日文です。

parallax wrote:

> 咲耶 「・・・元はと言えば、アンタがボケボケしてみんなに触っ
>     てるから、こーなるんでしょー!」
>  ばきっ!
> 兄ちゃ「うわーーー!ぶるーいんぱるすーーー!」 きらーーん★
>  兄ちゃんは星になった(爆)。
> #うん、違和感ゼロ(おぃ)。
> 使い易い作品です「ラブひな」。「サクラ大戦」に匹敵(爆)。では。

  くぅ。
 PARALLAXさんの真似っ子して、第2試合としてシスプリチーム対ラブひな
チームを書いていたのですが、どんどん類似ネタが投稿されちまってる……
 なので、まだ試合に達しないのですが(おい!)、試合に至るまでの
経過から……^^;;
#合間みいみい書いてたら、たったこれだけで一週間もかかってしまった。
#改めてPARALLAXさんのパワーに脱帽。
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  シスターズ対セイラーズの激闘の帰り道。
 航を先頭に13人の妹たちがゾロゾロと行く。
眞深「ああ、全くとんでもない試合だった〜」
雛子「でも面白かったよねー」
可憐「みんなよく頑張ったもんね。ね、お兄ちゃん?」
航「ああ、そうだね。みんなよく頑張った偉いぞ」
妹たち、航に褒められてそれだけで大喜び。
#これでPARALLAXさんの話のオチが「全員死亡」とか「地球壊滅」とか
#「時間が戻って全てなかったことにされた」とかだったら困るなあ^^;;
#って、それ以上の事件が多発してたような気がするが……

 ウェルカムハウスに到着した14人。
居間にたどり着くと、みんな椅子にドッカリコと座り込む。
咲耶「ああ、疲れた〜」
白雪「ホントへとへとですの〜。だからお夜食作るまえに一休み
 させてほしいんですの〜」
雛子「ヒナ、もうねむねむ〜」
亞里亞「亞〜里〜亞〜も〜、ふわ〜(アクビ)」
航「ハイハイ、雛子ちゃんも亞里亞ちゃんももうお休み」
亞里亞「に〜い〜や〜、だ〜っこ〜し〜て〜つ〜れ〜て〜って〜」
雛子「(半分眠りながら)あ〜、ありあちゃんばっかズルい、ヒナも……」
航「はいはい(苦笑)」
咲耶「お兄様、私が一人連れていこうか?」
亞里亞「に〜い〜や〜が〜い〜い〜の〜、クスン……」
雛子「ヒナもおにいたま〜」
 と、両側から半寝の子供に抱きつかれてしまう航。結局二往復して、
二人をお姫様だっこで寝かしつけたのだった。
 居間に戻ってきた航。
航「やれやれ……二人ともすぐに眠っちゃったよ。そりゃあれだけの
 試合じゃあしょうがないよね」
咲耶(お兄様にお姫様だっこ……私も眠くなったフリすればよかった)
他の妹(お兄ちゃま/兄上様/兄君様/アニキ/兄ちゃま/あにぃに以下同文)
千影(兄くん……私の死体を抱きかかえて棺おけに入れてみる気はないかい……)
航、ふと気がついて見回す。妹たちが9人しかいない。
航「あれ?白雪ちゃんと可憐ちゃんは?」
眞深「白雪ちゃんが夜食を作るってんで、可憐ちゃんはそのお手伝い。
 自分も疲れてるだろうに健気だねえ〜(意味ありに)」
#「いみあり」を変換したら「意味亞里」という意味不明な変換しやがった^^;;
航「ホント、みんなお疲れ様だったね(わかっていない)」
 と、航、おもむろに一冊の本を取り出す。
 鞠絵が、「あ、見たことない本……」と覗き込むと、表紙には、
「ドキッ!まるごと女だらけの野球大会」の文字が。
鞠絵「兄上様……その怪しげなタイトルの本はなんですか?」
航「ああこれ?女子草野球チームの一覧が載ってるんだ。うちもこの
 本に載せてもらったらあのチームからお声がかかったんだよ。さて、
 今度はまともな人間の相手と、ちゃんとした試合をしなくちゃあなあ」
#心配するな航くん。日文は声優ネタはさっぱりわかんないから、憑依
#ルールは発動しないぞ。
 航、順にページをめくる。
航「ええと、『メルトランディ軍野球部。女だけの軍隊の精鋭が集まって
 野球チームを結成しました。巨人族なので巨大ロボットに乗っている方には
 そのままで、プロトカルチャーのサイズのチーム相手にはマイクローン装置
 を使用してお相手いたします』か。巨人の軍か……強そうだな(意味不明)。
 また宇宙の軍隊か。『ガルフォース野球部。宇宙の軍隊で鍛え、実力には自信が
 あります。でも7人しかいないので試合できません』そんな馬鹿な。
 こっちは警察か。『墨東署女子野球部』あれ?注釈が書いてあるぞ。『先日
 出場した墨東署女子野球部員に男性が混じっていたことが発覚。半年間参加停止中』
 そんな馬鹿な。
 『綾波レイズ。綾波レイのクローン体108人によるチームです。魂はひとつしか
 生まれなかったので、全員一つの魂に動かされている、チームプレイの優れた
 チームです。命令があれば試合します』そんな馬鹿な。
  『北国カノンズ。地元の女子高校生を中心にしたチームです。主婦もいます。
 その他、生霊や死にかけや化け狐なんかもいます。でも雪国なので、7,8月
 以外は雪合戦チームになります』そんな馬鹿な。
#ちなみにヒロイン5人の他はかおりねーちゃん、さゆりん、みしお、秋子さん。
 『花右京メイドズ。スペシャリスト揃いなので誰にも負けない自信があります。
 でも太郎様のお世話をないがしろにできないので試合はしません』そんな馬鹿な。
 なんだかロクなチームがないじゃないか」
千影「13ページの4つ目……」
航「えっ?」
 見ると、いつのまにか千影がタロットをテーブルに並べてそのうちの1枚を
 めくっている。明るいはずの居間で、しかも千影の周囲に蝋燭を立てているにも
 かかわらず、その周囲だけなぜか暗闇だ(笑)
千影「……兄くん……13ページの4つ目だよ……それが私たちの運命だ……」
航「う、うん、ありがとう千影ちゃん。ええと、13ページの4つめ、4つめと……
 あ、これか。ふうん……女子寮だってさ」
 航、便箋を取り出すと、手紙を書き始める。
鈴凛「アニキー、いつものようにメールじゃないのー?」
航「うん、連絡先にメールアドレス入ってないからさ」
鈴凛「あっそ」
 航が手紙を書き終わった頃、扉を開けて白雪と可憐が顔を覗かせる。
白雪「にいさまー、ちょっと来てほしいんですの」
航「もうお夜食できたのか、早いねー」
可憐「ううん違うのお兄ちゃん。仕上げに入れようと思ってたスパイスが
 切れてて、予備が高いところの戸棚にあるの、お兄ちゃんにとってもらおう
 と思って」
航「なんだそれくらいお安い御用さ」
 と航、何も書いていない封筒に手紙を入れて、立ち上がる。
四葉「兄ちゃまチェキ!まだ宛名書いてないデス!」
航「ああ、夜食作って食べたら書くよ」
四葉「四葉が宛名を書いてもいいデスか?」
航「え?ああ、じゃあ頼めるかな。そのページの4つ目の女子寮だよ」
四葉「わかったデス!」
白雪「ちなみにお夜食はポテトとチキンを使ったうどんすき・アイスクリーム
 添えですの」
航「そんな馬鹿な」
航、白雪、可憐と出て行く。
四葉「4つめ、4つめ……ああ、これデスね。あれ?この女子寮は……
 これはチェキです!」
四葉、宛名をサラサラと書くと、
四葉「ちょっとメールボックスまで行ってこれを投函してくるデス!」
眞深「ちょっと、こんな夜に女の子一人じゃ危ないわよ!」
春歌「(長刀を持って)私が一緒に行ってさしあげますわ」
四葉「大丈夫デス!夜は探偵の時間なんデスから!行って来るデス!」
 と、四葉、ぱっぱと出て行く。心配そうな姉妹たち。
千影「……大丈夫……今夜は魔は来ない……」
 さすが魔王の娘(笑)

 数日後、ひなた市ひなた町ひなた荘。
 今日は東大の授業がなくて、景太郎がボーっとしていると、しのぶが
郵便物の束を片手に入ってくる。
しのぶ「ただいま。あ、センパイ。郵便こんなに来てますよ」
景太郎「ああ、おかえりしのぶちゃん。それにありがとう」
しのぶ「どういたしまして」
と、景太郎、一通の手紙に目を落とす。
景太郎「なんだこの宛名は……」

 その夜。
 ひなた荘の広間に、ひなた荘関係の人間が集められていた。
なる「もう、景太郎ったら一体何があったっていうのかしら忙しいのに」
カオラ「なんかうまいもんでも食えるんか?」
そこに現れた景太郎。
景太郎「皆さん。私、浦島景太郎は妹の可奈子と結婚することにしました。
 それに伴いひなた荘を新居とするので、皆様には今日づけで出ていって
 もらいます」
一同「ええ〜っ!?」
なる「ちょっと景太郎、何言ってるのよ!?」
しのぶ「センパイ、そんな、妹と結婚だなんて……」
きつね「で景太郎、なるとはちゃんと切れずに愛人にするんか?」
むつみ「まあ浦島くん、それはおめでとうございます」
たま「みゅう」
はるか「おいおい景太郎、随分急な話だな」
 と、そこに入ってきたのは……景太郎!?
きつね「あれ?けーたろが二人?ということは……!」
なる「こっちはカナコちゃんね!」
先にいた方の景太郎、ペリッと変装を剥がすとやっぱり可奈子。
なる「もう、あんたって娘は!」
可奈子(プイッ)
景太郎「はいはいはい、みんな揃ってる?実はひなた荘に、女子野球の
 申し込みが来ているんだ」
なる「野球〜?」
カオラ「ヤキウってうまいんか?鵜を焼いて食うんか?やっぱ魚を飲んだまま
 丸焼きにするんか?」
山崎「それでね、それをご飯に乗せたものをヤキウ丼って言うんだよ」
千春「それは焼き饂飩でしょ。はいはいはいはい、お邪魔しました(二人、退場)」
しのぶ「今の二人誰ですか?」
むつみ「野球なら知ってますよ。スイカを投げて、広場の四隅に置いたコタツ板の
 間を走るんですよね」
きつね「おいおいカメの姉ちゃん、微妙に合ってて大幅に違ってるで」
サラ「野球ならオレにまかせろ!カリフォルニアじゃパパと一緒に毎日やってたんだ!」

たま「みゅう」
しのぶ「私、野球なんて自信ありませんよ〜」
なる「っていうか、私たち野球チーム作っているわけでもないのに、なんで
 試合なんて申し込まれるわけ!?」
素子「剣の試合ならまだわからないでもないが」
きつね「あんた以外だったらわからないでもないもないで」
カオラ「シアイってうまいんか?」
景太郎「うーん、俺にもよくわからないんだけど、こんなのが来たんだ」
 と景太郎、封筒を取り出す。
なる「なにこれ?なんか表にやたらと長い住所が書かれてるけど……ええと、
 『女子寮だから当然住民は女性ばっかりで、管理人に一人だけ男がいて、
 その男はそれまでの管理人の血縁で、住んでいる中には大人っぽいのが
 いて、ケモノっぽいのがいて、剣を振り回すのがいて、ガキっぽいのが
 いて、髪の長いのがいて、外人なのがいて、関西弁がいて、でもって
 その全員が実は管理人の男のことが好きな、そんな女子寮様』?
 なにこれ?こんなのでよく届いたわね〜」
きつね「大人っぽいってのと関西弁はうちやろなー」
しのぶ「あ、あの、ガキっぽいってひょっとして私のことなんでしょうか?」
カオラ「なあウチは?ウチはそれや?」
はるか「ケモノっぽいのと外人との両方だろうな。それと関西弁もか?」
素子「剣を振り回すのはいい!それよりも最後の一節!これはなんだ!
 いかに最近のマガジンがあんな展開になっていようとも、このような
 侮辱は許すわけにはいかん!神鳴流奥義!斬岩剣二の太刀ーー!!」
景太郎「ぶおっぽくごれおあ!俺が書いたんじゃないんだから俺に文句
 言ったってしょうがないじゃないか素子ちゃん!」
素子「うるさい!元はと言えばおまえのせいだ!(妖刀ひなを抜いて景太郎を
 追い回す)」
景太郎「うわーー!!」
はるか「……で、景太郎?今回は、私の分のユニフォームもちゃんと
 あるんだろうな?:-)」
景太郎「(ボロボロになりながら)はいはい、はるかさんを入れて丁度
 9人なんです。はるかさん、鳴瀬川、素子ちゃん、むつみさん、スゥ
 ちゃん、しのぶちゃん、きつねさん、サラちゃん、それに可奈子で9人」
#一応注釈。日文はアニひなは殆ど見てないので、アマラさんとかカラクリ人形
#の娘とかメイちゃんとかは登場しません。期待してた人ごめんなさい。
可奈子「お兄ちゃん、それでは私が誰かに変装したら足りなくなってしまうわ」
景太郎「変装しなくていいって」
きつね「チーム名はどうするんや?」
むつみ「やはりローニンズの名前の復活でしょう」
素子「浪人言うなー!(今度はむつみを追いかける)」
たま「みゅう」
素子「ひいいいいいいいいい!」

 数日後、プロミスアイランド・ウェルカムハウス。
 コン、コン、と玄関がノックされる。
航「ハイ」
 と出ると、郵便屋姿の爺やが、封筒を持っている。
爺やの郵便屋「郵便です」
航「どうも」
と受け取る。ひっくり返してみると、差出人は「ひなた荘・浦島景太郎」。
居間に戻ると、妹ズ勢ぞろいでお茶の時間。
白雪「あ、兄様、丁度お紅茶を入れたところですの」
雛子「おにいたま、おてがみ?だれから?」
航「それが、知らない相手からなんだ」
 封を切って手紙を読む航。ややあって、
航「そんな馬鹿な」
可憐「どうしたの?お兄ちゃん」
航「これ、こないだ書いた試合申し込みの返事なんだけど……」
眞深「なんだ、じゃあ別に馬鹿なことないじゃん」
衛「どうしたのさあにぃ、はっきり言ってよ。僕、また試合がやりたくって
 うずうずしているんだ」
鈴凛「アニキが言いにくいんならさ、昨日完成したばっかりの自白強制
 マシンを使ってみる?せっかく作ったのに実験ができなかったんだ」
航「そ、それは遠慮しておくよ^^;;。それがさ、送ったはずの所と違う
 所から返事が来たんだよ」
四葉「それはミステリーな事件デス!兄ちゃま、四葉がホームズ譲りの推理力で
 調べてみるデス!」
千影「フフフ……兄くん、魔に魅入られたね……」
春歌「もしそうなら、兄君様を惑わす物の怪は私の長刀で真っ二つに
 してご覧に入れます!」
亞里亞「亞〜里〜亞〜は〜」
咲耶「どういうこと?ちゃんとあて先を確認したの?」
航「あて先って……あ、そういえばあの時、四葉ちゃんがあて先を
 書くって言って、僕が確認する前に投函しちゃったんじゃないか。
 ちゃんと確認したの?四葉ちゃん」
四葉「ギク!あ、兄ちゃま、四葉はちゃんと書いたデス。ただちょっと
 暗号化はしちゃったデスが……」
航「暗号化!?そんな馬鹿な」
眞深「やれやれ、どうせそんなこったろうと思った」
可憐「で、どう書いたの?」
四葉「そ、それはデス……」
鈴凛「自白強制マシン、持ってこようか」
四葉「わわわわかったデス言いますデス。
 『女子寮だから当然住民は女性ばっかりで、管理人に一人だけ男がいて、
 その男はそれまでの管理人の血縁で、住んでいる中には大人っぽいのが
 いて、ケモノっぽいのがいて、剣を振り回すのがいて、ガキっぽいのが
 いて、髪の長いのがいて、外人なのがいて、関西弁がいて、でもって
 その全員が実は管理人の男のことが好きな、そんな女子寮様』
 って書いたデス」
航「そんな馬鹿な」
眞深「……っていうかそれ暗号じゃなくて謎々じゃない」
雛子「なぞなぞ?ヒナなぞなぞだいすきー!いりぐちひとつででぐちがないもの
 なーんだ!クシシシシ」
咲耶「こ○○ーむ」
雛子「なあにそれ?」
鞠絵「それより四葉ちゃん、どうして送り先の寮のことをそんなに知っているの?
 兄上様があの時に読まれていた本にはそんなことまで書いてなかったのに」
四葉「四葉、送り先の寮を以前に怪しいやつを尾行していた時に、たまたま
 その寮の前を通りかかってチェキしたことあるデス」
咲耶「それって覗きじゃない?」
眞深「っていうか、怪しいやつって誰」
航「しかし、そんなあて先を書く四葉ちゃんも四葉ちゃんだけど、それが
 別の女子寮に届いたってことは、同じ條件を満たす寮が他にもあったって
 ことかあ、世の中広いなあ。ひょっとするとうちみたいに、13人の妹と
 同居している家庭ってのもたくさんあるのかもなあ」
眞深「ないない。で、怪しいやつって誰」
可憐「で、お兄ちゃんが本当に送るつもりだった女子寮ってどこなの?」
航「ん?ああ、さざなみ女子寮ってところだよ」
四葉「そうデス!四葉、さざなみ女子寮知ってるから、暗号を作ることが
 できたデス!」
眞深「だから暗号にしなくていいんだってば。で、怪しいやつって誰」
四葉「それに四葉、試合に役立てようとさざなみ女子寮の様子をチェキして
 きたのに、無駄になっちゃったデス……」
 と、四葉、一冊のアルバムを出す。その表紙には、
「チェキッ!まるごと女だらけの野球大会」の文字が。
咲耶「だからそれ覗きだってば」
航「まあ、あまり人の暮らしを覗くのはいけないことだけどさ、今回は
 試合に勝つために練習風景を調べていたんだろ、それくらい大目に
 見ようよ。せっかくだからちょっと見せてくれる?」
四葉「ウン!(と嬉しそうにアルバムを渡す)あ、でもでも、なんか
 さざなみ女子寮のお姉さんたちは野球より乱闘を練習していたみたい
 デス」
航「乱闘?」
四葉「そうデス兄ちゃま。四葉がチェキした時にはいつも誰かが、管理人の
 男とプロレスみたいなことしてたデス」
航、アルバムを開いて、しばらく絶句して、
航「……………………そんな馬鹿な」
#註:「とらいあんぐるハート2 さざなみ女子寮」は18禁ゲームです(爆)
鞠絵「どうしたのですか?兄上様」
航「うわーーー!見ちゃだめ見ちゃだめ!」
咲耶「(ピンと来て)じゃあお兄様、私と同じようにプロレスの練習しません?」
雛子「ヒナもぷろれすやるやるー!(わかってない)」
亞里亞「あ〜り〜あ〜も〜(何も考えてない)」
鈴凛「こないだ作ったアルティメット格闘練習マシン、持ってこようか?これさえ
 あれば誰だって3時間でモハメッド・アリとマイク・タイソンと力道山の三人を
 相手にしたって勝てるようになるんだよ、理論上は」
航「っていうかこの写真は僕が預かるからね!」
千影「兄くん……写真に霊が写っているんだね……」(違げーよ)
可憐「とにかく写真見せてよお兄ちゃん」
航「駄目ったら駄目!」
眞深「で、怪しいやつって一体誰??」

花穂「あーん、花穂ドジだから、しゃべれなかったです」

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 どういうわけか日文が書くと航と景太郎の台詞が多くなる。なぜだ?^^;;
シスプリやラブひなの見方が間違ってないか??^^;; ^^;;

 試合パートもある程度(とてもPARALLAXさんみたいに全打席を描く才覚は
ないですが)考えていたのですが、オチがPARALLAXさんご提示のパターンで、
こんなの↓だったので、代わりを考えないといかんなあ。

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 大混乱の中、すっかり意気投合をして苦労話に花が咲く航と景太郎。
 ふと見ると、グランドには誰もいない。が、球場外のどこかから、少女たちの
笑い声が聞こえてくる。
 茂みをかきわけて二人が覗くと……

 かぽーん。

 球場併設の温泉に、両チームのメンバーが入っていた。
雛子「あ、おにいたまだー。いっしょにはいろー」
咲耶「お兄様、やはり私と一緒にお風呂に入りたいのね」
鞠絵「兄上様、この温泉はとても体にいいそうで、私も良くなりそうです。
 一緒に入りませんか?」
亞里亞「亞〜里〜亞〜も〜」
千影「……兄くん……地獄の釜茹でを思わせるこの湯で一緒に煮られて
 みないか……」
きつね「なんやけーたろー、今日は二人がかりかー。よっしゃ、二人まとめて
 かかってこんかい。お姉さんが相手したるでー」
可奈子「お兄ちゃん……昔のように一緒にお風呂に入ってくれるのね……」

 と、妹ズ(一名違うけど)の好意的なオーラを裂いて、怒りの爆発オーラが。
 
眞深「なにやってんのよあんちゃん!」
しのぶ「先輩、二人がかりなんて、先輩がそんな卑怯な方だとは思いませんでした!」
なる「け〜い〜た〜ろ〜(註:亞里亞ちゃんの真似ではない)。あんたねー、
 いたいけな少年まで自分の悪のスケベ道に引きずり込むなんて、何をしてんのよ!」
景太郎「いやまて成瀬川、誤解だ!話せばわかる!」
なる「問答無用!」
 ばきーん!どかーん!
景太郎「ぶろえらおわー!」
航「そんな馬鹿なー!!」
 きらーん。
 二人は夕焼け空に消えた。
雛子「ばいばーい、おにいたま」
千影「……兄くん……魔に魅入られた人間は人間に許されない力を持つ……
 空の彼方まで飛べる兄くんはやはり魔の生まれ変わりなのだな……」

 ゲームセット。←をひ

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◆野火子「これからもずっと背負ってくれますか?」◆
◆       from「おにいちゃんといっしょ」FISH CAFE◆
◆             日文  酔夢  yutaka-o@fsinet.or.jp◆
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