Re: all side mountain (10/25-10/31) SideB
こん○○わ、PARALLAXです。3分割の3本目です。困ったなぁ、
改行の為のネタが無いぞ(^_^;)。と言う訳で直接続けます。
■ターンAガンダム(29)
「二人のソレイユ」とは何の事やらと思っていましたが、キエル嬢
とディアナ陛下の結び付きは此方の創造を遥かに超えていました。
1回見逃したら、キャラクター達はおろかモニターの此方側だって
判らなくなるからなぁ(笑)。良くこの手の結び付きには完全常時接
続型のテレパスなんかが使われますが、確かに同じ考え方をする者
ならそんなものは要らないと思わせてくれる二人です。「一人は二
人、そして二人で一人、ですよ。」とは、そんな自分達の結び付き
を自らの武器として振るう事を覚えた、彼女達の自覚と覚悟を語っ
ていたのではないかなと思います。
しかし最初は「キエルの世界でキエルを振舞うキエル」、次には
「ディアナの世界でディアナを振舞うキエル」、そして今は「キエ
ルの世界でディアナを振舞うキエル」ですか(勿論この逆もあり)。
よく声優さんたちが混乱しないなぁ(^_^;)。特に高橋理恵子さん。
それとは反し、ものの見事に思惑と目的と考察と標的が交叉はする
もののすれ違い、それ故に疑心暗鬼に囚われる人々を見ていると、
一体こいつらは何をやっているんだと歯痒く、またそれが面白くも
あります。確かに人たるもの、同じ舞台に立っているからと言って
同じ物を同じ様に見て同じ事を思い同じ感じ方をする訳ではないなぁ
と、改めて認識させられます。しかもその一人一人が、決して自分
ではそうは思っていない視界の狭さに囚われてしまっている所が、
モニターの此方側から見ているとまた良く判って面白くあります。
この手の描写をさせたら矢張り富野監督ガンダムは上手いなぁ。
しかしこれまでのガンダムとは違い、主人公のボケボケなニュート
ラルさに救われる所が大きいんだから、世の中判らないものだ。
■ターンAガンダム(30)
やっぱりあのモビルアーマーはバウンドドッグだよなぁ、は兎も角。
舞台転換の為の繋ぎ話にしては、結構色々なターニングポイントが
仕掛けられた話でした。キエル嬢ことディアナ様はソレイユから離
れるし、ディアナ様ことキエル嬢はばれたやらばれなかったやらだ
し、フランとソシエはくっついたり離れたりだし。コメディメーカー
たるボルジャーノン御嬢様や艦長や技術者御一行様は相変わらずの
動きで和ませてくれますが、ロランを除くメインキャラの方々は結
構動向がある様です。矢張り1話でも見逃すと判らなくなる話だなぁ
と思いましたが、してみるとターンAガンダムとは結構動きが激し
いストーリーなんだなと思いました。加えて今回は久々にレット隊
の二人が出演して、相変わらずのキ印ぶり全開でミリシャの連中を
攻め立ててくれました。と言う訳で「海編」開始と供にキャラクター
の再配置がされた様ですが、良くもここ迄、主要キャラが居なくな
らない作品だなぁと感心させられます。え、ギャバン?誰、それ。
しかし… あんなに細い核兵器じゃ碌な遮蔽も無いだろうに、土詰
程度で胸のコンテナに仕舞うどころか時々開けて土を詰め直すなん
て、ロランの被爆量は年間制限量を超えないんだろうか(^_^;)。
◆人形草子あやつり左近(5)
人形館の謎展開編です。と言う訳で左近が良く喋り右近がいきり立
ち薫子姉さんがこの手の推理物の警官らしく無能丸出しで引っ掻き
回してくれ、その間にキャラクターが順々に整理されて行きます。
いやぁ、何て判り易い話なんだ。
して見ると矢張り「金田一〜」や「〜コナン」や、その他幾多のミ
ステリー映像物に酷似している構図だなと思わされ、それ故に映像
美で凝って欲しいものだと思いますが、リアル表現で「金田一〜」、
マンガチック表現で「〜コナン」が既にある以上、「〜左近」には
ひとつ「御耽美」を突き詰めてくれないかなぁと期待しています。
OpやEnの雰囲気を見てもそれなりに目指す心はあると思います
から、あともーちょい勉強してくれれば。幸いにも緒方恵美さんが
線の細い理知的な美形青年を演じ、そこへくまいもとこさんが突っ
込むと言う黄金ペアが結成されているのだから。
さて話を戻して。謎の解決には、まだまだ至らない様です。しかし
この手の話に良くある通り、次回は解決の為のイントロ編です。話
の構造が他番組と酷似している為に、こう言った所は予想が付き易
くて助かりますが、ふとこれを逆手に取った話が作れないかな?と
考えてしまいました。いきなり解決編から始まる話…は、考えてみ
たら刑事コロンボから古畑任三郎まで、ひいては先日の「金田一〜」
でも「殺人レストラン」とかでやっていましたっけ。難しいものだ。
◆トラブルチョコレート(3)
軍事兵器に乗ってやってきた転校生は白学生服の超金持ち…なんだ、
面堂終太郎じゃないか。日本刀も抱えてるし。どうあっても「うる
星☆やつら」をやらかすつもりなのでしょうが、如何せんスタッフ
のノリがまだ足りない。まぁ「うる星」も2クールを過ぎるまでは
今3くらいでしたから、1年くらいは温かく見守って …いたら、
つまらない内に終わっちゃうだろうなぁ。
#キャラの鼻の穴まで描くのは、やっぱ気持ち悪いと思う(^_^;)。
それに本当に「うる星」がやりたいんなら、カカオの出番をもっと
削って周りの変態キャラの出番を増やさねば。動き方も遅いしね。
あと空に吹っ飛ばされる時は「ぶるぅいんぱるす〜っ」と叫ぶ事。
爆発が多い点は大変に結構。あとはデボラくんっが「おっとこなん
て〜っ」と叫びながら机を放り投げ、宗像先輩が暴走演説をしてく
れれば、ある程度は似通ってくるかなぁと。
#ノースロップ/MDD YF−23とはまたマニアックな機体を。
にしても、キャラのアクション付けがと表情があまりに真っ当過ぎ
る点がギャグから見たら矢張りマイナス。この点は動画スタッフの
暴走に期待したい所ですが…国外依託では無理だろうなぁ(--;)。
◆−仙界伝−封神演義(18)
皇太子2名の帰還編です。そりゃあ、いきなりあんなに成長してい
れば誰だって面食らうよなぁ。オマケに宝貝は変幻自在のARMS
タイプなCGのシャチハタネームだしクイズタイムショックだし。
と言う訳で体は兎も角、頭や心はさっぱり成長していなかった兄弟
には元忠臣二名と言えども付いて行きはしなかったのでした。
#太公望がアイキャッチを張るのは結構久し振りでないかい?
さて黄飛虎に究極の選択を強いた殷洸はあっさり殺られたのでした。
相変わらずの甘ちゃんヒコを叱る聞仲。さぁてこのまま全軍激突か!
と思いきや、次回は朝歌を舞台にした怪獣編だそうな(^^ゞ。 原作
はさっぱり読んでいないのですが、本当にこんなストーリーがある
んですか? 本当に何でもやれる作品世界だなぁ。
#良く考えたら、これも男性声優だらけの貴重な作品でした。
■魔術師オーフェン〜Revenge(4)
鬼畜オーフェンには、矢張りレキからの正義の鉄槌。いやー、何時
にも増して滅茶苦茶な話でしたが、これ全て伊倉一恵さんの力量で
はないかと。今回ばっかりは事あるごとに魔法を使いボルカンをブ
チノメシたがるオーフェンの気持ちがよっく判りました。どーして
あんな「へなちょこな投げ方」で地球脱出速度が得られるのだろう?
流石「末は山賊か盗賊か海賊か銀行強盗」の体を使っているだけは
あるなぁ。それに、こらこらマジク。回想シーンを横から覗いて、
「その頃からオーバースローだったんですねぇ」なんて評するんじゃ
ないよ(^_^;)。今回はこうした具合に各声優さんのアドリブが妙に
あちこちで冴えていました。大分とオリジナルストーリーの作り込
みに苦労している様ですが、こうして小技を効かせればなかなかに
面白い作品になるものだと感心しました。
◆未来少年コナンⅡタイガアドベンチャー(3)
オーパーツオーパーツと騒がれると、どうしても守銭奴女子高生が
情けない吸血鬼を引き連れて飛んできそうな気がする(^_^;)。
前半丸々が頭の悪いカーチェイス、後半は頭の悪い博士がガキを騙
くらかし頭の悪いエージェントがコギャルを騙くらかしと、どいつ
もこいつも頭の悪さ全開で叫んで喚いてを重ねた挙句に最後は怪獣
物で終わりました。一体、これの何処が「未来少年コナン」なんだ
ろう? コナンを名乗る以上、少しはキャラの頭が良くなけりゃ。
また、如何にも日本アニメーション制作らしく「メカ設定?何それ」
な各種小道具が涙を誘いました。幾らなんでも、あのACコブラと
フォードそしてセンシングマシンは無いんじゃないかなぁ(;_;)。
次回はジムシィ登場の様で(嘘)。言っとくがTVは嘘しか言わないぞ
◆ZOIDS(9)
#先週分、レビューし忘れました(^^ゞ。
のっけから始まる砂漠戦。そして軒並み調子の悪くなるゾイド達。
前門の狼後門の虎とばかりに襲い掛かる自然現象、そして文字通り
目の色が変わるジーク。おぉお、ジークの操るシールドライガーの
強い事強い事。諦める大人2名に対し、あくまでジークを追い駆け
るバァンと、それをサポートするフィーネ。んで、なんだかんだと
やっぱり世話を焼いてしまう大人2名。いやぁメカそのものも十分
魅力的なZOIDSですが、それに負けず劣らずの人の組み合わせ
が魅力的なこと。こう言った箇所がZOIDSを単なるメカ物にし
ていない所だと思います。言わばメカ物ファンタジーかな?
…でも、本当に気合の問題なんだろうか(^_^;)。
なんでも次回は「男のロマン」だそうで。ドリルかな?合体かな?
(これ以上は自粛(^^ゞ。)
■神風怪盗ジャンヌ(33)
ノインの「人間の分際で幸せになろう何て考えるんじゃないよ」は
結構言い得て妙だなぁ。それと、でっかい教会での結婚式にロマン
を感じるのは結構ですが、参列する方は結構大変なんだぞぅ(^_^;)
#ハワイのセントアンドリュースまで付き合わされた身にもなって。
#まぁ世界有数のステンドグラスは結構綺麗だったし、パスポート
#を使ったのは後にも先にもあれ1回だし、機内食も食べられたし。
と言う訳で互いの愛情にかまけサボっていた御蔭で助かった雅空と
まろんは「以下同文」で神の前に誓ってしまいました。泣いている
人は多いだろうなぁ(笑)。加えてまろんを助ける為とは言え時代物
のオルガンの鍵盤を叩き割りあまつさえ教会を破壊し捲ったシンド
バッドには、大量の請求書が送りつけられる事でしょう(冗)。
#どーして女の子ってば指輪に弱いんだろう? 相手次第かな(^^ゞ
さて、まんまと計略に嵌り相手の正体を知る事になり且つ相手が自
分の正体を知っていた事を合わせて知るまろん。しかし…ショック
な事は理解できますが、これでより強い結びつきを得られると解釈
する方が妥当ではないかと思うものの、まぁ落し所はこの辺になる
でしょうから次回のラストシーンに期待したいと思います。
■HUNTER×HUNTER(3)
前回は桑原…じゃなかったレオリオの登場、今回は鞍馬…じゃなか
ったクラピカの登場でした。樽の破片を避ける描写やエラそうに薀
蓄を語る所とかは、まんま鞍馬だと思うんだけど(女声だし)。
#つまらん所に拘る頭の悪いところは、まんま桑原だと思うけど。
いやぁ何時の間に郷田ほづみ氏はこんなに上手くなったのだろう?
キリコの時はそのヘタさ加減が丁度良かったんですけどねぇ(^_^;)
今回は千葉繁氏が怪演した桑原の向こうを張ってのキャラですから、
矢張りそれなりの怪演を期待したいと思います。頑張れ頑張れ〜。
にしても、ゴンがロッドに巻いているラインは何ポンドテストなん
だろうか? レオリオ+ゴンを支えるわトビカツオを中調子のロッ
ドで吊るわ。それともゴンの腕がそんなに良いんだろうか?
まぁ順当に仲間も集まってきた様で。あとは飛影…じゃなかった、
キルアの登場を待つばかりですかな?それで武闘大会だ。
#実は原作をさっぱり読んでいないので、ここら辺りの情報は全て
#アニメ誌を頼って書いています。キャラ名、間違ってるかな?
本田美奈子ったら、本当にミュージカルスターな歌い方で。
■KAIKANフレーズ(24)
無事2ndシングルがTOPに座ったリュシフェル。動揺しながら
発表を待つメンバに較べて、まーサクヤのふてぶてしい事。いや、
彼らしいと言えば言えるのですが。さて折角の仕事を愛音ちゃんに
振っちゃった優香姉ちゃんですが、今回良くあった愛音ちゃんとの
ツーショットを見るに付け「矢張り二人を使い並べるのは難しい」
との印象を受けました。無くすには惜しいキャラでは在りますが、
このまま自然消滅して何時の間にか居なくなるよりは一発こうして
打ち上げてくれた方が良かったと思います。と言う訳で静かに居な
くなる事を望んだ彼女でしたが、リュシフェルの面々は使い慣れた
ワーゲンで成田に乗りつけ、アプローチライン直下の緊急ライヴで
優香姉ちゃんを見送ったのでした。うん。結構良い出来だったな。
惜しむらくはエンディング映像の変更にこの話が間に合わなかった
事ですけれど、良く考えたら前の映像には優香姉ちゃんが居たっけ。
#にしても今回、異様に気合の入った作画だったなぁ(^_^;)。毎回
#このレベルを実現してくれれば何も問題ないのですが。
さぁて次回からは仇敵の登場。「同じ蒼い瞳が」の表現でいきなり
ピンと来ましたが、まさかそんなベタベタな展開はしないだろうな?
「グレイザー・カンパニー社長の御落胤発見!メディア王になる前
の彼が、失敗した日本進出の影に日本へ置き去りにした過去とは?」
なんてベタベタのタイトルで女性誌にサクヤの過去が母親込みでバ
レ、これに動揺する愛音ちゃんとラルフなんて展開がこの後控えて
いるとしたら、まんま少女マンガじゃないかと…それで良いのか(^^ゞ
#にしても、最近優しくなったなぁサクヤ。矢張り彼女が出来ると…
◆おじゃ魔女どれみ(39)
のっけからいきなり惚れ込んだどれみちゃん。まぁそう上手く行く
訳がないなぁと思っていましたが、なんとおんぷちゃんの禁断魔法
の成果だったとは(笑)。冒頭五分でこれだから「なんやいきなりの
展開やなぁ」と、瞳に星を入れて浮かれ捲るどれみちゃんに呆れる
やら笑えるやら。一気にクラス中に波紋を巻き起こしますが怪文書
をばら撒いての情報戦やサイドからの偽証まで入る本格的な騒動は
御兄ちゃんっ娘のマキちゃんの援護射撃で一旦収束を見せるものの、
それはマキちゃんの心の中に嵐が移っただけの事。Apart終了時の
うるうる眼が何かを語らん。ま、今回其処までの描写は無く、残念。
#ピュアレーヌPCの筐体、何とかして余っているB5級ノートに
#被らないかなぁ? マウスの改造も必要だけど。
兄妹にしか見てくれない世間の目とは全く無関係にインラインスケー
トで盛り上がる二人。連日のデートに恋愛のハードさを自覚するどれ
みちゃん。そして同時に魔法が解け自分がやった事に悩み捲る秀三君。
ジェットの轟音に載せて現実に戻る彼女(笑)ですが、全く反省のない
おんぷちゃんを怒る友人二名と、なんとマジョルカ。矢張り「人の心
を操作する魔法」は相当にリスキーな様で。始末を付ける為に「関係
者全員集合」と言う荒業をマジカルステージ(本当に便利な魔法だなぁ)
でやらかした挙句に一芝居打つ彼女らですが、矢張り人の心を変える
のは人の心、真摯な優しさでした。無理矢理でしたが綺麗に纏まった。
意外にこの作品はこうした「微笑ましい恋愛物」が得意だったりしま
すから結構侮れません。矢張り友達が前面に出てくると面白いなぁ。
#「一生に一度の事かもしれないし」「こう言うの慣れっこだけど」
#「あと1回くらいチャンスがあるかも」と繰り返すはづきちゃんが、
#マジョルカを私怨丸出しでポカポカするマジョリカより、実は一番
#残酷だったりして(笑)。と、あいちゃんと一緒に突っ込んでました。
次回は魔法系キャラ総出演の昇格試験話の様で。しかしタイトルから
は全く想像が付かない話を展開する傾向の在る「どれみ」ですから、
こう思わせておいて実はドタバタ…は、当たり前か(^^ゞ。
他、どれみちゃんがピンで歌う新曲が初めて流れたり、ドドが最大級
アップで登場してくれたりと、結構見所が多い話でした(^^)。
では、また来週。今度はGTOとサウスパークが先頭に来ます(^^ゞ
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