(はぁと)」

さぁていよいよ登場かメカ鈴凛２号！　確かに瞳の色が若干違う
ようです。ベレー帽のマークにダッシュがついている辺りが芸の
細かい所ですな。さて、声は矢張り二役でしょうか？

鈴凛’「メカ鈴凛２号。鈴凛ダッシュ、と呼んで下さい。」
鈴凛　「違う！そこは『鈴凛〜〜〜だぁぁあーーーっしゅ！』と
　　　　呼んでくれると格好良いの！」ビシ！(^o^)ｂ

シスプリ村が国土地理院の地図に地名として載るのは何時だろ？(違)

＃顔文字、これで合ってるんだろうか？(^^;)


しかし、久し振りに感想記事を書いたら勘が戻っていない事が如実
に判りました。なんせ３時間も掛かってしまいまして。(^^ゞ　では。
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