後藤です

"S. GOTO" <goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9hpl7k$lb5$1@news.thn.ne.jp...
> では、本日中に第2話を投稿します。

土萌ほたるちゃんと木之本さくらちゃんの共演ネタです。
ご興味のある方だけ、以下をお読みください。
また、間違い等の指摘もよろしくお願いします。











はーい、うさぎでーっす!今回からこのお話のナレーションをしま
ーす。よろしくネ。え?なんでアタシがナレーターかって?そりゃ、
予告もやってるからっしょ。だって、そこしか笑えるとこ、ないん
だもんねー。アハハハハハハハ。しかも、このお話、予告が2パタ
ーンもあんのよー。スゴイでしょ。2つともアタシがしゃべるの。
1つはちょっちオバサン入ってるんだけどねー。もう1つの方は…
えーと、今日、誰とやるんだっけー。え?亜美ちゃん?だって、亜
美ちゃんは今日からワンポイントコーナーも担当なんでしょ?え?
あっそ。まもちゃんと、亜美ちゃんと、レイちゃん、まこちゃん、
美奈子ちゃんと、順番こでやるんだー。でもさー、この話、そんな
に長く続くの?
あ、そーそー。ここだけの話だけどさー、実は前回のナレーション
もあたしが担当してたのよ。このア・タ・シ・が。信じられないっ
て?へへーん、あたしだって、やればできるのよー。
あー、ハイハイ。じゃあ、始めるよ。えーと…………
このお話は、土萌ほたるちゃんと、木之本さくらちゃんっていう2
人の美少女のお話だってのは、みんなもう知ってるよね。前回は、
ほたるちゃんがさくらちゃん家にお呼ばれされたんだけどさー、今
回は逆に、ほたるちゃんがさくらちゃんをご招待するんだよー。前
回はさくらちゃんが自分がカードキャプターであることをほたるち
ゃんに教えちゃったんだけど、今回はほたるちゃんが自分の正体を
さくらちゃんに教えちゃうのかなあ?楽しみだねえ。
そんじゃ、まず、えーと、中学だね。ああ、懐かしいなあ、中学生
だった頃…………あれは中2、まもちゃんと初めて出会ったときの
ことを、ついこの間の出来事のように……え?あー、ごめんごめん。
えーと、始業前だね。

さくら「あ、ほたるちゃーん!おはよー!」
ほたる「さくらちゃん、おはよう。さくらちゃん、昨日はありがと
    う。あの…………お返しと言っては何だけど、今日、もし
    よかったら、遊びに来てくれる?」
さくら「私はだいじょうぶだよ。」
ほたる「よかった…………ケロちゃんにも来て欲しいんだけど……」
さくら「じゃあ、連絡しておくよ。」
ほたる「あ……お菓子、いっぱい用意しておくからって……」

そして…………何よー、随分時間の経つのが早いじゃないのよー。
もう放課後?……あっそう。そういえば、アタシもほたるちゃん家、
行ったことなかったわねー。旧土萌邸には行ったことあるけど。は
るかさん、みちるさん、せつなさん、元気かなー。
えーと、どこまで行ったっけ……え?アタシのセリフ、長い……?
じゃあ、いいわよ、しばらく黙ってるからー。

ほたるちゃんの、ヒ
        ・
        ミ
        ・
        ツ
第弐話

さくら「広いお家だねえ……」
ケロ「ごっつでかいわ……何やっとる家なんや……?」
さくら「さあ…………?」
ほたる「さ、入って…………ただいまあ。」
はるか「お帰り…………おや、お友達かい?」
ほたる「はるかパパ、ただいま。昨日お世話になった、木之本さく
    らちゃんよ。」
はるか「それはそれは……昨日はどうもありがとう、さくらちゃん
    ……」
さくら「は、はあ……どうも……」
はるか「……こんな可愛い娘ちゃんのお友達を作るなんて、さすが
    ボクの娘だ…………類は友を呼ぶ、ってやつかな……」
さくら「な、な、な…………(ぽーーっ)」
ほたる「ダメよ、くどいちゃ。さくらちゃんにははるかパパよりも
    ステキなカレシがいるんだから。」
さくら「あ、あは…………(ぽっぽっ)」
はるか「おっと。これは失礼。こんな美少女を射止めるなんて、そ
    のカレシが羨ましいな……」
ほたる「パパァ!」
はるか「ゆっくりしていってね、さくらちゃん。……あ、ほたる、
    今日は帰ってこれないから、戸締り、忘れないようにな。」
ほたる「あ、はーい。……じゃあ、さくらちゃん、2階へ行こ。」
さくら「う、うん…………あーっ、ビックリしたあ。あんまりキレ
    イな顔のお父さんで……」
ほたる「お父さん、か……」
さくら「え……?さっき、『パパ』って……」
ほたる「……後で話すよ。」
みちる「はるか、お待たせ。」
ほたる「……あら、みちるママ。まだ出かけなかったの?」
みちる「あら、お帰りなさい、ほたる。……昨日のお友達ね。ほた
    るがお世話になりまして……」
さくら「い、いえ……そんな……」
ほたる「みちるママ、時間はいいの?」
みちる「間に合わないから、はるかに送ってもらうの。じゃあ、後
    は頼んだわよ。…………さくらちゃん。」
さくら「は、はい……」
みちる「ほたると、これからも仲良くしてあげてね……」
さくら「は、はい…………(ぽーっ)」
ほたる「さくらちゃん、だいじょうぶ?熱、あるんじゃない?」
さくら「え?ううん、そんなことないよ…………なんか、超美形の
    ご両親を見て、すっかり『はにゃーん』って……」
ほたる「『はにゃーん』って?」
ケロ「まあ、言うなれば、さくらのビョーキみたいなもんや。」
さくら「………………あれ?今の人……」
ほたる「……どうしたの?」
さくら「ほたるちゃん、基本的なこと、聞いていい?」
ほたる「なあに?」
さくら「今の2人、ご両親だよね……?」
ほたる「うん。」
さくら「昨日の女の人、ほたるちゃん、『ママ』って言ってた……
    あの人も美形だったけど……」
ほたる「ああ…………じゃ、もう話しちゃおうかなあ……
    私、ママが2人いるの。2人とも、私のママ。」


Pretty Angels
Hotaru & Sakura

Episode: 02 Hotaru's Secret


がーーーーーーーっ すぴーーーっ がーーーーーーーーーっ
ふわぁ?あ、そうだっけ。すっかり寝ちゃったわよ……はああ……
えーと、どこまで行ったっけ。え?何?いびき?…………う、うっ
さいわねー、こういうのも生理現象っていうのよー。
えーと、ほたるちゃんの出生の秘密からね。さー、重い話よー。

さくら「あ、あのう……何、言ってるのか、私、わからないよ……」
ほたる「難しいことじゃないわよ。本当は3人とも私のママ。」
さくら「え……えーーーーーーーっ!?」
ケロ「ほな、お父はん、おらんやん。なんで『パパ』言うた?」
ほたる「だってあのパパ、女性なのに男装が好きだから……………
    すごくヘンでしょ?」
ケロ「ははーん、道理で……」
さくら「そ、そんなことより…………」
ほたる「私、あの人達の養女なの。赤ん坊の頃から育ててもらって
    ……」
さくら「……」
ほたる「あ、気にしないで。みんな親切だし、今もこうして幸せだ
    し。
    パパはバイクのレーサー。みちるママは音楽学校でバイオ
    リンの先生やってるの。せつなママは大学の助手してるわ。
    私は、今は家事を全部一人でやってるの。ママ達、苦手だ
    から。」
ケロ「ほお……」
ほたる「あ、お菓子まだだったわね、ゴメン。すぐ持ってくるから」

  とんとんとんとん……

ケロ「さくら、どないした?」
さくら「うん……ほたるちゃん、苦労してるんだなあって……」
ケロ「まあ、今はあないに明るい、ええ娘やん。幸せに暮らしとる
   証拠やで。しかし……」
さくら「なあに?」
ケロ「昨夜、お返しにおもろいもん見せたる言うてたやん、ほたる。」
さくら「そう言えば……」
ケロ「きっと……」
さくら「ほえ?」
ケロ「こーーーんなでっかいケーキやーーー!!!」
さくら「…………;;;」

 ……とっとっとっとっとっとっ パタン

ほたる「お待たせー!!」
ケロ「おお…………!!ちょっと予想とははずれとったけど……ケ
   〜キ〜……いちごのケーキや……」
ほたる「はい、どうぞ。」
ケロ「がつがつ、むしゃむしゃ……」
さくら「おいしい!!」
ほたる「よかった……」
さくら「私もたまにお父さんに、あと、ごくごくたまーーーにお兄
    ちゃんに教わりながら作るけど、今度一緒に作ろうよ。」
ほたる「お兄さん………………(ぽっ)」
さくら「…………?」
ケロ「………………ほぉ…………なるほどな…………」
さくら「え?何?何がなるほどなの?」
ほたる「そ、それより、昨日約束したこと、私の秘密を教えてあげ
    るよ。」
さくら「うん。なあに?」
ほたる「3人のパパママ達が、なぜ私を育ててくれているのかに関
    係するの。」

あららららら……何、何、正体、バラしちゃうの?ちょっとちょっ
と、それって聞いてないよ……じゃあさじゃあさ、あたし達、どう
なるの?
え?出番ないからいい……?亜美ちゃんだけだから?あーそーー。
ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!

さくら「どういうこと?」
ほたる「私達、血縁はないけど、同じ仲間なの。セーラー戦士。」
さくら「セーラー……戦士……?」
ほたる「そう。私達は月の国のプリンセスを外敵からお守りするた
    めに生まれてきた、戦士なの。」

うっひゃあーーーーー!!ハズカシーーー!!「月の国のプリンセ
ス」なんてさ……いや、今更……とは思うわよ、そりゃ。でもさで
もさ、やっぱ、ああ……アタシって、主役なんだなあ……って。
え?このお話はほたるちゃんが主役?わかってるわよー、んなこと。

さくら「え?え?え?何、言ってるのか、分からないよぉ……」
ほたる「じゃあ、ちょっと見ててね。今から起こること。」
さくら「ほえ…………?」
ほたる「サターン・プラネットパワー・メイクアップ!」
ケロ「な、何や…………」

ああ、そういえば本編では無かったわよね、ほたるちゃんの変身シ
ーンって。想像つかないでしょ。まあ、はるかさん達の変身シーン
から想像してちょうだい。あたしだって、どう説明したらいいのか、
分かんないからさー。

  すとっ

ほたる「どう?破滅の戦士、セーラーサターン。これが私の本当の
    姿。…………驚いた?」
さくら「す…………スゴイよーーーーーー!!!
    スゴイよスゴイよスゴイよスゴイよ……カッコイイよ……」
ほたる「(にこっ)ありがとう……今でこそこうして平和に暮らし
    ているけど、いざプリンセスの身に何かあったら、この身
    に変えてもプリンセスをお守りしないといけないの。」
さくら「カッコイイよぉ…………ああ……ほたるちゃんのこと、ま
    すます好きになりそう…………お父さんもお母さん達も、
    あんなに美形だしぃ…………」
ほたる「このこと…………秘密にしてほしいの。」
さくら「ヒミツ?」
ほたる「そう。わたしとさくらちゃんの友情の証。
    2人のヒ・ミ・ツ。」
さくら「うん!!私、ぜーーーったいにしゃべらないよ。」
ほたる「ケロちゃんも、ね?」
ケロ「まあ、ええで。」
ほたる「ありがとう…………」
ケロ「せや!わいも友情の証に見せたいもんがあるんや。わいの真
   の姿は……」
ほたる「そろそろ、夕食にするわ。食べていって。」
さくら「ありがとう。じゃあ、私も手伝うよ。」
ケロ「わいの…………」こけっ

あーあ、ケロちゃん、また、見てもらえなかったねー。まあ、いつ
か見てくれるっしょ。ケロちゃん、がまんがまん。
あ、そーそー。今日はさくらちゃんがお呼ばれだからさー、誰かお
迎えに来てくれるよねー。ウフフッ、個人的にはー、さくらちゃん
のおにーさん希望。

桃矢「今日は、さくらがお世話になりまして……」
ほたる「(ぽっ)……い、いえ……どういたしまして……」
さくら「ほえ?」
桃矢「おうちの方は……?」
ほたる「き、今日は…………みんな出かけてまして……」
桃矢「そうか……まあ、仕方ないな……」
さくら「ほたるちゃん、今日はありがとう。」
ほたる「どういたしまして。」
さくら「明日さあ、学校の帰りに町内を回ってみようよ。いろいろ
    案内してあげるから。」
ほたる「うん!」

あー、やっぱりぃ……うーん、超カッコイイけどさ、まあ、あたし
のまもちゃんの方が上よ、ねえ。まあ、でも、ほたるちゃんも、良
かったよね。あれ?もしこれがうまくいくと、ほたるちゃんは、さ
くらちゃんのおねーさんってことに…………?いやー、なんかテレ
るねえ、アハハハハ。まあ、あたしが照れる理由は無いんだけどさ。
じゃあ、今回はこれで終わ………………あれ?え……?…………な
ーんだかわかんないけど、木陰から誰かが隠し撮りしてるみたいよ。
やーねー。ストーカー?いつからいたんだろう?そういう変質者は、
このうさぎおねーさんが、月に代わって……

「おほほほほほ……」(きらっ)

う…?女の子?同性のストーカー?あららー、どうしましょ。シル
エットしかわからないけど、背格好はほたるちゃんたちと変わらな
いような…………女の子の変質者とはねえ……あたし、ちょっちこ
ーゆー方面、苦手なんだわー。レイちゃんなら詳しいんじゃないか
なあ。ヅカファンだし。
え?今回はこれまで?あっそ。何か中途半端ねー。あの変質者の女
の子の正体、明かしてないじゃないのよー。いいの?
……あーなに?もうバレバレ?えーなんで?

【亜美ちゃんにおまかせ】
♪ちゃちゃちゃちゃーちゃーちゃっちゃちゃーちゃちゃんちゃちゃん

……こ、こんにちは、水野亜美です…………ええと、今回から、私
が、「ほたるちゃんとさくらちゃん」のワンポイントチェックコー
ナーを担当することになりました。どうか、よろしくお願いします。
えーと……今日は……何からお話すればいいんでしょう……………
「トロいで、ねーちゃん!このコーナー、時間短いから、パッパッ
 と済ませな。」
あ……ごめんなさい。初めてなもので……えーと、今日は……友枝
中学校の制服のお話をしましょう。えーと、小学校のセーラー服と
は違いますね。上は黒、スカートは白、シンプルで落ち着いたデザ
インですね。コントラストは共通しているようです。袖の校章は同
じように見えますけど、系列校なのかしら?
で……これ、やるんですか?(ぽっ)……あ、あ、「亜美ちゃんチェ
ック」(ぼそっ)……は、恥ずかしい…………
「ねーちゃん、何テレてんねん。気合が入ってないで。もっと腰を
 入れて……」
え?な、なに?何ですか、今の?どこから……?よく分からないけ
ど…………気を取り直して…………(深呼吸)………………えーと、
ポイントは白いネクタイですね。グッと大人びた印象を与えていま
す。ほたるちゃんもさくらちゃんも、徐々に大人の女になっていく
んでしょうね。でも、2人ともカワイイ。ウフフフフ。
というわけで、また次回。ありがとうございました。
……ところで、さっき何かアドバイスしてくださった方、どなたで
すか?

【予告その1】
ほたるちゃんとさくらちゃんを見つめる怪しい一人の少女……彼女
の目がキラリと輝き、高笑いがこだまするとき、友枝町に再び騒動
が起こる……ほたるちゃんとさくらちゃんは美少女ユニットを結成
し、騒ぎを収めようとする。そして、2人を優しくサポートするも
う一人の少女の存在が明らかに……
次回、「悪辣、知世」。さー、次回もサービスしちゃうわよっ
♪ちゃーちゃ

【予告その2】♪せーらむーん
うさぎ「亜美ちゃーん!おひさ。」
亜美「毎日学校で会ってるわよ。」
うさぎ「いいじゃん、細かいことは……それよりよかったね、また
    2人でこのコーナーやれるよ。」
亜美「ええ……でも、いつまで続くのかしら……」
うさぎ「だいじょぶだいじょぶ。終わっちゃったら、また別のに出
    してもらえばいいんだからー。あと3年はもつよ、あたし
    達。あ、そういえば次回さー、亜美ちゃん、本編に出るん
    だよねー。近所の優しいおねえさん役で。」
亜美「ええ……でも大変よ。2人のフォロー役だから。」
うさぎ「いいよねー。だって、2人に『おねーさまー』って、憧れ
    られるんだからさー。羨ましいよお。」
亜美「うさぎちゃん、そんなにバラしちゃ、ダメよ……」
うさぎ「次回『ほたるちゃんとさくらちゃん』、
    『あくらつ、ともよ』。えーと、知世って、どの子だっけ?
    ま、いいや。月の光は愛のメッセージ。」
亜美「うさぎちゃん……原稿……全部平仮名だったのね……」

おっつかれさまでしたー!……って、まだあんの?えーと…………
「ラブひなDVD3巻初回生産特典DVD−BOXは、8巻までし
 か入らない……無理に9巻入れようとすると壊れるから注意……」
はあ…………?

注:事実です。今から揃えようという方はお気をつけ下さい。
  私も、箱を壊したくないので8巻までしか入れていません。
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というわけで、うさぎのナレーションがすげーウザイです。
すみませんでした、parallax総帥。じーく・ほたりん(^o^)/。

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S.GOTO
goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp