Re: CC Sakura movie II

水野＠秋田です。

内容に触れる部分からフォローするので改行。

From: yutaka-o@fsinet.or.jp (yutaka-o)
Date: Mon, 24 Jul 2000 01:47:14 JST
Message-ID: <397B218D.5B8B3D65@fsinet.or.jp>
Subject: Re: CC Sakura movie II

>   「劇場版ケロちゃんにおまかせ！」
>   いやあ、一つのシチュエーションを丹念に描いたノンストップアクション
> （？？）コミカルムービー。周囲の子供と一緒に笑いまくりました。
> しかし地上波はまだケロとスッピーが出会う話放送してないんですよね。

第56話ですね。8月末に放送, ってもう劇場版の公開終わってないかな?


> 観客のうちＢＳやソフトで見て来た人の割合どれくらいでしょうね。

BSは第58話から観ていた私(^^;;;


> ＃もっともこれはさくら２本編にも言えますが。

第66話以降まともに観られなかった私(;_;
fj.rec.animationの記事がすべて……


>   最初の「ここからはわいが主役や！」とのケルベロス氏の発言といい、
> エリオルが来日している（恐らくさくら２本編の事件のため、急いで
> 来日したのでしょうか。もう少し早ければさくらとエリオル＋月、ルビー・
> ムーン、ケロ、スッピーの最強チームが見られたのかもなあ。残念）こと
> などからして、本来さくら２本編の後に流されるように作られていたよう
> ですね。

これだけなら, さくらカード編のラストかとも思いますが,


>   そして忘れてならないのが冒頭シーン！ああ、あのおだんご頭は
> 苺鈴ちゃん！久々の苺鈴ちゃん！僕らは君を待っていた！（爆）

苺鈴ちゃんがいるんだから, やっぱり「封印されたカード」事件の後ですか。


>   しかしタコヤキ型スーパーボール、グッズにして欲しいぞ（爆）

会場で売ってれば面白かったのに〜。
まだ観ていない人には謎のグッズ :-)


>   「劇場版カードキャプターさくら  封印されたカード」
>   いきなりの大規模なアクション。敵はドラゴンにゴーレム！？
> 今回の敵はこんなスゴイのかい！？……と思ってたらスゴイのは
> 知世ちゃんの壊れ方かい^^;;

C.C.さくららしからぬ, リアルタイプのモンスターだと思っていたら。
思いっきりずっコケました(^^;;;
クロウカード編からさくらカード編までの間(3ヶ月)には何もしなかったんだから, 
4ヶ月には耐えられなかったということかな :-)


>   しっかり、本編で描かれなかった「泡」を封印する場面が
> ちょこっと流れるというファンサービスもあるし。

うー, 記憶にない。
やっぱりもう一度観に行こ。


>   そしてエリオルくんのうちの跡地

ふと思ったのですが, 友枝町の中心街から結構離れてるんですね。
通学大変じゃなかったのかなぁ, って魔法でなんとかしてたのかな :-)

>                                 （椅子はそのまま捨てちゃった
> みたいですね。クロウが遺した本とかはちゃんとイギリスに持って
> いったのかなあ、エリオルくん）

スピネルが持って行くでしょう。


> エリオルくんの家にはちゃっかり観月先生いるし^^;;  あれ、そういえば
> 奈久留ちゃん一言も話してないですよね。エンディングにもたしか
> クレジットなかったし（講談社に同じ名前の人はいたけど）。

そう, 今回一番出番がありませんでしたね。
顔も上半分影になってたし……奈久留ちゃんんんん(泣)


>   そして祭り当日、

最初, 喫茶店か何かでウェイトレスやってた赤いエプロンの女の子,
中川容子ちゃん(第14話「さくらと桃矢とシンデレラ」)に見えたけど……


>                                   前回のお姫様役で超ダイコンっぷり
> を発揮してくれた小狼くんですが、今回はぶっつけ本番の割にバッチリ
> 決めてくれました。かっこいいぞ。

前回は, 雪兎さんに見つめられて力みまくってましたからね(^^;;;


> その知世すら消えてしまう。考えてみれば今迄のさくらの戦いって常に
> 誰かに「見守られて」きたわけですわな。影からは観月先生やエリオルが
> 見守り、実状を知らなくてもお父さんやお兄ちゃんが見守り、そして
> 知世がカメラ越しに見守り続けて。それらが失われた状況というのは
> さくらが庇護者から離れ、愛する人（小狼ね）と共に切り開かねばならない
> 人生を暗喩してるのでしょうか？

「闇」(DARK)の時も似たような状況でしたが, 今回は本当に消えてますからね。
効果範囲も広いし(友枝町より外にも影響出ていそう)。


>   さらに月を、ケロを失い、小狼すら失って（かに見えた）すでに一人で
> 戦わなければならないさくら。この構図は「友達を失い一人ぼっちだったので
> 取り返した」という「無」のカードと対応するもの？だからこそ、敵で
> あったはずの「無」にさくらは手を差し伸べることができたのでしょう。

# PARALLAXさんの妄想による「抜」(THROUGH)にも通じるものが :-)
さくらちゃんはみんな「お友達」, というか「なかよし」だと思うんです。
カードたちも, 初めて会った頃の小狼も, 月も, エリオルも。


>   そして、小狼からさくらへの気持ちが失われるはずが、奇跡が……。
> さくらの創った名のないカード（というかさくらの小狼への気持ち）が

これ, 私は「想い」のカードと呼んでいます。
出典は「プラチナ」。


> あったのは勿論ですが、月が言っていた「クロウは世に災いを起こすだけの
> ものは作らないはず」という言葉からして、あるいはクロウは「無」を
> 「希望」になりうる可能性を持つカードとして創造していたのか？

今回の行動からは「災いを起こすだけのカード」にしか見えませんでしたけど,
クロウカード 52枚に対する負の力を抱え込み, それ故に一人で封印されて
いなければならなかった彼女に対して, クロウ・リードが残した救いの道でしょうか。
「想いがすべてを変えていく」→「何も無くても, 信じることで希望が開ける」

何も持たない虚無感を埋める為に友達を欲した彼女ですが,
そこにさくらちゃんの「想い」が加わることで希望が見えた, と……


あ〜, 「名前のないカード」が「想い」だという前提で話を進めてしまった。


>   そして大団円。知世ちゃんはきっと「ああ、またさくらちゃんの活躍の
> 場面を撮り逃してしまいましたわ」に戻って、しかもさくらちゃんから
> 塔の中の話を聞いたら「告白の場面という重要な場面を撮影することが
> できないとは一生の不覚ですわ」と嘆き、「記念に残らないのはいけません
> わ。是非とももう一度ここで再現してください」とか要求したに
> 違いない（爆）

クロウカード編で「地」(EARTHY)を封印したときもそんな感じでしたね。
原作ではその場にいなかったし, アニメ版ではいたけど撮影できなかったし。

今回はせめてコスチュームを用意できたから半満足?


>   これでCCさくらは終わりかと思うと一抹の寂しさはありますが、
> 完結を飾るに足る素晴らしい作品でした。

ぜひ次は OVAで「カードキャプターさくらF」を!!!!


>   おまけ。
>   「無」が最後に気持ちを奪う相手が、もし別の人だったら？
> ＃「一番魔力の強い人」という設定は敢えて無視しています。
> 
> １  知世ちゃんパターン

>   こうして知世は前と変わらなかった。

やっぱり無敵だ :-)


> ３  エリオルくんパターン

>   そして、エリオルは一番好きなイタズラ心を失い、根っから真面目な
> 善人になったという。
> ケロ「これがクロウが生きとった頃に起きてればわいらももう少しぃは
>   楽できたのになあ」
> 月「……まったくだ」

横着から生まれたカード(「泡」「抜」など)が消滅してしまう(^^;;;


> ４  ケロちゃんパターン

> スッピー「これはなんですか？」
> ケロ「タコヤキという食べ物よ。スピネルさんは甘いものは駄目だと
  ^^^^
>   聞いたから。本当はケロちゃんの好物なんだけど……」

スピネル「ケルベロス, さくらさん化してますね」
ケロ(ぐわーーん, がーーん, がーーん, がーーん……)

# すみません, NHK教育での放送に合わせて, 昨日第51話の記事読んだので(^^;;;


> スッピー「ケルベロスは一番大切なもの、おいしい食べ物への食欲を
>   失ってしまったそうですね」
>   そして「劇場版ケロちゃんにおまかせ！」は、食べ物が来ても
> 手を出さないケロ、見慣れないタコヤキに警戒してやはり手を出さない
> スッピー、その間でさめていくタコヤキを延々と映すという、世にも
> 希なる侘び寂び系映画となったという^^;;

こ, 恐い。


では。


-- 
水野夢絵＠秋田
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mwe@tky3.3web.ne.jp
ねぇ○○殿? 私のことは……「夢絵ちゃん」って読んで!! (嘘)