藤森@セイコーエプソンです。
カードキャプターさくら 第42話「さくらのまっくら学芸会」の感想です。


今回は第35話以降に登場したクロウカード特集で改行しますね。

37〜41.不明
(さくらちゃんが春休みまでにゲットした5枚のクロウカード。
 1枚は劇場版に登場予定。)

42.スノウ(36話「さくらと雪の新学期」)雪(SNOW)4/6
町中に雪を降らせたり、吹雪で攻撃したりできる。
ファイアリィで雪をとかされて封印される。本体は雪女のような姿。
スノウが降らせた雪は、とけると水にならずに消えてしまう。

43.ボイス(37話「さくらと消えた知世の声」)声(VOICE)4/13
気に入った人の声を盗んで、隠れてしまう。全部盗まないと気がすまない。
手が羽になった少女の姿をしている。
知世ちゃんの歌をコピーしたソングにおびき寄せられて封印される。

44.ロック(38話「さくらの楽しいいちご狩り」)錠(LOCK)4/20
錠前のある場所に閉じ込めることができる。
ミラー同様、他のクロウカードがまったく効かない特殊カード。
封印の鍵を鍵穴に入れると、正体を現わす。羽付の錠前の姿をしている。

45.クラウド(39話「さくらのふらふら熱曜日」)雲(CLOUD)4/27
雲を集めて空を覆ったり、雲を操って攻撃することができる。
本体はレインに似た少女の姿。クラウドが町全体を覆うと封印不可能となる。
入手したのは小狼だが、さくらちゃんに渡される。

46.ドリーム(40話「さくらと夢の中のさくら」)夢(DREAM)5/11
いつでもどこでも予知夢を見せることができるという、
便利なんだか迷惑なんだかよくわからないカード。
蝶の姿で飛び回るが、本体は顔を隠した女性の姿。所有者は小狼。

47.サンド(41話「さくらと小狼と砂の海」)砂(SAND)5/18
校庭クラスの広い範囲を砂の海にでき、砂で攻撃することができる。
ウォーティの水を吸わされ、フリーズで凍らされて捕獲される。
カードの絵はこれまた女性。さくらちゃんから小狼に渡され、所有者は小狼。

48.ダーク(42話「さくらのまっくら学芸会」)闇(DARK)5/25
魔力を持つものを闇(異空間?)で覆う。
闇の中では魔法が使えず、闇の外では時間が止まる。
名前を当てられたライトの光に照らされて正体を現わす。
本体は黒い衣装をまとった黒髪の女性の姿。

49.ライト(42話「さくらのまっくら学芸会」)光(LIGHT)5/25
ダークと対のカード。闇を照らし、明るくする。
封印が解かれてからずっとさくらちゃんの心の中にいたので、
ダークの闇に覆われたにもかかわらず、さくらちゃん自身は光っていた。
本体は白い衣装をまとった白い髪の女性の姿。(しらがではない。)


では、ここから本題。

・友枝小学校学芸会
今日は友枝小学校の学芸会。去年もあったということなんですが、
クロウカードが出なかったので省略されたのでしょう。
良い魔法使いの三人の妖精役は、千春ちゃん,利佳ちゃん,奈緒子ちゃん。

うんうん、三人ともかわいいかわいい。
どうやら苺鈴ちゃんが入ったのでキャストが少し原作から変更になったようです。

小学校の学芸会にしては、サブキャラに至るまで衣装は本格的、
背景の大道具も舞台いっぱいの大きさで、すごい大掛かりですね。

#さすが私立小学校。放送設備にミニディスクプレーヤーまであるぞ。
#授業料高そう...

・王子様とお姫様の着替え
さくらちゃんと小狼の衣装を持って控え室に入ってくる知世ちゃん。

知世:「徹夜になってしまいましたわ。」

二日間徹夜で作った王子様さくらちゃんとお姫様小狼の衣装。
二日も徹夜した割には、知世ちゃん生き生きしてますね。
目の下にくまもないし、ぜんぜんやつれてない。
さくらちゃんのためなら徹夜も平気だし、
さくらちゃんに会えば一瞬で疲れも吹き飛ぶんでしょう。

#筆者だと、徹夜しちゃうと次の日は死んでいるんだけどなあ。
#3日連続徹夜麻雀した時は、昼間寝ていたし。(^^;

知世:「さあ、急いで着替えましょう。」
(さくらちゃんを更衣室に引っ張り込む知世ちゃん。)
知世:「李君もですわ。」
(小狼を更衣室に引きずり込む知世ちゃん。)

おいおい、二人とも更衣室に入れちゃうなんて...
まさかさくらちゃんが着替える間、小狼が隣で見ていたわけじゃなかろうな。

#まあ、更衣室の中がカーテンで仕切られていたりするんだろうが。

#小狼にお姫様の服の着方がわかるとは思えんから、
#小狼の着替えはしっかり知世ちゃんが手伝ったんだろうなあ。
#小狼、下に運動服でも着ていたのかな?
#さもないと、知世ちゃんに下着姿を見られたことになっちゃう。(^^;

・観客席にて
約束通り学芸会を見に来ている雪兎さん。
桃矢兄ちゃんも来ていますが、藤隆お父さんは来られなかったようです。

雪兎:「そういえば、桃矢も去年やったね。シンデレラ。」
桃矢:「思い出したくない。」

そうだそうだ!不気味なものを思い出しちゃったじゃないか!
キラキラ光る効果を入れたって、不気味なものは不気味だぞ。

雪兎:「文化祭の時の写真で一番売れたの、
    桃矢のだって写真部の部長が言ってたよ。」

え〜っ?あんなもんが売れたんかい。
まあ、「鯖の缶詰」の雪兎よりはましだったんだろうが...
女装姿が好きな女の子、たくさんいたのかなあ。

・さくらちゃんの衣装
王子様の服に着替えたさくらちゃんが更衣室から出てくると、歓声が上がります。

奈緒子:「さくらちゃん、かっこいい〜!」
千春 :「ステキ〜!」

りりしく、かわいいさくらちゃんの王子様姿。
さすが、知世ちゃん入魂の作品であります。

観月:「それなら動きやすいし...何かあっても、だいじょうぶね。」

またまた観月先生の思わせぶりなセリフ。
でも、今回のクロウカードは特に動きやすくても意味はなかったような...
観月先生、クロウカードが出現する時は何か一言言わないと
気が済まないんだろうか。

#チャンバラシーンで宙返りしてたから、動きやすいのは役に立ったけど。

#それにしても、あの衣装をはじめて着たのに、
#いつもと同じように動き回れるさくらちゃんもすごい。
#小狼はころんでたのにね。

・小狼の衣装
嫌がりながらも、知世ちゃんに更衣室から押し出されてしまったお姫様姿の小狼。
こちらは「かわいい〜っ!」と歓声が上がります。

ピンクのスカートに赤い服、くるくるの金髪...
う、う〜ん、結構かわいいじゃないか。
桃矢兄ちゃんのシンデレラよりはるかにマシだぞ。

でも、地毛は全部かつらの中に入れた方がいいと思うけどなあ。
そこまでやっちゃうと、誰だかわかんなくなっちゃうからかな?

#ウエイさんが見に来ているとして、「はて?小狼様はどこかいな。」
#なんてことにならないように。(^^;

小狼:「絶対にこんなのいやだからな。」
知世:「(ヒソヒソ)さっき客席をのぞいたら、月城さんがいらしていましたわ。」
...(中略)...
小狼:「やる。」

と、知世ちゃん、策士〜っ!
小狼はさくらちゃんを好きになってきたのに、
まだ、雪兎さんのためにがんばるんですねえ。
でも、端から見たらフタマタにしか見えない小狼を、
知世ちゃんはどう思ってるんだろう?

#あんまりこころよく思っていないから小狼で遊んでいるのかも。(^^;

・いよいよ開演
知世ちゃんのナレーションでいよいよ始まる5年2組の「眠りの森の美女」。

山崎王妃:「皆様、どうか姫に祝福を...」

原作では悪い魔女役だった山崎君。
アニメではすっかり無難な役になってしまいました。
そして、こうなると悪い魔女役は当然...

悪い魔女苺鈴:「お〜っほほほほほ!今日は盛大なパーティですこと。」

奈緒子:「(ボソボソ)本番になるとのるタイプなんだね。」

客席からノリノリで登場する悪い魔女苺鈴ちゃん。
悪役なので嫌がっていたようですが、本番はすごいうまいですし、
役柄もピッタリですね。

#でも、劇の最後が不安だと思ったら、案の定...

#王妃様はたくさんセリフがあるのに、王様は一言もセリフがない。
#いくら名前のないキャラとは言えかわいそうだぞ。

・お姫様登場
第二幕、16歳になった小狼お姫様が登場。
しかし、客席の雪兎さんを意識してしまった小狼は、力が入りすぎてしまいます。

小狼お姫様:「なんでしょうか!お母様!」
(ずっこけるケロちゃん)
ケロ:「ミスキャストや。」

すっかり「たくましく」育ってしまったらしいお姫様。
雪兎さんが見てなきゃ、それほどミスキャストでも
なかったのかもしれませんがねえ。

#まあ、雪兎さんが見てなきゃそもそも小狼お姫様は見れなかったか。

・王子様登場
第三幕、いばらの城にやってきたさくらちゃん王子様。
さくらちゃんも雪兎さんを見つけて赤くなってしまいますが、
特に固くなったりはせずに演技を続けます。

さくら王子様:「必ずや姫君の呪いを解くと約束しよう。」

さくら王子様:「やったあ!魔女を倒したぞ!」

舞台の上を飛びまわって悪い魔女の配下を倒し、
ついに悪い魔女をも倒すさくらちゃん。
うんうん、うまいうまい。早朝練習したかいがありましたね。

そして、問題のキスシーンですが...
あれ?前回、さくらちゃんがお姫様を前に練習していたセリフがない。
アニメの時間の都合で省略されちゃったのかな?
せっかく練習したのにねえ。

キスの前に小狼がさくらちゃんを押しのけたのは、クロウカードの気配に
気づいたからというより、超絶かわいいさくらちゃんのアップに
耐えられなくなったからみたいですね。(^^;

#しっかり片目を開けてさくらちゃんの顔を見てたりするから...
#まあ、クロウカードに邪魔されなくても、苺鈴ちゃんが邪魔しただろうが。

・ダークとライトのクロウカード
いきなり闇に包まれるさくらちゃんと小狼。
小狼とも離れて、一人になってしまったさくらちゃんは、呼べど叫べど
答えはなく、いくら走ってもどこにもたどり着きません。
しかも、魔法も使えず、さくらちゃん大ピンチ!

それでも、ダークのクロウカードの名前を当て、
自分が光っていることに気づくさくらちゃん。
さくらちゃんの心の中からライトのクロウカードが現れ...

ライト:「さて問題です。闇を明るく照らすのは?」
さくら:「え...ライト!」
ライト:「当たり!」

ウインクして、少しお茶目なライトさん。
これもミラー同様、一種の名前当てなんですね。
両方当てないと、封印できないと。

#しかし、英語がわからないとカードキャプターにはなれんのかあ。
#小学生にそれはちょっときついと思うけどなあ。

名前を当てられて明るく輝くライトに導かれ、ダークも元の姿に戻ります。

ライト:「私達は、ぜひあなたに主(あるじ)になってほしいわ。」
ダーク:「最終判断をするのはユエだけど、がんばってね。」

つまり、名前をカードに書くだけでは、
完全にカードの主人になったことにならないわけですか。
第一部最終回で「ユエ」がその判断をするんですね。

その時、小狼が自分のクロウカードをさくらちゃんに渡すのか、
小狼はユエに認められずにカードを取り上げられるのか...

#さくらちゃん自身のことは「絶対、だいじょうぶ」だから心配してません。

・劇の結末は?
クロウカードを封印し、元に戻った闇の空間。
よっぽど寂しかったのか、さくらちゃんは小狼に抱き付いてしまいます。
見ていた人たちには、時間が止まっていたようなので、
このまま終われば劇は「めでたしめでたし」だったんですが...

苺鈴:「ちょっとお!」
桃矢:「あのガキぃ!」

悪い魔女が生き返って王子様にくってかかってしまっては、
劇はメチャクチャですねえ。
やっぱり心配した通りになってしまったのでした。

#桃矢兄ちゃん、抱き付いたのはさくらちゃんなんだから、
#小狼に腹を立てるのは筋違いですよ。

・次回予告「さくらのさよなら苺鈴」
とうとう香港に帰ってしまうらしい苺鈴ちゃん。
最近はさくらちゃんのいいお友達になっていたのに、
今回の劇でさすがにさくらちゃんと小狼の微妙な関係に気がついたのかな?

小狼を諦めて、さくらちゃんにまかせて帰るのか、
それとも今のままただ別れるだけなのか...
小狼の気持ちに気づいて、納得して帰るのなら
かわいそうですけど仕方がないですね。
せめてステキなボーイフレンドが見つかりますように。

#第二部になって復活したりして。
#苺鈴:「やっぱり、小狼はあなたなんかに渡さないんだから!」
#ギャグ担当が少ないから、それもまた面白い。


来週、さくらちゃんが放送される頃、筆者は異国の空の下...
長い間感想記事を読んでいただいてありがとうございました。
また、いつかお会いしましょう。
-- 
 ooξξ 藤森英二郎 セイコーエプソン株式会社
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