も〜っと!おジャ魔女どれみ第3話
後藤です
「も〜っと!おジャ魔女どれみ」第3話です。
本投稿にはおまけの妄想話がついています。
それでは改行します。
■第3話「大キライ!でも友だちになりたい」
●アバンタイトル
#やっぱりいつもこんなんだったんだ。寂しい奴だな、玉木麗香。
#ときには素直にならんと友達できんのに。
●どれみを「お姉ちゃん」と呼ぶようになったぽっぷ。
ぽっぷ「一年生になったんだもん、いつまでも『どれみ』じゃね。」
どれみ「生意気に、もー。」
●ピアスの件。どれみが事情説明し、クラスの了解を得る。
#う〜ん、あんなことで校則違反OKなのか。
#別に身に付けんでも、小箱に入れて机にしまっておいても
#いいのではないか、と。
●英語を授業に取り入れるようになった。
#あれ?ローマ字って5年生で習うんだっけ?もっと早かったような。
#学習指導要領で変えられちゃったのか。時代を感じる(寂)
●ももこは計算が得意。
デラのペテンを見破り、砂糖1袋のおまけまでさせた。
デラは、ガーデニングのときも高い値段吹っかけていたんでしょう、きっと。
●お菓子作り。ももこの指示で手分け。
ももこの言い方がきつくて、帰ってしまったはづき、おんぷ。
泣いているはづきの後を追うどれみ。
しょんぼりしているももこに、あいこが優しく諭す。
ももこ「どれみちゃん、どうしてもどってこない?」
あいこ「はづきちゃんを慰めてるに決まってるやんか。」
ももこ「What?」
あいこ「なあ、ももちゃん、スローで話すからよう聞いててや。」
ももこ「Hai...」
あいこ「アメリカでは、イエス・ノーがはっきりしてて、
自分の気持ちをストレートに言うのがグッドやろ。」
ももこ「Yes.」
あいこ「でもな、ここは日本やねん。もっと相手の気持ちも、
考えた方がええと思う。
…意味、わかれへん?」
ももこ、首を振る。
あいこ「…、ほな、帰ろ。」
●あいこ宅に駆けつけるももこ。
アメリカにいた頃、いつも意地悪ばかりしていたメアリーからの
手紙で彼女の本当の気持ちを知り、玉木もきっと同じだと。
あいこに心情を吐露し、はづき、おんぷを怒らせたことを反省する。
玉木の家にいきたい、と言うももこを案内するあいこ。
●この時間は英語塾に通っているのか。
#英語塾通っているのに、ももこの英語は聞き取れないのか、玉木。
#小学生の英語塾って、こんなもの?お受験用とか?
#デカ頭君は、英語が読めるらしいけど。
あいこ「何や、玉木、塾でも浮いてんなあ。」
●玉木の家。
玉木「ねえピー君、こんなに美人でスタイル抜群なのに、
なぜ私一人ぼっちなの?
−それは麗香ちゃんがお友達を作ろうとしないからだっぴ。
それはわかってるの。でもね、
こっちからお友達になって、なんて言えないじゃない。
−どうしてだっぴ?
どうしてって、素直になれないっていうか、…
なんで私が、そんなことひよこに答えなけりゃならないの〜。
………ごめんね、ピー君。」
#この学校の生徒はとにかくヒネクレたのが多くて、
#関先生のような姉御肌で包容力のある人でないと勤まらない。
●はづきの家。
ばあやの指導で、卵を割る特訓をしている。
#卵を割るのに、スナップ利かせる必要あるの?
●例のデカ頭君、学級委員長に。
フルネームは林野(りんの)まさと、だそうで。それだけ。
彼に圧倒的な票が集まり、玉木には2票、
白票1。→これは誰だかわかりますよね。
憤慨した玉木、旧4−2のメンバーを集めて糾弾。
島倉の裏切りも発覚。
●玉木に投票したのはももこだった。
ももこ「たまきさんなら、ひとりぼっち、さみしいっておもってるこの
きもち、わかる。」
…
ももこ「わたし、おもった。めありーのこと、ぜんぜんしらなかった。
だめだめだって。だから、
たまきさんのこと、もっとしりたい、ともだちになろうって。」
涙ぐむ玉木。プライドが許さなかったのか、後ろを向いて涙をぬぐったが
ももこと握手。
#やっとこれで、友達のいない玉木に友達ができた。
●ちょっと、感想
今回は、玉木も主役?でもあったような。
仲間内で、こういった衝突を繰り返していかないと、絆は強くなりませんし。
魔法、あんまりなかったな。お着替えシーンも割愛されてたし。
残りのパターン、いつお披露目なの?
英語もあまりなかったな。
ももこは、これから英語を話す機会が徐々に減っていってしまうのでしょうか?
もっと先の話になるけど、5年→6年のときはクラス替え、ないのか?
修学旅行なんて、一緒のクラスの方がいいんじゃないの?
●次回
MAHO堂新装開店ということです。
予告では内容、よくわかりませんでした。
情報誌によると、どれみ製のお菓子だけ売れない、とありますが?
■おまけ。
CCさくら合体ネタです。知世は出てきません。
[SCENE1]
新装開店間もないMAHO堂へケーキを買いに行くさくらとケロ。
ケロ「さくら〜、『SWEET SHOP MAHO堂』やて。
お〜、見てみぃ、店のつくりがお菓子の家みたいやないか〜。
あ〜ん、おいしいお菓子、ぎょうさん買おな〜。」
#お前が、自分の金で買えっ!
さくら「駄目だよ、一人一個って、決めたんだから。
お小遣い、ないんだもん。」
ケロ「そら当たり前やろ。小僧なんかに電話やメール出しまくっとるから、
電話代だけで、あとはピーピーになってまうねん。」
さくら「う……」
ケロ「よりによって、あんな小僧なんかと。自業自得や。」
さくら「ふ〜んだっ!
いいもん、ケロちゃんに買ってあげようと思ってた分、
貯金しちゃうんだから。」
ケロ「そ、そんなぁ、ご無体な〜、さくらさまぁ〜。」
[SCENE2]
ケーキの飾り付けをしているおんぷとはづき。
おんぷ「ねぇ、あの階段の上にいる娘さあ…」
はづき「なあに?」
おんぷ「その娘自身は別におかしいとは思わないんだけど、
変なぬいぐるみみたいなのが、周りを飛んでいるの。」
はづき「あ、やだ……ひょっとして、ゆ○○い……!?」
おんぷ「やだぁ、そんなんじゃないと思うけど、でも私達の妖精と
似ているような、似てないような…」
はづき「あの娘も、あたしたちと同じ…?」
#誰から見てもぬいぐるみとしか思われないケロ。
{SCENE3]
一方、自分の作ったのだけ売れないショックから立ち直れないどれみ、
ももこの指導を受けてクッキーに再挑戦。
ももこ「あと1分よ。」
どれみ「うん…今度こそ…」
ももこ「だいじょうぶ。いっしょうけんめいに作ったんだもん。
…あ、焼けたわ。」
味見をするももこ。
どれみ「…どお?」
ももこ「うん…、今度はおいしいわ。だいじょうぶ。これならいいと思う。」
どれみ「本当?(食べる)…、あ〜、よかったぁ。
ありがとう、ももちゃんのおかげだよ。」
ももこ「どれみちゃんが頑張ったからよ。」
どれみ「でも…」
ももこ「何?」
どれみ「ここに辿り付くまでに作った、この失敗作の山、どうしよう…」
ももこ「あ……」
失敗作クッキーが皿に山と盛られている。
ももこ「後で考えよう…」
どれみ「うん…、とりあえずこの成功作、仕上げて売り場に運ぼう。」
[SCENE4]
ケロ「ほな、さくら様、ここでお待ちしておりますんで、よろしゅう。」
さくら「おとなしくしててよ。」
MAHO堂に入るさくら。レジを担当しているあいこ。
あいこ「いらっしゃいませ。」
さくら「うわ〜、おいしそうなお菓子ばっかり。う〜〜ん、どれにしようー。」
あいこ(なんかこの娘、はづきちゃんと雰囲気が似てるっちゅうか、
波長が合うっちゅうか、…不思議やなあ。)
「今日はこのモンブラン、売れてますよー。」
さくら「あ、じゃあ、それ4つ。」
あいこ「おおきに。」
チョコレートのコーナーに目をやるさくら。
#いちおう、バレンタイン前と思ってね。
バレンタインデーの予算はケーキとは別にしておいたさくら。ケロには内緒。
あいこ「…バレンタインのチョコレート、ですか?」
さくら「え…、ええ。あの……、その…、外国に送りたいんですけど。」
あいこ「それやったら、バレンタインデー当日に作ったもんを即日指定時間に
お届けするサービス、無料でやってますよ。どちらまで?」
さくら「香港…。」
あいこ「かしこまりました。じゃ、デザインをここから選んでください。
ホワイトチョコで字書きますんで、言葉と名前、この紙に
書いてください。あと、お客さんとお届け先の住所も。」
さくら「う〜ん、どれにしよう…。それに、言葉…。
『小狼君へ 好きです』……。(顔真っ赤)
『小狼君へ 愛してます』……。(さらに真っ赤)
『小狼君へ 愛を込めて』……。(さらにさらに真っ赤)
『小狼君へ 想いの全てをあなたに』……。(頭から湯気が出ている)
………」
自分で考えた言葉に顔がポーッ。
あいこ、あわてる。
あいこ「お客さ〜ん、だいじょうぶでっか?
熱あるんちゃいます?」
[SCENE5]
ケロ「さくら、遅いなあ、何やってんねん。」
待ち切れなくなって、こっそり店の中に入ってしまう。
さっきまでさくらとももこがクッキーを焼いていた部屋。誰もいない。
どれみの失敗作クッキーが置かれている。
ケロ「おお!クッキーや。…誰もおらんな。こんなにぎょうさんあるんやから、
少しくらい持っていったかて、罰あたらんやろう。きっとここの店員の
おやつで、売りもんやないんや…。よっしゃ、もろた〜。」
といいつつ、山の半分くらい袋に詰め、即退散。
部屋に戻ってきたどれみ、ももこ。
どれみ「ああ、よかったよかった。クッキー、売れたよ。」
ももこ「試食でも気に入ってもらえたんだから、もうだいじょうぶよ。」
どれみ「うん!よーし、ジャンジャン作るぞー!
…あれ?
ももこ「どうしたの?あ…」
どれみ「失敗作、減ってる…、なんで?」
[SCENE6]
あいこ「ほんま、だいじょうぶですか?」
さくら「ええ、ご迷惑おかけしました。」
さくら、チョコを注文し終え、店を後に。
あいこ「ありがとうございましたー。
…、やっぱあのねーちゃん、はづきちゃんに雰囲気似とるわ。」
そこへ、売り場交代のためおんぷが現れる。
おんぷ「あいちゃん、交代よ。」
あいこ「あー、頼むで、おんぷちゃん。」
おんぷ「…あいちゃん、今の子、帰った?」
あいこ「ああ、今帰ったばっかりや。…何かしたん?」
おんぷ「そうじゃないけど、何かおかしいなって。」
あいこ「やっぱ、おんぷちゃんもそう思たか。」
おんぷ「え?あいちゃんも?」
あいこ「あのねーちゃん、どうもはづきちゃんと雰囲気似てるねん。
顔違うけど、親戚かなんかやったりして。」
おんぷ「そうじゃなくって、あのね、お店に入る前に見たんだけど、
あの娘の周りに、黄色いぬいぐるみみたいなの、飛んでいるのを
見たのよ。」
あいこ「ぬいぐるみ?ま、まさか…。店に入ったときはそんなん、飛んで
なかったで。」
おんぷ「はづきちゃんと一緒に見たから、間違いないわ。」
あいこ「ひょっとして、私達と同じ……だったりして。」
おんぷ「でもねえ、もしあれが妖精だとしても、ロロ達と違って、
可愛げがないわ。顔は間が抜けていたし。」
[SCENE7]
ケロ「ぶぇ〜〜くしょんっ!
何や、誰かわいの噂、しちょるんか。
まあ、こんなカッコええわいやから、当然やな。」
さくら、戻ってくる。
さくら「ごめん、ごめん、遅くなって。」
ケロ「遅いで。何しとったんや。」
さくら「ちょ、ちょっと…。ケーキ、モンブランにしたよ。」
ケロ「お〜〜!!モンブランにクッキィ〜〜。
今日のわいは幸せもんや〜。」
さくら「ク、クッキー?」
ケロ「あ、いや、何でもない…。あは、あはははははは。」
[SCENE8]
さくらの部屋。
ケロ「………!!
まっずぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
MAHO堂からくすねてきた、どれみの失敗クッキーを食べて。
ケロ「ペッ、ペッ、……、何やこれ。」
1階から上がってくるさくら。
さくら「ケロちゃん、食後のおやつのモンブランを持ってきたよ…
あーっ、何そのクッキーは!?」
ケロ「しもた…、
すまん、さくら、実は、昼間のあの店に忍び込んで、その…」
さくら「持ってきちゃったの?だめじゃない。
…でも、よく見るとこのクッキー、
コゲてたりパサパサだったり生焼けだったり…
作る途中でできた失敗作だったんじゃないの?」
ケロ「しもたー、味見しとくんやった。」
さくら「しようがないな…。『甘(スウィート)』で甘くして、
お兄ちゃんのおやつにしようかな…」
[SCENE9]
『甘(スウィート)』で味を誤魔化した失敗クッキーを
桃矢のいる居間へ運ぶさくら。
雪兎が来ていた。
さくら「お兄ちゃん、おやつ持ってきたよ…
雪兎さん!」
雪兎「こんばんわ、さくらちゃん。
とーやと共同で提出するレポートの作成で、来たんだ。」
桃矢「おやつ持ってきてくれたのか。
今日、父さん帰れないからケーキ食べていいっていうんで、
さっきモンブラン、ゆきと食べたんだけど、
どうも足りなくてな…もらってくぞ」
さくらからクッキーの皿を持っていって、テーブルに。
さくら「あ、あの…それは…」
雪兎「いただきまーす。
…変わった味だね。甘いけど、何かパサパサしているっていうか…」
桃矢「そうか?
こっちは何かコゲているような…でも苦くない、甘いな。」
さくら「ほぇ〜〜……;」
その様子を窓から見ている、どれみ達5人。
あいこ「やっぱ、あのねーちゃん、見るからにはづきちゃんに雰囲気似とるわ。」
はづき「え?あの娘と…?私…?」
おんぷ「やっぱりあの娘、何か変よ。」
ももこ「おんぷちゃんの言ってた変なぬいぐるみ、私も見た。
あれ、ニニのような妖精じゃない。」
どれみ「そうだね、あの人たちも、私の失敗クッキー、おいしいって食べてるし。
でも、あのおにーさん達、超カッコいい〜〜☆」
あいこ「あちゃー、またはじまった、どれみちゃんのビョーキ。」
おしまい。
オチがない上に、このおまけのほうがステップ数、多い…
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S. GOTO
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