日文です。混ぜて混ぜて(^^)
  ただし私は苺鈴×小狼至上主義なので、PARALLAXさんの
苺鈴の部分だけちょっと拝借しまして、と。
(15禁くらいかも^^;;)

parallax wrote:

> 4)「苺鈴ちゃん、花子さんに襲われる」の巻
> 苺鈴 「漸光脚!」
> どがらがっしゃ〜ん!
> 口々に苺鈴を心配する声を掛けながら、両隣の個室から苺鈴の様
> 子を見た友人たち。そこにいたのは・・・
> くまさん「ぱんつ」を膝に絡め、思いっきりコケて洋式便器に頭
> ブツけて「ぴよぴよ」状態になっていた苺鈴の姿だった・・・

  と、そこに女子トイレなのをものともせず、苺鈴の悲鳴を聞いて
かけつける小狼。
小狼「苺鈴どうした!そこだな!」
  他の女子が止める間もなく、小狼の蹴りが苺鈴のいる個室の扉を
叩き割る。
  そして駆け込んだ小狼の目に映ったものは……
  苺鈴ちゃんのすっぽんぽんの下半身。
小狼「(硬化)」
が、ふと我に返ると、苺鈴ちゃんを抱き起こす。
小狼(落ち着け小狼!苺鈴の裸なんか、小さい頃に一緒におフロに
  入れさせられたり偉に拳法を習った際の着替えとかで見慣れて
  いるぢゃないかあ!なんでもないなんでもない!)
が、あくまで平静を保ちながら苺鈴を気づかせようとする小狼の
上から声が。
奈緒子「李くん、女の子の裸見ても堂々としてるー」
小狼「べ、べべべつにただ見慣れているだけだ」
  得てして無口な男が短い言葉で物事を表現しようとすると誤解を
招くものである。
千春「えー!?見慣れてるのー?そういうカンケーなんだー」
小狼、再び硬化。思わず苺鈴の頭を取り落として、苺鈴ちゃんまた
便器に頭をゴッツンコ。で苺鈴ちゃん気がつくが、
「さすがは外国出身ねー(小学生なので外国は全部ひとまとめ)」
「同じうちに住んでいるんだもんねー」
「知ってる?そーいうのドーセーっていうんだよ」
などと言われまくりパニクって何も言えない小狼と、自分の
丸裸な下半身から事態を察知。起き上がると、ぱんつもはかない
ままで、
苺鈴「そうよ!だって私たち婚約してるんだもの!あーーんなことや
  こーーんなことまでしちゃってるんだからー!」
三人娘「えー!あーーんなことやこーーんなことまで!?」
  もちろん小狼と苺鈴にあんなことやこんなことなぞまだあるわけ
なく、ハッタリである。つーか、特に意味なくそう言っている
だけである。三人娘がどう解釈したかは……秘密(爆)
山崎「李くんと李さんのような未成熟な性器による性行為を行うとねえ」
苺鈴「きゃーーーーっ!」(まだ下半身見えてた)
千春「ったくどこからでも沸いて出るんだから」
山崎くんをずるずる引きずって去る千春ちゃん。
千春「女の子が裸でいる所に男がいるんじゃないの!」
山崎「でも李くんは」
千春「李くんは婚約者だからいいの。そんなに見たければ私のを
  見せてあげるから」#おい
山崎「わあ、それなら目薬を買っとかないと」
千春「薬屋さん行くんなら別のもの買いなさい」#おいおい
  去っていく二人を見送る奈緒子と利佳。
利佳(今日、帰りに寺田先生のアパート寄ってこう……)#おいおいおい
苺鈴「あーん、小狼以外の男の子に裸見られたー」
奈緒子「ほら李くん、こういう時は『心配するな俺がもらって
やる』ってのが男の子のすべきことでしょー。あーでも
もう苺鈴ちゃんをお嫁さんにするって決まっているだよねー」
小狼「(もはや何も言えずにパニック硬直中)」
と盛り上がる皆を、少し離れた所から唖然と見ているさくらと
カメラを構え続けている知世。
さくら「ほえー、みんな何を言っているのかさっぱり
  わかんないよ……」
知世「大丈夫ですわさくらちゃん、いずれ私がみっちりと
  実戦で教えてさしあげますから」
さくら「う、うん、よくわかんないけどありがとう知世ちゃん」

  その夜、大道寺家にて。
園美「来週、香港で商品説明をしに行かなくちゃならないから
  留守をお願いね」
知世(大道寺玩具の香港での提携先というと確か……)
知世、トイレ騒動のテープ(のコピー)を取り出す。
知世「お母様、そこでは新型ビデオカメラの説明もなさるのですか?」
園美「カメラ?ああ、知世に試作品を貸しているアレね。するわよ」
知世「でしたらここに、性能の説明に最適なテープがありますわ」
園美「(テープを受け取って)これ?ちょっと見せてもらっていい?」
知世「それは困りますわ。その場で上映するまでお母様も見ないで下さい」
園美「どうして?私も説明をする以上、見ておかないと」
知世「どうしても先に見るのでしたら、私……」
園美「……どうするの……?」
知世「髪を切りますわ」
園美「だっだめよそれは!もう少し伸びれば撫子くらいになるのに、
  そこで切られたら今までの努力が水の泡じゃない!わかったわ、
  わかったから絶対に髪だけは切らないで頂戴!」
知世「(紙にサラサラと何事か書き)ではこのように説明してください」

  翌週、香港のとある会議室。園美が、香港のとある団体の偉い
人たちに、輸出する商品の説明をしている。
園美「……というのがこのビデオカメラのあらましです。(知世の
  書いた紙とビデオを取り出し)さてここに実例を用意しました。
  このビデオカメラがいかに操作が容易であるかを示すため、一本の
  ビデオを用意しました。小学生が突然の事態に撮影したビデオです。
  動揺して手も普通は安定しないような状況で、いかに安定した画面を
  録画しているか、ご覧下さい(って何かしらこのビデオ……)」
園美、ビデオを再生。
画面に映るのは……下半身裸の少女と抱き起こす少年の姿!
園美(ひ、ひえ〜!!なんなのこれは!?児童ポルノ!?なんで
  こんなのを知世が持って……)
という園美のパニックな考えは、会議室に座っている人から発せられた
言葉に中断された。
「お、おい見ろ!あれは……」
「本家の跡取りだ!」
「相手の方も見覚えあるぞ!」
「ああ、あれは先代当主の弟の家の一人娘じゃないか?」
「むう、これは由々しき事態ですぞ」
そう、大道寺玩具の香港での提携相手こそ、李家であった。
道士の家も時代の流れで商売をしないとやっていけないらしい(笑)

  さらに数日後の朝、友枝小学校。
  時間ギリギリにクラスに入ってくる小狼と苺鈴。小狼はドヨヨ−ン
と暗く、対する苺鈴は幸せ絶頂そのもの。
さくら「おはよう李くん、苺鈴ちゃん」
知世「おはようございます李くん、苺鈴ちゃん」
苺鈴「おはよー、木之本さん、大道寺さん!ムフフー」
さくら「うれしそうだね苺鈴ちゃん」
苺鈴「実はねー」
とその時、淫行教師寺田が入ってくる
日直「起立、礼、着席」
寺田「今日は残念なお知らせがあるんだ。李小狼と李苺鈴が二人とも
  香港に帰ることになった」
全員「えー!」
と、苺鈴が立ち上がって、
苺鈴「小狼と私、結婚するの!」
全員「(再び)えーーー!!!!!!」
小狼「ぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅ……」
机に突っ伏したまま再起不能の小狼。

  休み時間、みんなに囲まれる二人。小狼がようやく重い口を
開けた。
小狼「李家の実権は長老会という親戚の長老たちが握っているんだ
  けど、どうやらそこに俺と苺鈴に『既成事実』がある証拠とか
  いうものが持ち込まれたらしくて、責任とって結婚しろって
  命令されたんだ……はあ」
級友「でも李くんも李さんもまだ子供なのに、香港では子供でも
  結婚できるの?」
小狼「いや、形だけ式を挙げるだけなんだけど」
苺鈴「形だけでも結婚は結婚よ!婚約者じゃなくて正式な夫婦に
  昇格するの!ついにこの日がやってきたんだわ!」
またも唖然として見守るしかないさくらちゃんとそれを見守る
知世ちゃん。
さくら「ねえ知世ちゃん、キセイジジツってなんだろう?」
知世「大丈夫ですわさくらちゃん、いずれ私がみっちりと
  実戦で教えてさしあげますから」
さくら「う、うん、よくわかんないけどありがとう知世ちゃん」
知世(私の計画通りに事が運びましたわ。最近李くんはさくらちゃん
  のことを意識し始めたのはわかっていましたから、香港に帰って
  頂けばそれだけ私がさくらちゃんのことを独占できますもの)

  全て知世の掌の上とも知らず、観念した小狼にクラスメイトの
目も気にせず抱き着く苺鈴。
苺鈴「小狼、これからもずーっとよろしくね(はぁと)」
小狼「……(ちょっとためいきついて)ああ」

                                  HAPPY END

  追記。
  20世紀末に香港の名家・李家にて行われた、まだ幼い当主の
結婚式については長らく理由が秘密とされていたが、意外なことに
大道寺財閥現会長・大道寺知世女史が公開した自叙伝から以上の
ような状況が明らかになった。これについてさる経済学者は、
このようにコメントしている。
「大道寺会長のしたことは香港経済に大きな貢献となった。当時李家の
次期当主が惹かれていたというさくらなる少女は、大道寺会長の自叙伝
によるとかなりふんわりした(会長の表現による)少女だったようで、
もし彼女が李家の当主夫人になっても、生き馬の目どころか心臓すら
抜くような激動の香港経済社会で李家を支えることはできなかったで
あろう。大道寺会長の計らいで李苺鈴当主夫人を娶ったことが李小狼
当主にとって適切な選択であり、李家の繁栄が香港経済を支えて
きたと言っても過言ではない。
  ただし、李家のためを思うと、他ならぬ大道寺会長を娶っていたら
李家は今の十倍以上の力を有していただろうことを思うと少し残念
な気もする」

  なお、李小狼当主が帰国する際に、数枚のクロウカードを香港に
持ち帰ったらしいが、それによって52枚のカードを揃えることが
できなくなったさくらがその後に行われたであろう最後の審判や
数々の事件においてどのような苦境に立たされたかを示す資料は
一切現存していない。


> こんなん、出来ました(笑)。うん、やっぱ小狼には「尻に敷かれ
> ている」図が、最もよく似合う(爆)。

  尻を見たらこうなりました(核爆)


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◆野火子「これからもずっと背負ってくれますか?」◆
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