前話を観た後で「櫻の園のエトワール」を読み返したんですが……ああ、薫子のフェンシングは瑞穂ちゃん直伝(但し一夜漬け)だったんでした。薫子にも瑞穂ちゃんとの繋がりあったのね。まあ、奏の妹なんだし、瑞穂ちゃんから観れば孫妹だからねえ。ま、それを言うなら、初音も由佳里の妹ですが(当時の面影があまり無い(^^;;; )。
健康診断対策……って何やったんでしょ。瑞穂ちゃんの時は、水泳対策があったよね。かなり苦労していましたけど、今回はあっさり凌いだようです。ただ、水泳対策はどのみち必要だよね。一回やり過ごせばそれで良いって事にはなりませんから……先達からのアドバイスは貰えないかなあ(^^;;;
千早の二つ名は『銀の姫君』ですか。実に詩的な呼び名が付いたものです。装った存在に対して称される名としては実に暗示的な気がしますね。その点、薫子の『騎士の君』は、行動に対して付けられた名前ですから、歯が浮きそうな度合は千早以上だけど、内面を表しているように感じられます。で、甘いもの好きだったりするようなところもある訳ですが。……多分、千早は、そういうギャップが他の生徒から見えるところには無いんだよね。
サンドアイスが史の好物だというのは千早に把握されている訳ですから、からかわれること承知していたりしないのかな。珍しく感情を露にしましたけど、ちょっと迂闊でしたね。史は千早に対する妹という名の侍女に徹するつもりでいますけど、他の娘達からは同じ学園の友達なんだよね。
2012年度定期演奏会 春の祭典。昨年は薫子にとってトラウマの会だったと……波瀾万丈の学園生活を送っていますねえ。本作、薫子視点で見るのも面白いような気がします。空白の2年生時代、どこかで公開されていないかな。演奏会も含めてね。で、千早・薫子・雅楽乃・衛里の4人でアンサンブルを組むと……雅楽乃と衛里は突然出てきたから、人物像の把握ができませんよ。千早の信奉者みたいですけど……『千早お姉さまファンクラブ』会員だとか(^^;;; 二つ名もだけど、そんなもんが速攻で作られたのも凄いって。
千早はピアノが弾けます……絵と音が合わないのは突っ込んじゃいけないところですが……今回、演奏シーンが多数あるんだから、その度に気になってしまいました。特に引っかかったのが、薫子のチェロ。なまじ正面向きだけに指先が映るから、左手の位置と音程が全然合わないのが目立ってしまうんですよ。合わせることができないなら、演出でカバーするくらい期待しちゃ駄目ですかね……。
練習で音楽室を使う予約がダブルブッキングし、ケイリ・春美組と対立状態になる千早組。ストリングスはみんな個人所有? だから音楽室のグランドピアノか、寮のアップライトピアノかの選択だけで済むってことなのかなあ。……楽器を個人所有していない人が居るという条件は考えないんですかね。春美が音楽室使用権を強硬に主張したの、感情的な反発だけでなく、そういう意味もあったんじゃないかって気がします。家庭の事情が事情だから、音楽留学できるほどの実力者でも楽器を持っていない可能性は否定できないよ。
春美の父の会社が資金繰りに行き詰まっており、債券を持っているのが薫子の父の会社だと……しかもこの話だと、単なる銀行や保険会社などの金融業ではなく、グレー以上の高利貸しみたいですね。親の職業がバレると一発で村八分にされるくらいに……いや、これは、新聞沙汰になったとか、学校内に取り立てられた家があったとかで、悪い形でバレた可能性が高いと思いますが。聖應に来たのも、昔の同級生達と違う学校へ行こうとしたからとか……。ん、でも、『櫻の園のエトワール』によると、件の父親に勧められてどういう学校か知らずに編入したらしいから、父親との関係が悪いということもなく、家庭内に於いては父親も良い人だったりするかも。
だとしても現在の春美にとって薫子は複雑な感情を抱かざるを得ない存在。憧れの人であり、かつ憎むべき相手でもあり。「何でもすると言うなら、私は薫子お姉さまになりたい」ならば薫子そのものになるしかないと。倒錯した考え方ですけどね……。薫子としても掛けるべき言葉がありませんね。徳政を行う権限がある訳でもないし。道場とメイド喫茶の権利書を担保に借金を肩代わりして詐術の魔王とギャンブル対決するなんてことできる筈もありません(違)。借金抱えている方が『はるみ』なのだからして(大違)。
チェロ演奏のトラウマも、村八分のトラウマも、どちらの現状も、薫子のすべてを受け入れ受け止めたのが千早。だから薫子も春美を受け入れた。「憎んでくれて良いよ。憧れてくれても良い。どっちでも良い。私は貴女のことを絶対に忘れないから」姉の立ち回りですね。
流石に今回ばかりは、優香も率先して練習したと……思った私が甘かった。基本、優香って天才肌なんだよね。練習しなくてもそれなりにできてしまうタイプ。皆での合わせは率先してやるけど、自主練はイツモのごとく! であったのでした。一人でもちゃんと練習していれば、今回のミスは無かったか……『身体が思うように動かない時』にすぐ対処できるようにはなってたかもね。正常系だけ身についていたってことですよ(← 書いていて自分が苦しくなってきた水野(謎))。
で、東京に早着したからもう一度合わせてみたのは、日比谷公園か皇居外苑? こういう人は結構居る中で、明らかに若すぎる優香達が拍手されたのは、それだけの実力を見せたってことですよ。通行人はいちいち注目しないもん。
次世代型ドジっ娘☆アイドルオーディション会場(違)、そこに集まった大人数の緊迫感に、真っ先に呑まれる優香。軽い感じで「応募してた」だの「受けてみない?」だの言ってたけど、その裏で今日の機会を逃せないという重圧を一人感じていたんですね。ムードメーカーが、自分を雰囲気の中に入れられなくなっていたようです。だとすると「優香の一番の魅力、優香の誰にも負けないところ。いつも楽しそうにしているところ。周りの皆も楽しい気持ちにさせるところ。優香はアイドルに向いていると思うよ」これは優香を適切に表現していますけど、残念ながら優香が聞きたい言葉ではないですね。
「ちょっと思い出してみて。この夏、私達が体験してきたこと」飛んだり、くっついたり、入れ替わったり、消えたり、過去と出会ったり。「それを考えたら、今日なんて全然普通でしょ」体験として見れば、ですね。御石様のキセキはみんな手段だから、目的とは比べられないんですが……それは優香以外には判らないよね。でも「そうだよ! 私達多分、この会場で一番凄い夏を経験してる!」「だから、私達は充分特別なのよ」夏海達だけじゃない、優香自身も同じ『特別』の中に居るんだ、という明示は、優香が聞きたい言葉ですね。
で、カメラ付き面接。カメラ付きってことは、今居る面接官以外も受け答えを見るってことですね。特に演技披露もあったから、映像で確認できるのは必要なことなんでしょう……と、こういうの初めて見たので想像してみる。「誰か一人だけが合格なら?」という質問に、答えられなかった夏海・優香と、滔々と答える紗季・凛子。優香にとっては、またまた目的を揺るがせられる問題を突き付けられた訳ですね。4人一緒に居られる場所を作るためのアイドルデビューの筈が、1人だけってなったらそれこそバラバラになってしまいますから。そこまでの目的は無いにしても、夏海も心底から受け入れられている訳ではないんですね……。
その場で演技にアドリブを要求されたり……10歳若くって、これはなかなか強烈なことやらされますな。演技のプロなら当然の範疇ですけど、今回集まってる子達ってそもそも養成所の生徒って訳でもなく(中には居るかもしれないけど)、本当に素人の集まりでしょ? だから面接官も期待はしていないんでしょうけどね……一種の圧迫かな。そして、本命のダンス(規定曲なんでしょうか、それとも『何か好きな曲』で良かったんでしょうか)、転倒はまあ仕方がないとして、そこからのリカバリは、さて要求されてたかな。
「4人でアイドルになれますようにって」真っ先に爆発してたのは夏海だけど、蔭で優香も紗季との別れに必死で抗っていたのでした。あちこちのオーディションに応募していたというのは、恐らく夏休みの初め、紗季転校の事実が発覚してすぐに始めたんでしょうし。今回の結果がどうなのかは判りませんけど、少なくともここまで4人全員が同じ目標に向かって心を重ねて来たのは間違いの無いこと。そして目標を設定したのは優香なんだよね。「転校しても、オーディション受けにくるくらい何でもないわ! 同じ都内だし!」実際はともかく、改めて4人の絆を切る気は無いという宣言になってますね。
一段落着いたところで、前回できなかった東京観光。墨田タワー、浅草寺、そして三ツ鳥居……浅草付近だと向島の牛嶋神社にあるそうだけど、そこなのかな。「もう充分やりつくした感じ?」「そう? 私はまだまだやり足りないけどねー」「もっと夏休みが続けば良いのにね」「あーあ、夏休みもカラオケみたいに延長とかあれば良いのになー」「あんたは年中夏休みみたいなもんじゃないの」「それ何か酷いー!」えーい、いかにも『Summer Vacation』を口ずさめと言わんばかりの台詞に、たまには水野も抗うぞー(無駄)。終わると思えば、まだまだ作りたい思い出は湧いてくる。まだまだ楽しい夢が見れる。でも本当に年中夏休みだったら、思い出は残りますか?
「紗季はもうちゃんと、頭の中で切替えできてるみたいだね。紗季の部屋、日に日に荷物が減ってってさ、引っ越しが終わったら私の部屋、窓から空き部屋しか見えなくなっちゃう。子供の頃から見慣れた景色だったのに、変わっちゃうんだ」「カーテンの色、せめて夏海の好きな色に変えてってあげる」「ありがと……」今度は、新しい入居者がカーテンを交換する時、夏海が小春みたいなことに……なるとは思いませんけどね。だって夏海と紗季の絆は、カーテンが繋ぐんじゃないから。いずれカーテン無しでも繋がりを自覚できる日が来るよと確信できます。
その夜、38.5度の熱を出して夏海がダウン。「病人は黙って指示に従ってれば良いの。私は医者の娘なのよ?」「それってただの素人だよね」門前の娘、習わぬ経を読む……って経読んじゃ駄目ー(台無し)。熱の所為ということで本音を語る夏海だけど、内心はともかく理性はちゃんと理解しちゃってるんだよね。別れを避けられないことも、別れたって親友であり続けることも。だからあふれていくのはこの気持ちだけ。「優香のこと言えない。このまま夏休みがずっと続いたら良いのにって思ってた」「同じ事、私も思ってた」そして皆が同じことを思ってた。4人の心が1つになれば、場所が御石様の前である必要など……御石様の親戚である必要もないんですよ。繰り返しますが、私、キセキはこの4人自身の力だって思ってますからね。
「今日が昨日で昨日が今日で!」という訳で、過去と出会った次は自分自身が過去へ……いや、自分という存在が二重になった訳じゃないから、完全に時間を巻き戻し。記憶を止めているのは4人だけですかね? あの無愛想な娘も憶えていたりしたら面白いんですが、それだと残り1話で語り切れなくなるかな。まず何にせよ、今日は2度目となる『はじめてのオーディション』。
朝目を覚ましたら、腕時計が01:40。目覚ましの前に目が覚めたGood Morning……ではありません。目覚まし(TR-11)鳴って目覚めたんですから。電池切れだよ!
だもんで会社帰りにヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺へ寄り、電池交換してきました。その引き取り時、裏面金属部が腐食しているからもっと丁寧に扱うよう言われてしまいましたorz 入浴時以外、ほぼ24時間着けっぱなしなのが良くないんでしょうねえ。判っちゃいるけど止められない。
バスで田無、西部新宿線快速(20000系)で高田馬場、東京地下鉄東西線(E231系800番台)で西船橋、京葉線二俣支線(205系5000番台)で南船橋、京葉線快速(E233系5000番台)で海浜幕張。E233系5000番台に乗るのは初めてだと思う……。
CEATEC JAPANへ私的に参加してきました。私が関わった仕事の展示があるし、その他にも最近何かと疎くなっている先端技術について見て回りたいと思いまして。有機EL照明がかなりの輝度を出せるようになったんだなあ……とか。これを天井一面に貼ったりしたら、間接照明くらいの明るさは充分得られそうですよ。
ただ、一番面白かったのは、たまたま見付けた電波新聞社のブースでした(^^;;; マイコンソフト、遂に机まで作りましたか……。それと物販で、お馴染みのスキャンコンバータ類や書籍を出していたのですが、「All About ソーサリアン(復刻版)」まで置いていて、しかも表紙に貼紙1枚「ベーマガ世代には懐かしい一冊かも? by 影」(^^;;;;;;; ちなみに私、初版第2刷(1992年)と復刻版(2000年)の両方を持ってます。
京葉線各駅停車(E233系5000番台)で南船橋、京葉線二俣支線(205系5000番台)で西船橋、東京地下鉄東西線・中央本線緩行直通(15000系)で三鷹。そこから徒歩で境のイトーヨーカドーへ行き、食糧を調達してバスで帰宅。
2度目のオーディションへ向けて、ここぞとばかりに奇声を、もとい気勢を上げる優香! 朝早くて人少ないから、周囲のお客さん大迷惑! ただ1つ救いがあるとすれば、何回やらかしても周囲のお客さんには1度ずつしか迷惑かけないってことだ!(違)。……で、2度目の結果 → 別の失敗(^^;;; 練習不足が解消された訳じゃないもんね。
昨日、じゃなくて今日、だけど過去、ああ何と言えば良いのやら。ともかく、前回休んだ神社、その名は『姫石神社』「ここリンんちとおんなじ名前!」初めて聞きました(^^;;; 「同じ名前の神社、日本中にあるってママが言ってた」「……それって、まさか!?」何らかの霊石を御神体とした神社ということですか。「どう?」「うん、これも御石様の親戚」日本各地に親戚がおはしますと(^^;;; 「境内にある石は全部この御石様から切り出したものだって、ここに書いてある」い、一種の罰当たりではないのでしょーか!? 切り出してから霊石だと気付いたって事ですかね。それで慌てて、拡散した欠片を集めて境内に安置したとか。……あ、そういった『切り出された御石様』のうち、見逃されたか既に航路に乗ってしまって戻せなかったものが、八丈島の旅館の露天風呂に使われたのかな?
早速3度目を願おうとする優香。下手なオーディションも数応募すれば書類選考通るんだから、もっと数打ちゃ合格もできるって? 「ねえ、御石様って、何の願いを叶えてくれたんだと思う?」オーディションをやり直す、なんて、神社に来た時点では優香も言ってなかったよね。言ったのは『夏休みが、終わらなければ良いのに……』。「あれ? じゃあ今は? もう願いは叶ったんだよね?」「そうかしら?」時間を戻すのは、手段であって……。
……はい3度目。「つまりこれが……」「夏休みが、終わらない」そして優香が落ち込むのも3度目(^^;;; このダメージ、蓄積するのか麻痺するのかって心配になってしまいましたよ。何度やっても失敗することに耐えられず病んだり逃避したり、あるいは麻痺して意地で受け続けたりするんじゃないかって。どちらにしても、優香以外の3人が大迷惑ですけどね。
4度目……凛子の母親、毎回律義に挨拶を変えてるなあ。他に出会う人達、バタフライ効果で多少の違いはあれど、大体同じ行動を取っているんでしょうと思いますが、母親だけちょっと違う反応を見せていること、凛子なら気付くでしょうね。この時点で疑問には思わなくとも、心に違和感が浮かぶくらいには。
で、今回、優香はオーディション捨てて海へ遊びに行くことを提案。あー、やっちゃったって感じ。逃避だ逃避だ。どうせ、なっつっやっすーみおーわらなーいんだから、もっともーっと思いー出作ろう、楽っしい夢見れるーよねー♪ 5度目はテニス、6度目は奉納絵馬、7度目は自転車、8度目はプール、9度目は月見……実に見事な、夏休み延長ですな。杜子春は3度目で幸福など幻にすぎないと悟ったけど、このキセキは失うものが無いだけに4人とも懲りませんねー。
ただ、流石にずっと続けると厭きはくるというもので……鉄冠子に厭きたのかと言われた杜子春は否定したけど、こちらは厭きでしょう。「ねえ、いつまで続けるつもり?」「ずっとー!!」優香は厭きなさい(^^;;; だって、何も解決していないんだもんね。永遠の夏休みは、永遠のモラトリアム(停滞)。お別れは来ないけど、お別れの日のさきのさきも来ない。
10度目……凛子は建設的に、キセキの意味を調べていましたか。『姫石社伝』を繰って調べられるということは、現実にキセキが存在する以上、伝承という名の前例があったんでしょうね。「ねえ、凛ちゃん……貴女達、いつ帰ってくるの?」具体的には、20〜30年前にあったっぽい(^^;;; 凛子のおかーさん、毎回の記憶を残しているってことは無いと思うんですが、『今』が繰り返されている何度目かであるということは察していておかしくありませんね。もしかしたら、凛子もン十年後、自分の娘を相手に同じことをやるかもね。
いよいよモラトリアムも終わりにしよう……でもどうやって? 「思い残すことも無くなれば、終わりになるかもよ?」ということで、7度ぶりにオーディションを受けに行く4人。えーと、7日分ですから、実質1週間練習をサボっていたのと同じなんですけど、大丈夫なんでしょうか。もう1回使って、1日中練習するとかしては……やったかもね。で、この度のオーディションでは遂に優香も自爆せず大成功! ……だけど夜半を回ると11度目。まあ、今更ですけど、御石様は4人を満足させたり、4人での日々を過ごさせたりするのではなく、あくまでも『終わらないナツヤスミ』を叶えているだけだってことですね。いや御石様ではなく4人の力だと思う……(力無く)
今回は朝になって気付くのではなく、夜半をはっきり見据えていましたからね。夜半過ぎてすぐに事態を把握したし、そしてすぐに召喚したし。「多分、全部終わりにすれば良いんだと思う。御石様が与えてくれたキセキとさよならするの。それがきっと、ママが言ってた『帰る』ってことだと思うんだ」御石様のキセキに服して始まった夏休みは、御石様のキセキから卒業することで明けることになると。卒業という言い方は良くないかな……この夏休みは、御石様のキセキの世界へ身を置いていた、旅行していた、といった感じかな。『なっつっやっすーみ、おーわらーなけーれば♪』と願わなかったとしても、そのままずるずると『帰』らないままでいる訳にはいかなかったかもしれませんね。
夏休みが終わること、それは紗季と別れることと同義。楽しい日々には満足しても、その日々のさきのさきにあるものへの不安は払拭されない。「夏海の気持ち、判るよ。私も寂しいもの。でもね、終わらないものは、思い出になってくれない」終わらない1日は、成功することも失敗することも、喜ぶことも悲しむことも、何もかもが意味を無くしてしまうから……。そしてそれは、繰り返している今日1日だけでなく、いずれこの夏休みすべてに、果てはこれまでの人生すべてに波及してしまいますよね。だから先へ進まなければならない。「夏海も、優香も、凛子も、みんなが本当に本当に素敵な夏休みをくれたわ。だから最高の思い出にしたいの」この夏休みを記憶に留めるために。
そして12度目の今日を過ごし、夏海は11度ぶりに熱を出し、そして……明日が来ました。「おはよう!」この挨拶を言えるだけで、先へ進めていますね。そして紗季の引っ越しの日、時間を作って集まって……「御石様はもう奇蹟を起こしてくれない。でも、この願いは、奇蹟じゃないから」願いではなく、誓いですよね。「いつまでもずっと、4人が友達でいられますように!」って。
総合評価……☆☆☆☆☆(元気 → 楽しい → 幸せ。理想的な流れで印象が組み立てられていった感じです。キセキという反則が1つだけあって、でも完全にただの中学生達。何ができた訳でもない、何かを変えられた訳でもない。でも4人が居て楽しくて、今が幸せだって良く判る。しかも千春&小春によって、4人の関係が変わっても絆は変わらないこと、むしろ広がって行くことが示唆されていますからね。沖山姉妹を加えた6人で終わりじゃなく、更にさきのさきも予感させますよ。夏休みのキセキが本当に叶えてくれたこと、それは……キセキなどなくても、4人はプ^H親友だと確信することですね(← 最後の最後で台無しにしてどーする))田無から西部新宿線急行(20000系)で高田馬場、山手線内回り(E231系600番台)で品川、京急本線・空港線直通エアポート急行(東京都交通局5300系)で京急蒲田。バス運賃を考えると、吉祥寺から京王井の頭線経由で蒲田へ行くのと運賃変わらない(純粋な移動時間だとむしろ短い)ので、この経路が基本になりますね。
PiOにて開催された「リリカルマジカル14」へ、PARALLEL ACTさんの売り子として参加して参りました。会場へ着いたら、まず受付の前でTomOneさんからサークルチケットを受け取り、そのままスタッフへ差し出し(^^;;; 後はひたすら売り子です。開会から閉会20分前まで座りっぱなしというのも、流石になかなかないと思います。まあ、今、リリマジで買いたいものってまず無いですし(閾値下げればいくらでも出てくるでしょってのは言いっこ無し)。
閉会後、いつものバカ麺食べながら、携帯@さん・TomOneさんとFani通表紙案について話し合いなど。私は今期対象作品を4作(ニャル子さん3期、咲A、夏色キセキ、中妹)しか観ていないので、なかなかネタを出せないしネタに付いて行けないんですけど……でもやっぱり、ミラクルネタは出したいなあ。
蒲田から京浜東北線北行き(E233系1000番台)で品川、山手線外回り(E231系500番台)で高田馬場、西部新宿線拝島快速(2000系)で田無。今日の大喜利は面白かった(^^)
amazon.co.jpより、
以上到着。『10枚』のうち2枚が先行して届きました。封印解除はいつになるかなー。
3分アニメに何を期待すると? ……存在そのものが一発ギャグでしょ。ストーリーなど語れる訳ない、作画に注力も注目もできる訳ない、OP/EDなんてある訳ない、勢いがすべて! ただただ理不尽・奇想天外・御意見無用で押し通せばそれで良いのです。その最たるものとして「ぷぎゅる」という大迷作がありますから! ……ぷぎゅる級に笑ったよこのオチは(^^;;;;;;;
今日はGirlsLoveFestival8が開催されます。会場は昨日と同じく、蒲田PiO。で、今日は天気がとても良いので、自転車です。ホ○○○です。朝07:30出発。まずは鈴木街道を東進し、
武蔵野大学前へ来たら、武蔵野女子学院の学園祭の看板が出ていました。あー、今日なんだ。武蔵野大学の学園祭(摩耶祭)には行ったことがあるけど、こっちは行ったことないなあ(← 柏木氏のような知人は居ません)。
五日市街道、青梅街道、靖国通り、外堀通り……と走るいつもの経路を行くと、飯田橋付近に、
芳文社があります。この大垂幕、東側壁面なので振り返り撮影になるんですけど、実は西側から接近している時、隣のビルの窓に反射して見えるんです。そっちを写したかったけど撮り損ねた……orz
順天堂東を経由して蔵前橋通り、江戸通り、と走り、言問橋で隅田川を渡ろうとすると、
正面の墨田タワーが聳え立っています。玄関で見て以来、95分ぶりの再会です(おい)。ホント、ここまで来ないと目に入らないんだよね。頂部が切れているのは、そこまでアングルへ入れようとすると直射日光が入ってしまうからです(超逆光)。
隅田公園(左岸)にホ○○○を停めて、徒歩で移動します。隅田公園から見る墨田タワーも見栄えがしますね。逆光だけど。
……で、何でPiOへ行く筈なのに向島へ来ているのかと言うと。
(#11 00:18:16) →「夏色キセキ」舞台探訪だったりします。第11話・第12話に出てきた『姫石神社』を、浅草付近で三輪鳥居のある神社として調べたところ、ここ牛嶋神社が可能性高いと思いましたので。※時刻は東京メトロポリタンテレビでの再放送でのタイムライン。CM含む。
(#11 00:19:00) →『御石様の親戚』は、撫牛さんでした。撫でると身体の同じ場所の不調が治ると言い伝えられています。……と、それだけなら「劇中と実際は違うんだ」で終わりなのですが、
(#11 00:20:53) →撫牛が据えられている礎石に注目。左手前だけが分かれていて、中央が開いた形、って劇中の御石様と特徴が似ていると思いません?
(#11 00:23:48) →#11 EDイントロで出てきた全景。八町睦の奉納日時計(?)との位置関係など良く描かれています。
(#12 00:05:52) →ここから第12話。表鳥居の扁額(と言って良いの?)。流石に社名は異なりますが、装飾の様子は良く似せています。
(#12 00:06:05) →表鳥居側の柵。劇中では木製に見えましたが、石柱です。ただ、この神社は三方に入口があり、東口は木製柵を使っていますので、そちらからの構図かもしれません。
(#12 00:06:24) →八町睦奉納日時計が撫牛の隣にあります。『睦』(むつみ)というのは、江戸時代に祭を盛り上げるため職人組合が人を出したことに由来する、町内や職場の同好会のような組織らしいです。『八町睦』(はっちょうむつみ)というのは牛嶋神社付近一帯の8つの町で組織する『東両国八町睦』だとか。
(#12 00:06:49) →撫牛の解説板はありますが、位置が異なります。書いていることはもっと異なります。第一、境内には『切り出した石』も何も無いし。
(#12 00:07:04) →何度か映っている横長の建物は、社務所です。正面に千鳥破風が設けられている分、長さに対しデザインのバランスが取れていますね。
(#12 00:07:17) →三輪鳥居を足元から……というより、神楽殿から見るとこんな感じになります(回転は意図的に加えます)。
(#12 00:23:05) →表鳥居の裏面です。……柵が石柱になっているなあ。やっぱりさっきのは東口の柵?
(#11 00:18:21)さて、これがちょっと難しい。作中の2場面は方向がまったく逆なのですが(夏海と優香が西側、凛子と紗季が東側)、そもそも牛嶋神社の周囲の樹木の背が高過ぎるため、境内から遠くの高層ビルなどどの方角でもほとんど見えません。この写真は南側の隅田公園で、池の近くのため樹木が切れた場所で南西方向を写しています。高層ビルが2、3見えるのはこれだけじゃないかな? ちなみに右のビルは墨田区役所です。
さて、隅田公園から南下します。清澄高校^H^H通りをちょっと通って駒形橋から江戸通り(R6)、新常葉橋、永代通りへ右折して東北本線を潜ると、
復元工事成った東京駅丸の内駅舎がある訳です。「チャリン子の旅」東京都編で工事中の姿を見てから2年半、ようやく見に来ることができました。
……予想していたけど、予想以上に、見に来た人が多いですね。まー最初の週末だからね……。
北側から駅舎へ接近した時の道路、比較的交通量が少ないんですけど、目の前の車がわざわざ途中で数秒だけ停まったんですよ。撮ってたね?
やはり丸の内駅舎を撮影するなら行幸通りからだろうという訳で、日比谷通りまで回って来てみました。……みんな考えることは一緒だよね。
行幸通りに並べられているコスモスの花壇越しに撮影している人が居たので、真似してみました。中央口が花に埋もれたような感じです。
この角度だと広く写せます。……しかし、どんだけ人多いんだよって言いたくなりますな。
これは東京駅ではなく、三菱一号館美術館です。これ自体は2010年に再建されたものですが、元々の設計を忠実に再現しており、そして旧一号館の建築は1894年(明治27年)ですから東京駅より遥かに古い建物でした。
鍛冶橋・京橋から東海道(R15第一京浜)に出、八ツ山橋から旧東海道、今回は大森(平和島)でも旧街道を通り……品川の旧街道と比べて走りにくいなあ……、蒲田まで。
ようやく本来の目的であるPiOへ到着しました。時刻は11:49、会場11分前です。隅田公園を出たのが10:40で、途中昼食(!?)も摂っているため、間に合うとは実は思っていなかったのですけど、間に合ってしまいました。あ、一般入場です。
待機列中で撮った、京急本線・空港線の高架分岐。完全供用ももうすぐですね。
今回のGLFは大展示ホール半面であるにも関わらず、待機列が正面4折り返し側面1折り返しになるまで延びたので、最初の混雑は結構厳しいだろうなあ……と思っていました。入場したら、これまた想像以上で、進めない進めない。M.O.M.発行準備組合さんのスペースは島中なのでいきなり行くのは難しいだろうと考えて、外周を1周くらいするつもりで居ましたが……それでも全然解消されませんよ。ちょっと島中に入ったら、身動き取れなくなりました。それでも島を脱出して、更に外周を半周したら、どうにか動けるようになりましたけど。一部通りかかったところで買物してから、M.O.M.発行準備組合さんの所へ行って、そのまま売り子します。
最終的に、最初と合わせて3回買いに立って、以下の戦利品を獲得しました。
以上、総支出はカタログ別で3,600円(検算なし)。『夏色キセキ』本を出すとカタログに書いていたサークルさんもあったのですが、行ってみたら見当たりませんでした。コピー誌完売だそうでしたので、それだったのかな。
でも、それより何より、『Φ』本を手に入れてしまったのが最大の収穫ですよっ。『Φ』の本は滅茶苦茶希少なんですから。そしてこれまでに手に入れた本(僅かに2種3冊)は、内容には手放しで喜べないものでしたから……今回のは評論本ですが、間違いなく満足できる一冊になりました。これで『同人的には不遇』なんて言わなくて済みます。
閉会より少し早く撤収し、歩道橋まで登って、
国道15号(第一京浜・東海道)と東京都道311号環状八号線の交差点を立体交差化する工事が進んでいます。その工事中の地下道が、ここから真っ正面に見えるのです。大幹線道路なのにまだまともに舗装されていない地盤って、燃えますね!
反対側は、京急蒲田(空)第一踏切。今も地上を列車が通り、道路交通の重大なボトルネックになっていますが(ついでに、この区間は単線なので鉄道運行に於いてもボトルネック)、10月21日ダイヤ改正で高架線が供用されることになっており、いよいよ踏切廃止も間近です。高架化工事自体は、仮設橋梁の撤去や駅施設整備などでまだ続きます(中央本線の高架化工事が今も続いているのと同様ですね)。
なお、道路右側にも工事地区が見えますが、バスターミナルが建設されるみたいです。
さて、帰宅への道。環八を北上するのですが、この経路では途中に上高井戸一丁目交差点(国道20号=甲州街道)という自転車殺しの交差点があります。何かというと、直進する立体交差は軽車両通行止、側道は直進禁止!
なのでここを迂回できる経路が無いかと探してみたんですよ。そして見付けたのが、小田急小田原線の高架を潜った直後にある環八船橋交差点。ここを左折すると、住宅地内の2車線道になり……
塚戸十字路で千歳通りと交差します。ここのクランク状直進路は、一方通行出口で車両進入禁止ですが、『自転車を除く』と補助標識が付けられていますので、直進します。今度は完全な住宅地内の一車線道です。
榎交差点で都道118号調布経堂停車場線(左右方向)と交差しますが、ここを直進……まだ1車線道ですが、正面を塞いでいる歩道、明らかに『三角形』ですね。拡幅路に挟まれて変なことになったけど、実際にはこちらが本道ですな。
で、結局この道は何かというと、このまま進んで京王本線・旧甲州街道を渡り、更に甲州街道(R20)を越えると、そこから吉祥寺通り(都道117号世田谷三鷹線)になるんです。ということは吉祥寺までまっすぐ行ける訳で。
勿論途中で中央自動車道の高架下を潜りますが、三鷹通りとは違ってここでも前後でも一切の急勾配がありません。疲れた脚でも走り易い道です。
PR117とPR114を繋ぐ新川交番前交差点付近(東八道路)でちょっと複雑な渡り方をしなければいけないけど、上高井戸一よりは遥かにマシ。そのまま吉祥寺駅前まで行って、井ノ頭通りへ左折して……
……すぐ先のローソンへ辿り着くより前に、ハンガーノック発症orz いやー、やっぱり、新橋での補給は昼食とは呼べませんでしたからね。空腹状態のままずっと走るのは、平坦路であっても避けなければなりません。とはいえもう武蔵野市内、今日の旅ももう終わりに近いです。まあ家に帰って食事の支度をして食べるまでが億劫ですから、途中で食べて行きましょう。
帰宅は18:40くらい。
連荘になっていますが、今日もamazon.co.jpより、
以上到着。『10枚』のうち3〜8枚目です。残り2枚は未発売なのでもうちょっと後で。……ということで、前作のうち未購入だったものも補完しました。ドラマCDだけは今もなお買うつもりありませんけどね。